
こんなふうに思ったことありませんか?
病院看護師を経験して在宅看護に興味がある方、また看護師としての経験は浅いけれども在宅看護に興味があるという方、訪問看護ステーションを自分で経営してみようかと考えている方、様々だと思います。
ぜひそんな方に読んでほしい記事です!
2025年に団塊の世代と呼ばれる1947~49年生まれの方たちが後期高齢者になるのに伴い、日本の医療介護のニーズがピークを迎えます。
入院日数の短縮化で在宅療養の需要が高まり、訪問看護師の数は現在の2.5~3倍必要だといわれています。
訪問看護に興味を持っても、病院とは環境がかなり違うことから、なかなか簡単には応募や転職の決断はできませんよね。
ここでは、たくさんある訪問看護の魅力から5つ紹介していきます!
参考にしてみてください。
目次
訪問看護の魅力を5つ紹介
訪問看護の魅力①:利用者さんと密に関わることができる
病院勤務では多くの担当患者さんとかかわりを持てる反面、
「もっとゆっくりと一人一人の患者さんと関わりたいな」と思ったことはありませんか?
訪問看護では、訪問時間内に関わる利用者さんはお一人だけ。
しっかり向き合い、その方だけに意識を向けることができます。
利用者さんと家族の望む看護を考え、関係も徐々に深まっていきます。
感謝されたときの喜びはひとしお。
病院での速い展開とは異なる看護を経験することができます。
訪問看護の魅力②:ワークライフバランスを大切にできる

訪問看護では夜勤がない場合がほとんどです。
若いうちは余裕だった夜勤も年々大変になってきますよね。
ほとんどの訪問看護ステーションが24時間対応をとっていますので、自宅待機のオンコールの当番があります。
しかし、職場によっては必須ではないことや、回数が相談できます。
面接時に詳しい内容を確認しておくことで、自分の望んだ働き方ができるでしょう。
また、病院と比較して、時間外の委員会や勉強会などが少ないこともメリットのひとつです。
現在子育て中の方や、今後出産をして育児をしながら仕事を続けていきたいという方にもとても適しているといえます。
訪問看護の魅力③:自分の課題が見つかる

これまでの職場で問題なく毎日働けていた看護も、環境が変わると、また新しい側面を見ることになります。
医師の指示のもと行っていた処置や看護も、在宅の場では、訪問看護師が状態に合わせて判断していくことも多いです。
状態の変化を見つければ適切な判断のもと処置をしながら、管理者や医師、ケアマネジャー等、他職種に報告することが必要です。
利用者さんや、家族との関係が上手くいかないこともあるなど、これまでとは異なる体験に、大変だな、つらいな、と思うこともあるかもしれません.
しかしそれはまた、周りの看護師もきっと同じ気持ちです。
大変なことも自分の課題だと前向きに受け止めることで仕事にさらなるやりがいを持てるでしょう。
訪問看護の魅力④:お給料が高め
在宅看護のニーズが高まる中人員確保は大きな課題です。
夜勤がなくても病院勤務とお給料が同じくらい、またはそれ以上の訪問看護ステーションが増えてきています。
また、パートでも賞与がある会社も増えてきています。
お金のことを考えることは何も悪いことではなく、労働の対価ですから、むしろ大切な事です。
訪問数により手当がつく場合もありますので、これまで以上のお給料を、と考えている方は、
条件に合う訪問看護ステーションを探してみてはいかがでしょうか?
訪問看護の魅力⑤:新しいことに挑戦できる
訪問看護ステーションは看護師や理学療法士・作業療法士などのセラピストが主体の組織です。
常勤換算人数2.5人から開設することができ、看護師やセラピストが経営することももちろん可能です。
自分の思う看護を実現しながら地域や社会に貢献しながら会社経営をするということができるのは、訪問看護の大きな魅力のひとつです。
経営は簡単な事ではありませんが、必ず大きく自分を成長させることができるでしょう。

参考になりましたでしょうか?
訪問看護ステーションのほとんどは病院のように大きな組織ではないので、就労環境は臨機応変に対応してもらえる場合も多いです。
全国的に訪問看護ステーションが増えてきていますし、ステーションの規模や、医療度や介護度などによってもかなり変わってきます。
これからどんどん地域に看護師の活躍の場が広がってきますので、是非みなさんの力を活かしていただきたいと思います。
それぞれの特色がありますので、訪問看護に関わってみようと思ったら、たくさん情報収集をして自分の希望する看護や、働き方に合った職場を見つけてください。
「訪問看護を経験してみたいけど実際どんな感じなんだろう?大変なのかな?いいところはどこだろう?」