福利厚生とは?わかりやすく解説します!

福利厚生とは、会社が労働者に提供する賃金以外のサービスを指します。

訪問看護ステーションにおいては、働く看護師やリハビリスタッフに提供する賃金以外のサービス(制服、家賃、交通費など)のことです。

今回は、訪問看護ステーションが人材定着を図るに当たって重要な役割を果たす「福利厚生」についてわかりやすく解説していきます。

ぜひ、参考にしてください。

 

福利厚生とは?わかりやすく解説します!

「福利厚生」には大きく分けて、「法定福利厚生」と「法定外福利厚生」の2種類があります。

 

法定福利厚生とは?

法定福利厚生とは、その名の通り法律で決められている福利厚生のことです。

法定福利厚生にかかる費用は、法定福利費として処理され非課税となります。

 

法定外福利厚生とは?

法定外福利厚生とは、法律で定められていない福利厚生のことです。

訪問看護ステーション(会社)が働くスタッフのことを考えて独自に提供する給料・法定福利厚生以外のサービスを指します。

 

法定外福利厚生を導入すると以下のメリットがあります。

 

メリット
  • 人材が集まる
  • 離職率を下げる
  • 節税できる
  • 職員のモチベーションアップ

 

 

法定外福利厚生には、以下のデメリットもあります。

 

デメリット
  • コストがかかる
  • 管理が大変
  • 利用率の差が生じる

 

法定外福利厚生の導入には手間と労力がかかります。

人材不足が叫ばれる訪問看護ステーションにおいて人材を集め、職員の定着率を図ることが出来る法定外福利厚生はデメリットよりもメリットが大きいと言えます。

 

福利厚生の種類とは?

福利厚生にも様々な種類があります。

以下では、法定福利厚生、法定外福利厚生の種類についてわかりやすく解説します。

 

法定福利厚生の種類

法定福利厚生の種類は主に6つです。

 

  1. 健康保険料
    →訪問看護ステーションと訪問看護ステーションの職員で5:5にて負担する
  2. 介護保険料
    →訪問看護ステーションと訪問看護ステーションの職員で5:5にて負担する
  3. 厚生年金保険料
    →訪問看護ステーションと訪問看護ステーションの職員で5:5にて負担する
  4. 雇用保険料
    →訪問看護ステーションが2/3、訪問看護ステーションの職員が1/3にて負担する
  5. 労災保険料
    →訪問看護ステーションが全額負担する 職員は負担なし
  6. 子ども・子育て拠出金
    →訪問看護ステーションが全額負担する 職員は負担なし

 

上記以外の種類にも障害者雇用納付金、労働災害補償の費用も法定福利厚生に含まれます。

 

法定外福利厚生の種類

法定外福利厚生は訪問看護ステーション(会社)が独自に導入するサービスなので種類は多岐に渡ります。

その中でも大きく分けると以下の7種類に分類できます。

 

  1. 住宅
    →住宅手当、家賃補助、社宅などを指します。
    最近は、「住む場所にこだわりたい」と考える方が増え福利厚生として社宅を導入するよりも家賃手当を高く設定する訪問看護ステーションが増えています。
  2. 医療・健康・介護
    無料健康診断・人間ドック・メンタルヘルスケアはこちらに分類されます。
    看護師、リハビリは医療を担う職種であり健康第一です。そのため、健康診断やメンタルヘルスケアを福利厚生として導入する訪問看護ステーションは多いです。
  3. 慶弔・災害
    慶弔・災害見舞金・遺族年金・遺児年金等を指します。
    →訪問看護ステーションで働く職員に何かあったときに支援するサービスです。
    厚生労働省によると訪問看護ステーションに関わらず全ての会社の90%が導入している福利厚生です。
    こちらは時代によって需要が変わりやすい福利厚生制度においても変わらず需要の高い福利厚生です。
  4. 育児・介護
    法定外の育児・介護休暇・保育園の設置等を指します。
    →訪問看護ステーションで働く看護師の多くは女性ですのでライフスタイルがめまぐるしく変化します。そのため、訪問看護ステーションにおいて需要の高い福利厚生と言えます。人材を確保するためにも訪問看護ステーションが力を入れたい福利厚生です。
  5. 自己啓発・財産形成
    看護知識普及のためのe―ラーニングの導入、資格取得支援、セミナーへの参加費用の負担等を指します。
    →医療知識は毎年のように変化しますので自己啓発を援助している訪問看護ステーションは多いです。
  6. レクリエーション
    ジムの割引券や飲み会の費用負担はこちらにあたります。
  7. その他
    食事補助や上記に含まれない福利厚生に関してはこちらに分類されます。

 

どんな福利厚生がある?訪問看護ステーションの福利厚生の例

「どんな福利厚生があるのか知りたい」と考える訪問看護ステーション管理者の方も多いかと思います。

そこで以下では実際に導入されている訪問看護ステーションの福利厚生についてご紹介します。

 

訪問看護ステーションA
  • 全国・海外に契約保養所を用意
  • 書籍や映画のチケットの割引サービス
  • 定期スポーツクラブをお得に利用できるサービス
  • 認定看護師資格取得助成制度
  • 看護師特定行為研修制度
  • 通信教育制度

 

たくさんの福利厚生があって働く人が自分のQOLを大事にしながら働けそうですね!

 

 

訪問看護ステーションB
  • インセンティブ手当
  • オンコール手当
  • エンゼルケア手当
  • SNS手当
    →所属事業所が会社のSNSに投稿した場合に所属している職員に対して給料がアップする。
  • 誕生日プレゼント
  • 会社が認めた日手当
  • 成人式休暇
  • 行政手続き休暇

 

働く職員を大事にしていることが伝わってきますね!

 

 

訪問看護ステーションC
  • 結婚・出産祝い金・慶弔金
  • 生命保険
  • キャリアアップ奨学金研修制度
  • 駐車場補助
  • 歓送迎会・忘年会・新年会

 

看護師がキャリアアップしつつ働きやすいような福利厚生が導入されていますね!

 

 

まとめ

今回の記事をまとめると下記の通りです。

 

まとめ
  • 福利厚生には法律で定められた法定福利厚生と訪問看護ステーションが独自で導入する法定外福利厚生がある。
  • 法定外福利厚生を導入するとコストや手間がかかる等のデメリットがあるが、人材を集め定着率をアップさせるなどのメリットがたくさんある。

 

訪問看護ステーションに「人材が足りない」、「人材が定着しない」と悩んでいる訪問看護ステーション管理者の方は福利厚生を充実させていくのも1つの手です。

 

他の訪問看護ステーションを参考にしながら独自の福利厚生を導入してみてはいかがでしょうか?

 

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