次世代訪問看護師紹介vol.43|原田優太さん

関口
「次世代訪問看護師」は、訪問看護の現場で実際に働いている人たちの働き方や想いを紹介するコーナーです。

今回は、滋賀県大津市で管理者として働く原田優太さんをご紹介します!

 

お名前

原田さん

原田優太です。

よろしくお願いします!

 

働いている地域はどちらですか?

原田さん

滋賀県大津市で働いています。

大津市は、滋賀県で一番人口が多く、訪問看護ステーションも多い地域になります。

 

働いている職場(事業所)を教えてください

原田さん

日本リハビリ訪問看護ステーションで管理者として働いています。

若いスタッフが多く、リハビリ職が多いことが特徴です。新卒で入職したセラピストも在籍しています。

 

現在の仕事以前の職歴や経歴を教えてください

原田さん

総合病院で4年3ヶ月勤務していました。

最初は外科病棟にいたのですが、病棟編成があり、地域包括ケア病棟に変わりました。退院支援なども行っていくなかで、より在宅での看護に関心を持つようになりました。

2年で異動となり、混合内科に勤めるようになりました。糖尿病の方が多かったので、食事管理や血糖管理などを実施していました。

手術前後、退院支援など広く見れたことは、とてもいい経験になりました。

 

現職(訪問看護師)歴は?

原田さん

2018年の7月から訪問看護師をしています。

 

訪問看護に興味を持ったきっかけは?

原田さん

好きな服屋さんへ遊びに行った時に服屋の社長から、現在働いている職場の社長が看護師を探していると紹介を受けたことが最初のきっかけでした。

病棟勤務をしている中で、忙しさから患者さんと話せないことのジレンマを感じていたので、訪問看護にはもともと興味がありました。

しかし、奨学金を借りていたことと、1年目から訪問看護は難しいのではと思い、常勤での勤務は断り、バイトで月に数回働いていました。

 

関口

最初は、バイトで働いていたんですね!

そこから常勤になろうと思ったのは、何かきっかけがあったんでしょうか?

 

原田さん

今の会社に転職を決めたきっかけは、看護師としてだけでなく人としての人間力を重要視している会社の理念に共感したからです。感謝する心や、一人の人として利用者さんと向き合う姿勢に心打たれたました

でも転職を決意したのは突然で・・・仕事終わりにシャワー浴びていたら、突然「訪問看護にいく」って頭に振ってきたんですよ。私も不思議なんですが。(笑)

お風呂出て、すぐに訪問看護ステーションに連絡をして、翌日には採用が決まりました。その数日後に元々予定されていた師長との面談があり、退職したい旨を伝えました。

今思うと、凄いタイミングだったと思います。

 

訪問看護を始める前に感じていた、訪問看護のイメージは?

原田さん

在宅実習でALSの人を受け持ったので、呼吸器がついていたり、ケアも多くてベテランにしか出来ないものというイメージがありました。そのステーションで働いていた人たちも、副師長クラスの人ばかりだったのもありますね。

また、一人で訪問しなくてはいけないので不安もありました。

 

実際に始めてみて変わった・感じる訪問看護の世界

原田さん

一人での訪問に最初は不安がありましたが、それは知識不足と経験してなかったからだと気づきました。

一人で訪問することで、自分自身で主体的に考える癖やアレンジ力が身につき、看護師としての成長速度は病棟よりも早いと実感しています。

 

関口

一人での訪問の怖さは、最初の壁になりますよね。

原田さんのSNSでの発信で訪問看護のイメージがついて怖さが軽減され、勇気づけられる人が多いのではないかと思いました。

 

原田さん

「一人でも多くの若手看護師を在宅の世界へ」という思いでインスタグラムで情報発信しています

2025年には、訪問看護師が15万人必要と言われている中で、現在4万人しかいなにという現状を打開していきたいと思っています。

また、業界的に若手が少なく、同じステーション内で相談できる人がいない、同期がいないという声が多くあり、その人たちが話し合える横のつながりを作っていきたいと思い、2021年4月に「訪問看護school V N S」を開設しました

 

訪問看護でやりがいや喜びを感じること・嬉しかったエピソードはありますか?

原田さん

40代の末期癌の方の訪問は、とても印象に残っています。ご家族さんとも仲良くさせていただいていたので、気持ちが入り込み、自分自身の精神的なセルフマネジメントも難しいと感じていました。

ご本人は、ご家族さんとともに過ごした住み慣れた自宅でできる限り過ごしていきたいという想いがあり、それをサポートできたことはすごく良い経験になりました。

ご家族さんに、「原田さんのおかげで、先生に無理って言われてたけど、たくさん家で過ごせたよ」って言ってもらえた時は、本当に一人の人としても感慨深い気持ちになりました。

 

関口

無理かもと思っていたその人の希望を叶えることができた瞬間は、言葉にできないものがありますよね。

 

原田さん

最近だと、呼吸器系の疾患の方で、肺が40%しか機能していないけど依頼が入浴介助の方が印象的でしたね。「お風呂に入れるなら死んでもいい」という本人の強い希望のある方でした。

看護師としてのアセスメントは入浴NGですが、一人の人としては、可能な限り叶えてあげたいという思いがありました。

主治医の先生とケアマネ、本人、家族にリスクの確認と説明を行い、お風呂に入ることができました。お風呂に入れたことで、利用者さんの表情や声が変わり、介入できて良かったなと思いました。

 

働く中で、大変だった・苦労した場面やエピソードを教えてください

原田さん

在宅の現場だと、病院のように物品が整っていないことが多々あるため、自宅にあるものでアレンジしなくてはいけない時などは、少し大変ですね。

包帯がないので、ふきんを切って包帯にアレンジしたこともあります。

 

関口

物品がないのは、あるあるですね。

先生処方してよ!って心の中で思いながら、しょうがないので自宅にあるもので工夫して頑張るしかないですね。(笑)

 

これから先、どんな訪問看護師になっていきたいですか?

原田さん

看護技術や知識はもちろん大切ですが、それだけではできないのが訪問看護だと思っています。看護師以前に、一人の人として利用者さんと関わることを意識しながら、人としても更に成長していきたいです

その結果、看護師、訪問看護師としても、相手の立場にたって、物事を考えることができ、他者が求めているニーズをいち早く把握することができるのかなと思います。

「関わる全ての人と共に幸せになる」という想いがあるので、幸せの輪を広げられる訪問看護師で在りたいです

 

関口

素敵な理念ですね!

原田さんが運営している訪問看護schoolの今後の動向も楽しみです!

貴重なお話しを聞かせていただき、ありがとうございました。

 

原田優太さんの活動紹介

日本訪問リハビリ訪問看護ステーション

Instagram

Twitter

・訪問看護school VNS ホームページ

 

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関口
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