
目次
診断の3STEP
上記の図は、敗血症と敗血症性ショックを診断するためのフローチャートです。
STEP1
発熱や黄色の痰、尿路感染などの要因で感染を疑ったら、敗血症の診断のための指標であるqSOFA(クイックソーファ)を確認します。
Yesの場合、臓器障害の評価を行います。
訪問看護で行うのは、STEP1までになり、qSOFAで敗血症を疑うことが大切です。
STEP2
SOFAは臓器評価と敗血症の診断を行うためのスコアです。
呼吸のP/Fratioは、PaO2÷FiO2で求められます。
FiO2は酸素濃度のことで、どれくらいの酸素濃度の補助でその値になっているかを確認するために計算を行います。
肝臓はビリルビン値で確認します。
心血管系は低血圧かどうかを評価します。
平均動脈圧でみることがポイントです。
中枢神経系はGCSで確認します。
腎機能はクレアチニンと尿量でみます。

SOFAについて、次回詳しく解説します。
STEP3
敗血症と診断されたら、輸液を行います。
十分な輸液負荷にも関わらず、以下の2つを満たす場合敗血症性ショックと診断されます。
平均血圧≧65mmHgの維持に循環作動薬(ノルアドレナリンなど)が必要
血清乳酸値 >2mmol(18mg/dL)

敗血症性ショックを防ぐために、qSOFAが重要となります。
qSOFA
qSOFAは、呼吸数、収縮期血圧、精神状態の変化で評価します。
スコアが2点以上で、該当となります。
SIRS(全身性炎症反応性症候群)
もう一つ敗血症の評価に役立つSIRSを紹介します。
高サイトカイン血症を評価する指標で、以下の項目で判断します。
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今回は侵襲の『敗血症』について、詳しく説明をしていきます。