
目次
上室性不整脈
心房細動(Af)
心房細動(Af)では、心房の電気刺激が多くなり、振えが350〜700回/分になり、中継点である房室結節が不規則になります。
心室に全て流れるわけではなく、心室の収縮は120〜160回/分程になります。
脈拍が早く、触知も弱い状態が治らない場合は救急要請をしましょう。
心房の振えのことをf波と呼びます。
心房細動では、心室の収縮であるR-R間隔が不規則になり、下の心電図のような波形になります。
心房粗動(AF)
心房粗動は心房細動に似ていますが、心房細動と違い決まったところが電気刺激が心房内を回ります。
右心房の振えは約300回/分で、2から4周に1回心室に伝わるといわれています。
心室の収縮は80〜150回/分程です。
心房粗動の場合はF波と呼ばれ、R-R間隔は部分的に規則的です。
発作性上質性頻脈(PSVT)
発作性上室性頻脈は、本来はない電気の流れが生じ、心室の電気刺激が上室まで戻ってしまいます(副伝導路)。
150〜200回/分の規則的な脈拍になります。
心室の収縮も150〜200回/分になると言われています。
R-R間隔は規則正しく、P波がはっきりしない特徴があります。
頻脈を見つけた時の対応方法

頻脈を見つけた際の対応方法を3つのステップで解説します。
Step1
頻脈を見つけたら100回/分以上かどうかを確認し、QRSの形を確認します。
QRSが幅広かったら重症性のある心室性の不整脈の可能性があります。
幅が狭い場合は上室性の不整脈を考えます。
Step2
R-Rの間隔を確認し、不規則なら心房細動、心房粗動を考え、規則的ならPSVTなのかサイナスなのかを考えます。
Step3
心房細動、心房粗動の可能性がある場合は、QRSの前を確認し見分けます。
PSVT、SRの見分け方は、P波の有無で見分けます。

次回は徐脈について解説していきます。
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今回は頻脈について解説していきます。
頻脈性不整脈の見方について理解できるようになりましょう。