訪問看護師になるには?必要な資格や身につけておきたい看護技術を徹底解説します!

 

 

訪問看護師になりたい!
でも、訪問看護師になるにはどうしたらいいの

 

 

訪問看護師になるには、どのような条件があるのでしょうか。

また、訪問看護師になるために必要な看護技術はどのようなものがあるのでしょうか。

今回は、訪問看護師になるために必要な資格や看護スキルについて具体的に解説していきます。

訪問看護師になりたい!とお考えの方は、ぜひご一読ください。

 

訪問看護師になるには?

必要な資格は正看護師、准看護師の資格

訪問看護師になるために必要な資格は、正看護師または准看護師の国家資格です。

それ以外に必要な資格はありません。

事業所によっては車での訪問を行っており、運転免許証が必要となる場合もあります。

 

看護師として経験は必要?

事業所の求人募集内容によっては、3年から5年の看護経験がある看護師さんを優遇していることもあります。

しかし、訪問看護協会や各ステーションの教育体制の充実により、新卒で訪問看護を始める方も増加傾向ではあります。

次の項目に出てくるような看護技術は身につけているといいと思いますが、必要な場合にはステーション内または外部研修を受講して学ぶこともできます。

 

訪問看護師として働くには?

訪問看護師として働くには、訪問看護ステーションまたは病院及びクリニック(診療所)の訪問看護部門に所属する必要があります。

各事業所によって様々なカラーがありますので、ぜひ近隣の訪問看護事業所を検索してみてください。

 

訪問看護師に必要な看護スキルは?

訪問看護師が行うことの多い看護

 

令和2年8月の厚生労働省の報告では、訪問看護で行われることの多いケアは以下のようになっています。

要介護3の場合

 

1位 病状の観察

2位 排泄の援助

3位 本人の療養指導

4位 家族等の介護指導、支援

5位 身体の清潔保持の管理、援助

 

 

 

病状の観察

訪問看護は基本的に疾患がある利用者さんを対象としているため、病状の観察は必須です。

疾患に関する知識や、身体症状の変化を観察する力が必要となります。

訪問看護で関わる疾患は、診療科の制限がなく多岐にわたります。

そのため、全ての疾患を暗記する必要はありません。

自分の関わったことのない疾患を抱えた利用者さんがいる場合には、その都度情報収集して学びを深めます。

基本的なバイタルサイン測定、フィジカルアセスメントは必要な看護技術といえます。

 

排泄の援助

訪問看護のケアの中で、排泄の援助は非常に多いです。

身体状況や服薬の影響により便秘傾向の方や、経管栄養や消化器疾患などにより下痢症状のある方に対し、訪問看護師による排便コントロールを行います。

おむつの交換からカテーテル管理まで、排泄に関するケアに関する看護技術を必要とします。

今まで出会ったことないケアもあるかもしれませんが、最初は先輩看護師とともに同行して技術を習得できるので安心です。

 

本人の療養指導

 

在宅では看護師がいつでも近くにいることができず、基本的には自己管理や家族の協力のもとで療養します。

利用者さんへの療養指導は、利用者さんの生活を支える要となります。

利用者さんの理解度や病状に合わせた説明や、自己管理の方法の提案、評価、修正などを行います。

家族等の介護指導、支援

上記のように、在宅での療養をおいては家族の介護を必要とする場合もあります。

医療的な管理が必要な状態で退院する利用者さんも増えています。

主介護者となる家族がわかりやすく、かつ家族の健康破綻を起こさない介護方法を提案していく必要があります。

在宅では療養環境が家庭によって異なり、個別性の高い関わりが重要です。

 

身体の清潔保持の管理、援助

 

清潔ケアは病院や施設での看護と同様に、在宅でもよく行われるケアです。

自宅環境に合わせて安全に実施すること、また利用者さんの病状に合わせて苦痛のない安楽な清潔ケアであることが求められます。

 

訪問看護師が行うことの多い医療処置

 

同じく令和2年8月の厚生労働省の報告では、訪問看護で行われることの多い医療処置は以下のようになっています。

要介護3の場合

1位 服薬管理、点眼等の実施

2位 褥瘡予防

3位 浣腸、摘便

4位 緊急時の対応

5位 褥瘡以外の創傷部の処置

 

訪問看護で行われる医療処置は、利用者さんの一部重症度により大きな開きがありますが、ほとんどが介護度に関わらず行う可能性があるものと言えます。

上記の表右に記された医療処置について、知識や看護技術があると安心です。

しかし、中には「これはできるか自信がない」というものがある方もいるでしょう。

大丈夫です、同じように感じている方がたくさんいます。

そして、全ての医療処置に自信を持つことができなくても、訪問看護師にはなることができます

現在は、訪問看護協会や各地域の研修制度が充実しており、またサポート体制をしっかりと備えた訪問看護ステーションも増えています。

訪問看護への就職を検討し、面接を受ける際にはぜひ事業所の教育体制やサポート体制について確認してみてください。

 

また、各訪問看護ステーションの特色により、必要な医療処置も変わってきます

例えば、医療依存度の高いがん末期や難病の利用者さんが多い事業所では、多様な医療処置が必要となる場合が多いです。

就職先を検討する場合には、事業所の特色をよく聞いて自分に合った事業所を探してみてくださいね。

 

まとめ

 

今回は訪問看護師になるために必要な資格や、身につけておきたい看護技術について解説しました。

上記にまとめた知識や看護技術を完璧に揃えていないと訪問看護師になれないのか?

いいえ、そんなことはありません。

訪問看護は、病院での看護と同じく、お互いを助け合うチームです。

先輩訪問看護師も、かつては新人でしたし、1人で最初からなんでもできた人はいないはずです。

入職時にできなかったことは、半年後、1年後にはきっとできるようになっています。

訪問看護で困った時には、ビジケアが頼れる先輩訪問看護師として、いつでもここでお待ちしています。

ぜひ安心して、訪問看護の世界に飛び込んできてくださいね。

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ABOUT US
石澤 明日香
埼玉県在住/看護師/急性期総合病院にて6年勤務後、訪問看護ステーションで5年半勤務。令和4年9月に訪問看護ステーションアスエイドを開設、代表取締役兼管理者を務める。そのほか重度訪問介護事業所にも所属し介護士として障害を抱える方への支援や訪問看護に特化したブログ「ウチくる看護」の運営を行う。/趣味は料理とホームパーティ