次世代訪問看護師紹介vol.51｜濱田夢香さん

濱田夢香です。

よろしくお願いします！

大阪西区エリア周辺で働いています。

アワーズ訪問看護ステーションで働いています。

若手半分、ベテラン半分の6人で今はやってます。大阪の西区を中心に５kmがエリアで、精神から小児まですべての対象を見ています。

学生時代から訪問看護に興味があったんですが、まずは病棟で３年くらい修行してから行こうと思い、病院に入職しました。

病院で働いていくなかで「患者さん」として関わることに違和感があり、「その人自身」をみる看護がしたいと思い、兼ねてから関心のあった訪問看護に挑戦しました。

今年の11月で３年目になります。

在宅実習の時に丁寧に関わる看護をみて「住み慣れた地域・お家でその方らしく生活できる」看護の仕事に携わりたいと思いました。

あとは、性格的にもおっとりしてるので、急性期は向かないと思ってました。

ベテランさんの世界というイメージでした。１人で訪問してその場で１人で判断して、全部１人でできなくてはいけないと思っていました。

また、利用者さんやその家族にじっくりと関わることができ「その人に合わせた暮らし」に対する支援ができる、素敵なお仕事なんだろうなと考えてました。

１人で看護をしているわけではなく、チームで利用者さんを支えているということを知りました。

訪問は１人で行きますが、困ったことがあれば先輩に電話して対応できるので、必ずしも１人で全てできないといけないという訳ではないと感じました。

とは言いつつも、自分で出来ることは拡大していきたいので、看護アセスメント力・提案力・多職種との連携面などは、先輩の背中をみながら学びの毎日です。

あと、これは入ってから気づいたことですが、事務作業が意外と多いなと思います。電話対応や書類の送付、制度のことなども学べるのは訪問看護ならではだと感じます。

COPDの少し気難しいご利用者さんがいるのですが、身体機能が落ちてきて入浴にもなかなか入れず、口数も最近少なくなってきていました。

「このままでいいのかな」と思い、先輩や他職種の皆さんと相談した結果、区分変更して訪問リハと福祉用具が導入されました。そしたら、少し機能が改善して、よく話してくれるようにもなったんです！

自分の関わりで、笑顔になってくれるがいるのは、すごく嬉しかったですね。

ケア中にネズミが真横を走り去った時は、心臓止まるかと思いましたね。

他にも、預かっていた鍵を忘れて事務所に取りに帰るとか、点滴が入らないとか、自転車事故とか・・・失敗談はいろいろありますね(笑)

その人らしい生活ができて、完璧じゃなくても「これでよかったな」と思って最期を迎えることができるサポートをしていきたいです。

困りごとや不安なことに対する看護だけでなく、１人の人として、利用者さんの好きなことや楽しいことも一緒に探していく＂伴走者＂でありたいです。