次世代訪問看護師紹介vol.52|松本彩花さん

関口優樹
「次世代訪問看護師」は、訪問看護の現場で実際に働いている人たちの働き方や想いを紹介するコーナーです。

今回は、新卒で訪問看護ステーションに入職した松本彩花さんをご紹介します!

 

お名前

松本さん

松本彩花です。よろしくお願いします!

 

働いている地域はどちらですか?

松本さん

島根県松江市で働いています!

 

働いている職場(事業所)を教えてください

松本さん

医療法人同仁会訪問看護ステーション友喜です。

精神科病院の附属ステーションです。訪問は精神、身体どちらも対象としています。

 

現在の仕事以前の職歴や経歴を教えてください

松本さん

看護学校を卒業後、学士を得るために大学に編入し、大学に通いながら介護施設で看護師としてアルバイトをしていました。

大学を卒業後に、新卒で現在の訪問看護ステーションに入職しました。

 

現職(訪問看護師)歴は?

松本さん

2年目になります。

 

訪問看護に興味を持ったきっかけは?

松本さん

大学時代での実習での経験が大きいですね。病棟実習で受け持った患者さんに「家に帰りたい」と何度もおっしゃる方がいました。

理由を聞くと「自分が建てた家で家族とご飯が食べたい。それだけでいい」と話され、看護師に相談しました。しかし、身体の状態が安定せず家族も不安で外泊や外出はできないとのことで、家に帰れないまま亡くなられました。

「家に帰りたいけど、帰ることができない方」の希望を叶えたいとずっと考えていたとき、在宅の実習で訪問看護を知り「これだ!」と思ったのがきっかけです。

 

訪問看護を始める前に感じていた、訪問看護のイメージは?

松本さん

ベテランの看護師が働く場所というイメージでした。

1人で訪問するため幅広い知識や技術、判断力が必要で、新卒では難しい分野というイメージだったので、馴染めるだろうか・・・と不安でした。

 

関口優樹

「訪問看護は臨床経験5年以上」という暗黙の了解が業界に根強いていて、先生から否定されたりすると、余計に不安になったりしますよね。

松本さんは、新卒で訪問看護師になろうと思った時に反対されたり、逆に応援された経験はありますか?

 

松本さん

大学の進路担当の先生には「絶対無理だよ」って言われましたね。どうしても訪問看護に行きたくて、自分で就職活動をしていたんです。

でも、なかなか情報がなくて・・・そんな時に在宅の先生が紹介してくれて、現在の職場に出会えました。在宅の先生は、新卒で訪問看護師になることを応援してくれた心強い味方でした。

 

実際に始めてみて変わった・感じる訪問看護の世界

松本さん

訪問に1人で行くのが不安だったんですが、慣れるまで同行訪問をしてくださったり、困ったことがあれば電話で相談して一緒に対応できるので、すごく心強かったです。

若手が少ない職場なので馴染めるかも最初は心配でしたが、職場の雰囲気が良くて、すぐに居心地の良い場所になりました。

 

関口優樹

訪問には1人で行くので「全部その場で、自分1人でやらなくてはいけない」という不安を抱える人が多いですが、仲間を頼りながらやる方が良い看護を提供できるし、看護師自身も安心してできるんじゃないかと私も思います。

 

訪問看護でやりがいや喜びを感じること・嬉しかったエピソードはありますか?

松本さん

利用者さんの笑顔を見られることが、やっぱり1番嬉しいですね。

「あなたが来てくれて良かった。頼りにしてます」という言葉を頂いた時は、訪問看護を選んで良かったと思いました。

身体の健康だけでなく生活の場に出向き、生活を含めて関わることができるので、とてもやりがいがあります。

 

関口優樹

自分の関わりで笑顔になってくれることは、例えようがないくらい嬉しいですね。

これまでで一番嬉しかったエピソードなどもあれば、教えていただきたいです!

 

松本さん

認知症のご夫婦がいらっしゃって、最初は奥さんのインスリン注射介入のために訪問看護の導入が始まりました。

ただ旦那さんの拒否が強くて・・・行くたびに「あんたたち誰だ!なんでくるだ!」って怒鳴られて、旦那さんの目を盗んでこっそり入る日々が続きました。

奥さんに介入していく中で、旦那さんが服薬できていないということが発覚し、旦那さんにも訪問看護が導入することになりました。

最初は拒否が強かったのですが、服薬管理のために薬ボックスを作ったところ、それを気に入ってくださったのか、少しずつ心を開いて話してくださるようになったんです。

最初は、なかなか入ることもできなかったのに、徐々に「あなたがきてくれて嬉しい」と言ってくださったときは、私自身もとても嬉しかったですね。

 

働く中で、大変だった・苦労した場面やエピソードを教えてください

松本さん

訪問看護では、医療的な技術(点滴、創処置、バルン交換など)を習得する機会が少なく苦労しています。

また、精神科の訪問も多く、独自の世界観やこだわりを持つ利用者さんとの関わりに最初は戸惑いました。

 

関口優樹

私も新卒から訪問看護だったので、技術の習得スピードには、とても焦りを覚えました。どうしても在宅だと、実施する頻度は少なくなってしまうんですよね・・・。

個別性に合わせた看護も、言葉で言う以上に難しいですよね。

松本さんは、どうやって乗り越えましたか?

 

松本さん

初めての技術に関しては、先輩と一緒に同行しながら習得していきましたね。

点滴の頻度は、本当に少ないので対象の人がいた時に積極的に訪問につかせてもらって少しずつ習得して行っている段階です!

 

これから先、どんな訪問看護師になっていきたいですか?

松本さん

先輩方のような幅広い視点から利用者さんと家族の生活を支えることができる訪問看護師になりたいです。

看取りに関心があるので、「自宅で最期まで過ごしたい人の希望が叶えられるように」少しずつ自分のできることを増やしていきたいと思います。

 

関口優樹

松本さん、ありがとうございました!

これからのご活躍も心より応援しています!

 

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関口
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