
目次
聴診の基礎について復習
まずは、聴診の基礎を復習しましょう。

寝たきりの方でも、必ず背部にある下葉の音を聴きましょう。
呼吸音の種類
吸気と呼気の強さと長さの割合で、これらの三種類の呼吸音を聞き分けることができます。

肺胞では、相当力強く呼吸を吐かない限り、吸気の音がよく聞こえて長いです。
この後もご紹介しますが、肺胞領域で呼気が強く聞こえる時は、何か異常があるかもしれません。
異常呼吸音は主に減弱と消失、増強の2つに分類されます。

臨床上よくでるのは、上の呼吸音の減弱・消失かと思います。
肺胞領域で呼気が聞こえているのは、無気肺の可能性があります。無気肺は、空気がないので固体成分となり、気体成分の音を響きやすくなっているからです。
そのため、肺胞領域で呼気が聴こえた際は気管支部の音を拾っている可能性が高いので十分注意しましょう!
副雑音を5つ覚えましょう!
副雑音の代表的な5つを見ていきましょう!

では、一つ一つ見ていきましょう!
動画では呼吸音の音も聴けるので、後ほど動画もご覧ください。
断続性副雑音

紙風船を膨らませることをイメージしていただければ、わかりやすいと思います。
吸気終末で聴こえます。

捻髪音と水泡音は非常に聴き取りが難しい音になります。
音の聴きとりが難しかった場合は、呼気吸気どちらで断続性複雑音が鳴っているか、左右で比べてどうなっているかを確認してみましょう。
連続性副雑音

いびきに似たような音が聴こえます。

この音が一番聴き分けやすいかなと思います。
末梢の細い場所で聴こえやすいと言われています。
緊急性が高い副雑音

笛声音は呼気で聴こえましたが、気道狭窄音は吸気で聴こえます。
この音が聴こえた場合は、緊急性が高く早急な対応が必要です!
- バイタルサインの中で、呼吸が最も大切
- 呼吸回数は必ず測定し、22回/分以上は要注意
- 呼吸の型、吸気:呼気の比にも注目する
- 肺音は、4つを抑え、部位にも注目する
- 吸気性連続性副雑音は、上気道狭窄を考える
動画で勉強する

次回は、フィジカルアセスメント循環編です!
どうぞお楽しみに!
























今回のテーマは「フィジカルアセスメント呼吸編」です。
前回は呼吸の視診について学びました。今回は聴診です!