
目次
聴診(心音)の基礎
Ⅰ音とⅡ音をしっかり聴き分けられるようにしましょう。
心音がなぜ鳴るかというと、弁の開放、心臓壁・血管壁の伸展により音が出ています。
Ⅰ音は、房室弁が閉じる音です。
右房と右室の間にある三尖弁、左房と左室の間にある僧帽弁が閉じる時に聞こえるのが、Ⅰ音です。
収縮期に、三尖弁、僧帽弁は閉じます。
Ⅱ音は、動脈弁が閉じる音です。
右室にある大動脈弁、左室にある肺動脈弁が閉じる時に聞こえるのが、Ⅱ音です。
拡張期に、動脈弁は閉じます。
聴診する位置
- 大動脈弁領域:第2肋間胸骨右縁
- 肺動脈弁領域:第2肋間胸骨左縁
- 三尖弁領域:第4肋間胸骨左縁
- 僧帽弁領域:第5肋間鎖骨中線
循環に影響を及ぼしやすいのは、大動脈弁と僧帽弁なので、この2つから聴きとれるようになりましょう。

コツとしては、自分の心音を聴いたあとに、弁膜症などの心疾患の診断がついている人の聴診をすると、正常な心音がわかりやすいです。
心音の聴診のコツ
Ⅰ音のあとに収縮期が始まり、Ⅱ音のあとに拡張期が始まります。
脈が触れるのは、Ⅰ音のあとです。
どちらがⅠ音かわからない時は、頸動脈に手を当てて心音を聴きましょう。
脈が触れる直前の音がⅠ音です。
心基部ではⅡ音が大きく、心尖部ではⅠ音が大きく聴こえます。
まとめ
まとめ
- 心音はⅠ音とⅡ音を聞き分ける
- Ⅰ音は、房室弁の閉じる音
- Ⅱ音は、動脈弁の閉じる音
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2回にわけて、心音について解説していきます。
心音の基礎について理解できるようにしましょう。