このような悩みを解決する記事です。
訪問看護は病気や障害を抱えながらもご自宅で生活されている方のもとに伺い、看護を行う仕事です。
訪問看護ステーションは、自社を利用してくださる方がいないとそもそも看護が行えません。
訪問看護ステーションを運営していく上で、選ばれる訪問看護ステーションであることは非常に重要です。
当記事では、不人気の訪問看護ステーションを人気にする5つのコツをお伝えさせていただきます。
- 利用者さんが増えなくて困っている
- 多くの人から選ばれる訪問看護ステーションを目指したい
上記のように思う方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ではさっそく解説します。
目次
不人気の訪問看護ステーションを人気にするコツ5つ
不人気の訪問看護ステーションを人気にするコツとして、以下の大切な5つについてお伝えしていきます。
- 強みを持つ
- いつも明るく丁寧なコミュニケーションを取る
- フットワーク軽く動く
- 誠実な対応を心がける
- ステーション内の雰囲気をより良くしていく
順番に解説します。
強みを持つ
訪問看護ステーションにおいて「強みを持つ」ことは大きな武器となります。
強みがあると、「あそこのステーションは〇〇が得意だからお願いしよう」など選んでいただきやすくなるためです。
強みと一言で言ってもいろいろあります。
- 認定看護師が在籍している
- 癌終末期看護の経験豊富な看護師がいる
- セラピスト（PT、OT、ST）が在籍している
- 土日祝日も営業している
- スタッフ数が多く、連日訪問も可能 など
自社にはどのような強みがあるのかを明確にし、もし強みとなるものがなければ作るという意識が大切です。
看護師の役割には、「診療の補助」と「療養上の世話」がありますが、病院と違い、医師や看護師がすぐそばにいるわけではない在宅という環境で、訪問看護師（セラピスト）の存在は専門職として頼りにされる存在です。
日々の自己研鑽を怠らない風土があり、24時間365日適切に対応する訪問看護ステーションは、強みを作っていけるでしょう。
強みがあると、選ばれる人気の訪問看護ステーションになります。
いつも明るく丁寧なコミュニケーションを取る
良好なコミュニケーションが取れることも、選ばれる訪問看護ステーションになるために大切なことです。
いつも明るく丁寧なコミュニケーションが取れるステーションだと、「ここにお願いしたい」という気持ちになりやすいためです。
訪問看護では、コミュニケーションを取る相手がたくさんいます。
- 利用者さん
- ご家族
- 訪問診療（医師や看護師）
- ケアマネジャー
- 介護サービス事業者（訪問介護、訪問入浴、デイサービス、福祉用具など）
関わる方々と、明るく丁寧なコミュニケーションが取れることは非常に重要です。
「またここのステーションさんと連携したいな」「またお願いしたいな」と人気のステーションになっていくでしょう。
フットワーク軽く動く
フットワーク軽く動けることも、人気の訪問看護ステーションになるコツと言えます。
依頼や困りごとがあり相談を受けた際に、フットワーク軽く動くことによって、相手は「頼りになる」「助かる」「またお願いしたい」という気持ちになるからです。
- サービス担当者会議は欠席せずいつも参加する
- 退院カンファレンスなどにも積極的に参加する
- 急遽の訪問依頼も迅速に対応する
- イレギュラーがあったときも迅速に対応する など
なんでも言いなりになるという意味ではもちろんありませんが、信念を持ち、誠実に迅速に対応させていただくということは、信頼を得ていく過程で非常に大切だと思います。
誠実な対応を心がける
誠実な対応を心がけることも大切です。
誠実な対応は信頼につながります。
誠実とは、「真面目で真心がある」ということです。
- 利用者さんと真摯に向き合い、看護を考える
- 真心込めた温かいケアを提供する
- 過ちがあれば素直に謝罪する
- 自分の仕事に責任を持ち対応する など
訪問看護は看護師ひとりで動くことも多い仕事で、関わる関係者も多い仕事です。
一人ひとりの訪問看護師がしっかり自律心を持ち、誠実に業務に当たることができると、必然的に人気の訪問看護ステーションになっていくでしょう。
ステーション内の雰囲気をより良くしていく
ステーション内の雰囲気をより良くしていくことも、人気のステーションになるコツと言えます。
風通しが良く、人間関係も良好な職場だと、以下のような良い面が生まれます。
- 困ったり悩んだときに何でも相談し合える
- ポジティブな感情で仕事ができる
- シナジー効果が生まれる など
訪問看護において、困ったり悩んだときに何でも相談し合える環境があることは非常に大切です。
現場でひとりで看護を行うため、必ず悩みや迷いが生じるからです。
ひとりで抱え込まざるを得ない職場環境だと、利用者さんにも不利益が生じ、訪問看護師のストレスも大きくなります。
結果、選ばれる訪問看護ステーションにはなりにくいです。
良好なコミュニケーションが取れている雰囲気のよい訪問看護ステーションだと、ポジティブな感情で仕事ができますし、シナジー（複数の人や物事、事柄などが相互に作用し合うことで、効果や機能を高めること）も生まれます。
ステーション内の雰囲気をより良くしていく努力は、人気の訪問看護ステーションになるために大事なことです。
不人気の訪問看護ステーションも人気になれる！
不人気の訪問看護ステーションを人気にする5つのコツを解説してきました。
- 強みを持つ
- いつも明るく丁寧なコミュニケーションを取る
- フットワーク軽く動く
- 誠実な対応を心がける
- ステーション内の雰囲気をより良くしていく
ぜひ実践していただき、利用者さんからも関係各所からも選ばれる素敵な訪問看護ステーションを目指していきましょう！
自社をよく知ってもらうためには営業も欠かせません。
以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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訪問看護ステーションの人気を上げたいのですが、どうしたらよいものか悩んでいます。