
目次
シーン別のコーピングリスト
きっかけは、友人が「コーピングをシーン別に使い分けてみたらおもしろいんじゃない」とアイデアをくれたことでした。
ただ、その時はすでにコーピングリストを作っており、特に行動には移していませんでした。
そんな時、地域の自治会でトラブルが起こりました。
人が言い争いをしているところを目の前で見ることになり、とても気持ちがぐったりしました。
慌ててコーピングリストを開いたものの、読むこと自体がきつくなっていました。
私が開いたメニュー表(コーピングリスト)には、和食・洋食・中華・エスニックなどの色々なジャンルが、メインも前菜もデザートもバラバラに書いてある状態です。
その中から、今の自分に合ったものを選んで実行することが、ハードルが高く感じられました。
その時は、たくさんコーピングの勉強をしてきた後だったため、軌道修正してコーピングを実行することができました。
この経験から、シーン別に分けることを実行するに至りました。

コーピングが必要なシーン
私がぐったりするパターンは以下の3つとなります。
- 座っている時間が長い:自宅バージョン
- 座っている時間が長い:自宅外バージョン
- 地域のゴタゴタ巻き込まれバージョン
1つずつ解説します。
①座っている時間が長い:自宅バージョン
これはオンラインでの業務やセミナーなど、PCを使う作業が続いて座る時間が長くなっているといったシーンです。
そのため、コーピングは自然と体を動かすことが多くなっています。
実施できたものは、回数をカウントしています。
②座っている時間が長い:自宅外バージョン
これは企業に出向いて、朝から夕方まで複数人に保健指導などを行うといったシーンです。
自宅ではありませんし、スケジュールもある程度決まっているため、できることや時間も限られます。
体を動かすことがメインにはなりますが、自動車での長距離移動もあるため、移動時間中の使い方もリストに入っています。
③地域のゴタゴタ巻き込まれバージョン
これは私の中で最も手ごわいストレッサーです。
2回、3回と繰り返されることも予想されたため、1回目で実施した結果を踏まえてリスト化しています。
1回目の時に、気持ちを他のことに逸らしたり、無理に上げようとしたりすると、余計に疲れることに気づきました。
気持ちがぐったりしている時には合わなかったんだと思います。
一番自分が楽だったのが、「あー、へこんでんなー、私」というマインドフルネスで自分を眺めることでした。
あとはできそうなイメージがあるものを、コーピングリストから選んできています。

余裕がない時はシーン別から選ぶ方が良いかもしれません。
家族全体で取り組むコーピング
次に、家族全体でのコーピングの取り組みを紹介します。
私には、現在中2(1号)・中1(2号)・小3(3号)の子供たちがいます。
子供たちは、私が動画作成や保健指導でコーピングを多用しているため、何となくコーピングってこういうものなんだと理解しています。
最初は、一緒に買い物に行った時、ドラッグストアのコスメ売り場で、「これずっと見てられるし元気になる。私のコーピングかも。」と1号が話したことがきっかけでした。
そこから自然と1号とのコーピングにまつわる会話が多くなっていきました。
それにつられて、2号・3号も会話に入ってくるようになりました。
学校や部活で何があったなどを話すことがありますが、そんな時、「今回のコーピングは何にする?」と私が返します。
気持ちがぐったりした時に、コーピングを聞き合える環境を作れていることは、とても有難いなと感じています。
ちなみに、子供たちから私に聞いてくれることもあります。
コーピングを聞き合える環境を、職場でも作ってみてはどうでしょうか。
コーピングが共通言語となり、受容とともに問いかけることができるようになると良いなと感じています。
職場やそのメンバー自体がコーピングとなったら、とても素敵なことだと思います。

ぜひ挑戦してみて下さい。
まとめ
- シーン別のコーピングリストがあると、様々なシーンに対応しやすい
- コーピングを聞き合える環境を作り出す

今回でコーピングシリーズは最後となります。
ありがとうございました。
ぜひ、動画の方もご覧ください。




















リアクション公認心理士の岡本雅佳(まどか)です。
ここまで、「コーピングって何ですか?」からスタートして、「リストにしておくと便利ですよ!」というところまでお話しました。
今回は、「私が思いついて試しているシーン別のコーピング」と「自分以外の人とのコーピング活用方法」の2点について紹介したいと思います。