目次
第10回「皆んなで話し合ってアンラーン(学びほぐし)をしませんか?」
今回は令和3年11月17日に開催いたしました第10回交流イベントの紹介です。
毎回盛り上がり、学びを得ることができる「アンラーン」。
第10回がどのようなものか潜入レポートしてきました。
アンラーンとは
アンラーンとは「学びほぐし」のことです。
ビジケアのアンラーンでは皆様が気になるテーマを題材に、会員の皆様との自由な対話を行うことで、新たな学びや気付き、自身の課題の解決の糸口をみつけることを目指しています。
人は様々な場所でたくさんのことを学びます。そして学び続けるために
Learn(ラーン) ⇒ Unlearn (アンラーン)⇒ Relearn(リラーン) を繰り返しています。
一旦学んだことを学びほぐしして(アウトプットと言い換えても良いですね)、思い込んでしまっている知識を学びなおします。
今回のイベントにも現役の訪問看護の経営者・管理者の方、特定看護師やこれからの開業を予定されている方、ビジケア運営メンバーなど、多種多様な人が集まって対話をしました!
お料理をしながらの気軽な参加や、耳だけ参加ももちろんOK!
学びの場が安全な場所であるように、今回も対話のルールはこちら。
①ゴールを1つに絞らない
②相手の意見を否定しない
③相手の発言を鵜呑みにしない
④発言と傾聴を楽しむ
⑤モヤモヤすることを恐れない
今回のテーマ「こんな時、皆さんどうしてますか? 療養の場の選択について、ご本人、関係者間で意見が割れた!?」
今回は、第9回のアンラーンの中で、ある会員(訪問看護管理者)の方が、ぽろっと語ってくださった、とっても貴重なご経験をシェアしていただきました。
ご飯が食べれなくて毎日点滴に通ってた利用者さん。病院でほとんど食事がとれていませんでしたが、自宅やデイサービスなど環境を変えることで、食欲がわくのではないかという考えのもとで退院しました。しかし、利用者さんの体力がかなり落ちており、デイサービスには通うことは難しいのではないかという考えました。そのような利用者の状況がケアマネジャーさんにまく伝わらず、患者さんにとってどのような療養環境の提供が良いのか悩んでいます。。。。皆さんならこのような時、どのように考え、どう対応しますか?
難しいテーマですね!
心理的安全性が確保された空間で、あれやこれやと活発な意見交換が行われていました。
実際の話し合った内容(一部抜粋)
まずは追加の情報収集についての話し合いがありました。
・せん妄もありそう(低活動性)…?
・ケアマネジャーはケアプランをまとめることを優先する印象… 本人の思いとケアプランが一致しているのか?
・いちばんのキーパーソンは?その方に現状を確認する。
・本人が中心にいない印象を受ける。
みなさんの意見を共有
活発な意見があり、テーマを提供された方も、意見を出し合った方も得るものが多かったと思われます。
ビジケアのアンラーンでは「こんなことを今さら聞いてもいいのかな?」「いいこと言わないといけないのかな?」なんて全く思わず、お気軽にワイワイと楽しく対話しながら実施できることを目指しております。
ビジケアの有料会員に登録すると、今回のようなイベントにも無料で参加することができます。
参加できなくても、基本的に動画は共有させていただきます。
・「管理者、経営者の仲間が欲しい!」
・「現場で色々今悩んでいる!」
・「全国の皆んなと話し合いたい!」
・「経営者、管理者として色んな考え方や意見を知りたい!」
顔を出さなくても、耳だけ参加でも、もちろんOK!
次回イベントのお知らせ
次回の会員イベントは下記の通りです。
・令和3年12月14日
「訪問看護の歴史と歩みセミナー〜これからの次世代経営者・管理者に伝えたいこと〜」
介護保険以前からの訪問看護の「歴史」と「歩み」。
歴史を知ることは現代を考えること、看護と向き合うこと、未知のものへの理解を深めることです。
看護のあり方を問う講演となっております!
ビジケアの有料会員に登録すると、毎月質の高いイベント&セミナーに無料で参加することができます!
この機会に是非、ご検討ください。
みなさんこんにちは!
株式会社ビジケアの代表の上妻(コウヅマ)です。
今回は有料会員様向けのイベントをご紹介させていただきます!
ビジケアの有料会員約170名(R3年11月現在)登録してくださっており、定期的にイベントを開催しています。
今回もたくさんの方にお集まりいただき、色々なお話をすることができました。
色々な方と対話をすることで、気持ちを共有でき、思考も整理できる素敵な場となっています。