訪問看護師が起こしやすいミスは?ミスを減らす&立ち直る方法も解説

 

訪問看護師

訪問看護師です。先日ミスをしてしまい落ち込んでいます。もうミスはしないようにしたい!そして早く立ち直りたいです。

 

このような思いを解決する記事です。

訪問看護を行う中で、ミスをしてしまうことは誰にでもあることだと思います。

訪問看護ならではのミスもあり、ミスをしてしまったあとは訪問看護を続けていくことが嫌になったり怖くなることもあるかもしれません。

当記事では、訪問看護師が起こしやすいミスを8つピックアップしました。

合わせて、ミスから立ち直る方法とミスを減らす方法も解説していきたいと思います。

気になるあなたはぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ではさっそく解説します。

 

訪問看護師が起こしやすいミス8選

 

訪問看護師が起こしやすい主なミスは以下の8つです。

 

  1. 判断ミス
  2. 転倒・転落事故
  3. 忘れ物
  4. 物の破損
  5. 利用者さん・ご家族との関わり方
  6. 報告・連絡・相談
  7. 車の事故や違反
  8. 訪問スケジュール漏れ

 

順番に解説します。

 

判断ミス

判断ミスは訪問看護の現場において起こりやすいミスです。

 

訪問看護師A

知識や経験不足で判断ミスをしてしまいました。訪問看護は訪問時間が決まっており、時間に限りがあることもあり焦ってしまい、中途半端な判断・対応をしてしまいました。

 

訪問看護師B

現場ではひとりなので、トラブルやわからないことがあるとパニックになりやすいです。

 

このようなことが起こり得ます。

 

転倒・転落事故

訪問看護では、利用者さんの転倒・転落事故も起こる可能性があります。

 

訪問看護師C

ベッドから車椅子へ移乗する際、利用者さんを抱えきれず転落しそうになってしまいました。技術不足もありますが、訪問看護は看護師ひとりでの訪問なので、現場ですぐ助けや助言を求められなかったことも後悔しています。

 

訪問看護師D

リハビリで利用者さんと歩行訓練を行っていた時、膝折れがあり転倒しそうになりました。すぐに支えたため大事には至りませんでしたが、今後も気をつけなければと思いました。

 

転倒・転落は、骨折につながる危険もあるので、気をつけなければならないミスです。

 

忘れ物

忘れ物も起こりやすいミスです。

 

訪問看護師E

先日、うっかりバイタルセットを忘れてきてしまい、次の訪問で気づき大変困ったことがありました。利用者さんにも迷惑をかけてしまいました。

 

訪問看護師F

私は脱いだ上着を忘れてきてしまいました。忙しくケアをしたときは特にすっかり帰りに忘れてしまうことが…。最後まで気を抜かず落ち着いて行動しなければ、と反省しています。

 

訪問看護は病棟のように「あとでまた来ますね」ということができません。

忘れ物をしてしまうと、すぐに取りに行くことが難しい場合もあります。

個人情報が関係するものや、危険なもの(針やハサミ、爪切りのニッパーなど)も使用するため、それらを忘れてきてしまうと非常に大変です。

忘れ物には十分注意しなければなりません。

 

物の破損

物の破損も起こり得るミスのひとつです。

 

訪問看護師G

玄関を出る時、訪問バッグが植木鉢に当たってしまい破損してしまいました。大失敗です…。

 

訪問看護師H

電動ベッドの高さを下げた時、ゴミ箱があったことに気が付かず、ゴミ箱を押しつぶしてしまいました。細部にまで気をつけなければと反省しました。

 

利用者さんのご自宅のものは、細心の注意を払って丁寧に扱う必要があります。

 

利用者さん・ご家族との関わり方に関すること

訪問看護では、利用者さんやそのご家族との良好なコミュニケーションが、すべてのケアの始まりと言っても過言ではありません。

 

訪問看護師I

言葉遣いが指示的で不快との注意を受けました。無意識だったのでハッとしました。

 

訪問看護師Y

希望されるケアに対する認識がくい違っており、クレームとなってしまいました。コミュニケーションが足りなかったのかもしれません。

 

訪問看護師の態度、言葉遣い、マナー等はクレームにつながりやすいです。

そこでつまずいてしまうと良好なコミュニケーションが取れず、良いケアも提供できなくなってしまいます。

それぞれの利用者さんによって、訪問看護師の関わり方に関する受け取り方はさまざまですが、心を込めて丁寧に関わることはとても大切です。

 

報告・連絡・相談

報告・連絡・相談は、訪問看護において非常に重要です。

これらが抜けてしまうことはミスにつながります。

 

訪問看護師K

訪問時の様子を報告すべきか迷いましたが、他のスタッフとなかなか会えず報告できずにいました。結果、利用者さんへの適切なケアが遅れてしまい失敗してしまいました…。

 

訪問看護師L

ケアマネジャーへの連絡はいつもなんとなく壁を感じてしまいます。報連相すべきか迷って見送ったところ、「早めに連絡が欲しかった」と言われてしまいました。

 

適切な報告・連絡・相談は、利用者さんのケアの質に関わる重要なことです。

ひとりで訪問する訪問看護だからこそ、より大切です。

 

車の事故・違反

車の事故や違反も訪問看護ならではのミスのひとつです。

 

訪問看護師M

一時停止に気が付かずつかまってしまいました…。

 

訪問看護師N

滅多に行かない訪問があり、通り慣れない道での一方通行に気が付かず違反してしまいました。

 

訪問看護師O

利用者さんのご自宅の駐車場に車をこすってしまいました。時間がなく焦っていたことも要因かもしれません…。

 

利用者さんのご自宅までの移動手段が車である訪問看護ステーションは多いです。

気をつけなければならないミスと言えます。

 

訪問スケジュール漏れ

訪問スケジュール漏れも起こり得るミスです。

 

訪問看護師R

訪問すべき利用者さんのスケジュールが抜けていることに誰も気づかず、利用者さんから連絡があって初めて気がついたことがありました。

 

訪問看護師S

入力していたスケジュールが手違いで消えてしまい、訪問が抜けてしまったことがありました。

 

訪問スケジュール漏れは、利用者さんに迷惑をかけるばかりでなく、信頼を失うことにもつながります。

気をつけなければいけません。

 

訪問看護師がミスから立ち直る方法

 

訪問看護では、訪問看護ならではの起こりやすいミスが多数あります。

ミスをしてしまったあとはとても落ち込みますよね。

利用者さんやご家族に迷惑もかけてしまいます。

訪問看護を続けていくことが、怖くなったり、嫌になってしまうこともあるかもしれません。

ミスから立ち直るのにかかる時間は、人によって違います。

しかし、できることは以下のことに尽きるかと思います。

 

原因究明とフィードバック

 

これが、ミスから立ち直るために唯一できることです。

起こってしまったミスをなかったことにはできません。

どんなに後悔しても時間が過去に戻ることはありません。

ではどうすればよいのか?

2度と同じミスを繰り返さないことです。

2度と同じミスを繰り返さないことが何より大切で、唯一これからに向けてできることです。

人間はミスを起こすことが必ずあります。

しかし、それをうやむやにしてしまうと、きっと同じことを繰り返します。

成長もありません。

 

  • 原因究明
  • フィードバック

 

これをしっかりやることに尽きます。

原因究明とフィードバックをしっかりやることで、自責の念や後悔を乗り越えていくことができるでしょう。

「ツァイガルニク効果」というものがありますが、これは、完了した課題よりも完了していない課題の方が記憶に残りやすい心理現象のことです。

人間の脳は、終わったことは忘れるようにできています。

逆に、継続中のことに対しては記憶が保たれます。

脳の機能の観点からも、ミスから立ち直り気持ちを切り替えるためには、しっかりフィードバックを行い「ミスしたことを終わらせる」ことが重要です。

ずっと悩み続けるのは、ただただ自分を苦しめます。

ミスと向き合い、フィードバックを行い、ミスを終わらせましょう。

そして、それをぜひ次に活かしていきましょう。

 

訪問看護師がミスを減らす方法

 

そうは言っても、できればミスばかり連続したくはありませんよね。

ミスは誰にでも起こり得ます。

そして、失敗があるからこそ人は学び成長します。

しかし、防げるミスは防ぐべきであり、利用者さんの不利益にならないよう、ミスをできるだけ減らしていく努力はすべきだと思います。

訪問看護師がミスを減らしていくためには、以下のことが大切です。

 

  • インプット
  • フィードバック
  • しっかり睡眠をとる

 

基本的なことですが、非常に大切です。

順番に解説します。

 

インプット

訪問看護師がミスを減らすために、インプットを積極的に行うことは重要です。

学んだ知識、得た経験は、何より強い武器になるからです。

知識や経験は、仕事に対する責任をしっかり果たすとともに、ミスを減らし、あなたを守ることにもつながります。

現場で必要となる知識や経験を積極的にインプットすることで、ミスを減らせる可能性は高まります。

 

原因究明・フィードバック

前述した、原因究明とフィードバックも非常に大切です。

ミスを減らしていくためには、ミスをしたときだけではなく、日頃からフィードバックをすることが効果的です。

ミスがあった時だけではなく、良かったことがあった日や、何もなかったと感じる日でも、振り返る習慣をつけてみましょう。

 

  • ミスがあったときはその原因や理由を考える
  • 頑張ったことや良かったことも考える
  • 同じミスをしないためにどうしたらよいか「次の行動」を考える
  • ミスがなかった日も、今日1日はどこが良かったのか、反省点はないか振り返る

 

フィードバックを習慣化することで、あなたの経験値は着実に溜まっていきます。

ぜひ日頃からのフィードバックを習慣化していきましょう。

職場全体でフィードバックの機会を定期的に確保できるとなお良いですね。

 

しっかり睡眠をとる

しっかり睡眠をとることは、ミスを減らす方法として非常に重要です。

睡眠不足の状態では、ミスを起こす可能性が高まるからです。

6時間睡眠を1週間続けただけで、徹夜明けと同じ脳の状態になると言われています。

睡眠時間が6時間を切っている方は、ミスが増え、仕事の能力も下がります。

逆に、しっかり睡眠を取るだけでミスは減り、仕事の生産性や能力は上がります。

オンコール当番があると睡眠時間を十分に確保できないこともありますが、寝れる時はしっかり寝て、きつすぎる勤務の場合は上司に相談することも考えましょう。

 

ミスを次の訪問看護に活かせば大丈夫!

 

訪問看護でミスをしてしまったあとは本当につらいです。

しかし、そのミスをうやむやにせず、次に活かすことが何より大切です。

日々行っている訪問看護の中には、ミスだけではなく良いところもたくさんあるはずです。

起きてしまったミスの原因究明・フィードバックをしっかり行い、振り返りの機会をいただけたことに感謝し、また頑張っていきましょう!

 

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ABOUT US
シュガー看護師/ライター
看護師|総合病院で9年勤務後訪問看護の道へ。訪問看護師歴は11年目。2児の母でもあり現在は訪問看護パート勤務で仕事も家庭も奮闘している。隙間時間を活用し訪問看護転職を応援する「ママさん訪問看護師のブログ」を運営中。最近ハマっている食べ物はそば。