訪問看護(リハビリ)が楽しいと感じる瞬間7選!現役訪問セラピストが解説

 

訪問看護(リハビリ)って、どんな瞬間が楽しいの?

 

訪問看護(リハビリ)は病院やクリニックと異なり、利用者さんのご自宅を訪問してケア・リハビリを行うため、どんな楽しさがあるかイメージが湧きにくいと思います。

今回は、私自身が訪問セラピストとして働く中で感じた訪問看護(リハビリ)が楽しいと感じる瞬間を一挙に7つご紹介します。

訪問看護への転職を考えている、または興味のある看護師さん、セラピストさんの参考になれば幸いです。

 

訪問看護(リハビリ)が楽しいと感じる瞬間7選

 

ゲームをしたりマンガを読んだりする楽しさもありますが、仕事が楽しいって何でしょうか?

世の中にはできれば仕事したくないって人もおりますからね。

しかし、人生の多くの時間は仕事に費やすことになるのですから、仕事が楽しいというのは人生が楽しいということでもあると思います。

やりがいや生きがいとも言えます。

 

 

看護師・セラピストとして以下の項目が楽しそう!やりがいがありそう!と思う方は訪問看護に向いているかもしれません。

 

訪問看護が楽しいと感じる瞬間

1.利用者さんを深く知ることができる
2.生活環境を活かした看護・リハビリを提供できる
3.自分自身の成長を感じることができる
4.スタッフとのコミュニケーション
5.訪問先の地域に詳しくなる
6.利用者さん・ご家族に感謝される
7.他職種の連携がうまくいった時

 

一つずつ解説していきます。

 

利用者さんを深く知ることができる

 

訪問看護(リハビリ)は利用者さんのご自宅にお伺いするため、生活が間近にあります。

どんな生活をされているか、リビング一つを見ても多くの情報があります。

家族やお孫さんの写真、過去の作品、賞状など利用者さんの生き様や意外な一面を垣間見る瞬間があります。

ご家族から過去の面白エピソードを聞くこともあります。

人に歴史ありという番組がありましたがまさにその通り。

人として深く知る、関わることができるのは訪問看護の楽しみの一つだと思います。

 

生活環境を活かした看護・リハビリを提供できる

 

病院では自宅環境を模した練習をすることがありますが、訪問看護では実際の生活環境がケア・リハビリの場となります。

トイレまではつたい歩きで移動するから、ここに支持物を置くなど、即座に対応できる点やすぐに同じ環境で動作確認できるのは訪問看護ならではのメリットです。

時には自宅にあるものでケア・運動を行うこともあります。

自由度が高いため、自分の提案や運動が生活にフィットした時が楽しいと感じる瞬間です。

 

 

自分自身の成長を感じることができる

 

訪問看護(リハビリ)は1対1で利用者さんと関わることが多いです。

じっくりと向き合うことができる反面、責任も伴います。

だからこそ、「もっと何かできることがあるんじゃないか?違う方法も検討できるかもしれない」と考える機会は増えると思います。

考えた結果がうまくいった時は、「本当に楽しい!この仕事をしていてよかった」と心から思える瞬間です。

考える過程での試行錯誤が知識・技術の研鑽につながり、成長を感じることができます。

 

スタッフとのコミュニケーション

 

一旦、訪問に出るとスタッフとのコミュニケーションは少なくなります。

直行直帰の職場であればなおさらです。

一人は気楽な反面、寂しさを感じる瞬間もあります。

そんな時にいつも支えになるのはスタッフとの何気ないコミュニケーションだったりします。

仕事の大変さや悩みの共有、時には飲み行ったり。

事務所に戻ると「みんながいてなんか嬉しい」みたいな感じは訪問ならではの楽しさだと思います。

 

訪問先の地域に詳しくなる

 

訪問では地域のさまざまな場所を訪れます。

普段だったら絶対に行かないであろう場所も訪問することで新たな発見につながります。

「こんな道があったんだ!このお店、今度のお休みに行ってみよう!」など、訪問先で開拓する景色や発見は楽しさを感じる瞬間です。

ちなみに私は最短ルートを発見した時がけっこう楽しいです。

 

利用者さん・ご家族に感謝された瞬間

 

やってて良かった訪問看護。

やっぱり一番は利用者さん・ご家族に感謝された瞬間です。

〇〇ができるようになった、訪問してくれて良かった、助かっています、会えて良かった、など感謝のお言葉をいただく瞬間は最も楽しさ・やりがいを感じる瞬間ではないでしょうか。

関わる期間が長かったり、生活が近くにあるからこそ、達成の瞬間や何気ないお言葉・やりとりに心が動く瞬間が多いと感じます。

 

他職種の連携がうまく行った時

 

利用者さん、ご家族、医師、看護師、セラピスト、ヘルパー、ケアマネジャー、福祉用具業者、訪問看護では多くの方が連携して動くことも少なくありません。

各々の役割がうまく機能し、より良いサービスが提供できていると思える時は一体感があって、やりがい・楽しさを感じます。

また、他職種から信頼されることで自己重要感が高まります。

 

まとめ

 

 今回はセラピスト視点での訪問看護(リハビリ)が楽しいと感じる瞬間7選をご紹介しました。

長期で関わることが多くご自宅に訪問するという性質上、人との関わり・つながりを強く感じるところが訪問看護の特徴だと思います。

どんなところに楽しさを見出すかは人それぞれですが、訪問看護への転職を考えている看護師さん、またはセラピストさんの参考になれば幸いです。

看護師さん視点での楽しいと感じる瞬間はこちら!

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