- 一人で訪問するのはなんだか怖い
- ケアを失敗するのも怖い
- 利用者さんに何かされるかもしれない怖さもある
- 運転したり道を覚えたりするのも怖い
このような不安はありませんか?
訪問看護はひとりでご自宅にうかがって行う仕事であるため、なんだか怖いと思う方もいるでしょう。
そこで、訪問看護の仕事が怖いと思っている方に役立つ記事を書きました。
この記事を読むとわかることは以下です。
訪問看護で働く筆者の体験談も含めてお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
訪問看護は怖い?働く場合の不安解決方法4つ
訪問看護で働くのが怖いと思う方におすすめの不安解決方法は、以下のとおりです。
- 心配事は事前に相談して対策を考える
- 同行訪問を依頼する
- 余裕をもって移動できる対策をとる
- 他事業所と顔の見える関係を築く
私が実際に行ってみたところ、不安を解決できました!
ぜひ参考にしてください。
心配事は事前に相談して対策を考える
心配事があれば事前に相談し、対策を考えておきましょう。
対策を考えずに訪問してしまうと、失敗や事故につながるリスクがあります。
病院であれば、うまくいかないことがあっても代わりの看護師や物品に頼れます。
しかし、訪問看護はひとりで対応する都合上、訪問先では基本的には自分で判断しなければなりません。
そのため、何が心配なのかを事前にはっきり先輩や管理者に伝えましょう。
- 今日は膀胱留置カテーテルの交換の日
- 今日は点滴の入れ替えの日
このように、事前にある程度の予定はわかっているはずです。
訪問看護は朝やランチのミーティングがありますから、そこで相談しておくとよいでしょう。
心配事は必ず事前に相談して解決しておくことをおすすめします。
同行訪問を依頼する
ひとりでの訪問が不安な場合は、同行訪問が可能です。
訪問看護では医療保険・介護保険それぞれにおいて、複数名で訪問した場合に算定できる加算があります。
つまり、ひとりでの対応では難しいことが想定されているケースもあるということです。
利用者さんの身体的理由や暴力行為などによっては、複数名での訪問看護が認められる場合があります。
条件に該当しているのであれば、同行訪問を依頼してみるのも選択肢のひとつです。
複数名訪問看護加算を算定できないケースでも、ひとりでの訪問に自信が持てない場合は、状況に応じて同行訪問をすることがあります。
一人で不安を抱え込み、不安なまま訪問してしまうことのないよう、まずは相談していきましょう。
余裕をもって移動できる対策をとる
移動に関して怖い・不安だという気持ちがある方は、余裕をもって移動できる対策をしておきましょう。
移動に関しては、以下のような悩みがあります。
- 車や自転車などの移動手段に関する悩み
- 訪問ルートに関する悩み
それぞれの対策方法は以下のとおりです。
移動に不安がある場合は上記の対策をとり、心に余裕をもっておくことをおすすめします。 利用者さんにはさまざまなサービス事業所が関わっているため、顔の見える関係を築いておくことが大切です。 というのも、サービス事業者と関わっておくと、スケジュールを把握したり知りたいことを相談したりすることもできるからです。 ほかにも、訪問時に気になったことがあれば、共有しておくこともできます。 訪問看護はひとりで訪問してサービスを提供する仕事ではありますが、利用者さんの生活を支えているのは訪問看護師だけではありません。 漠然とした怖さや不安は、ひとりで訪問しているからこそ抱いてしまう場合もあります。 何かあった時は、関係者間で報告・連絡・相談をし、協力して関わってみてください。 さまざまな事業所が関わっていることを意識するだけでも、怖さや不安は和らぎますよ。 今回は訪問看護が怖いと感じている方に向けて、怖さや不安の解決方法を4つ紹介しました。 解決方法は、以下のとおりです。 不安なことはひとりで抱えず、先輩や管理者など、他のスタッフへ相談しましょう。 訪問看護の怖さや不安は解決できます。 この記事をきっかけに、訪問看護の分野にチャレンジしていただければ幸いです。
他事業所と顔の見える関係を築く
まとめ