訪問看護と子育てを両立するための条件5選!

こんな不安を解決する記事です
  • 訪問看護をやりたいけど子育てと両立できるか不安…
  • 訪問看護と子育ての両立は可能?
  • 両立するための条件があれば教えてほしい!

 

訪問看護をやってみたいけど子育てと両立していけるか不安に思う方は多くいらっしゃいます。

不安を抱えたままでは、挑戦へのハードルも高く感じてしまいますよね。

当記事では以下のことをわかりやすく解説します!

 

当記事でわかること
  • 訪問看護と子育てを両立するための条件
  • 訪問看護と子育てを両立している訪問看護師のエピソード

 

最後まで読めば、訪問看護と子育てを両立するために必要なことがわかります

子育て中だけど訪問看護に挑戦してみたいあなたはぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ではさっそく解説します。

 

訪問看護と子育てを両立するための条件5選

 

訪問看護と子育てを両立するための条件としては以下の5つがあります。

 

  • 自分に合った無理のない働き方を選択する
  • オンコール当番の日に家族等の協力が得られる
  • 子供の体調不良時の対応ができる
  • 家事の負担を減らす工夫ができる
  • 子供との時間も大切にする

 

順番に解説します。

 

自分に合った無理のない働き方を選択する

自分に合った無理のない働き方を選択することは、訪問看護と子育ての両立において非常に重要です。

訪問看護の雇用形態は主に以下の2つです。

 

  • 常勤
  • 非常勤(パート)

 

常勤として働く場合はオンコール(夜間待機)があることが多いです。

非常勤として働く場合はオンコールは基本的にはありません。

非常勤は、働く訪問看護ステーションとのマッチングによっては少ない勤務日数や勤務時間から働くことも可能です。

子育てに対する家族等の協力がどのくらい得られるか、どんな働き方だと無理なく両立していけそうかは各々で異なります。

自分にとって無理のない働き方を選択することが大切です。

 

オンコール当番の日に家族等の協力が得られる

オンコール対応(夜間待機)をする場合は、当番の日に家族等の協力が得られることが必要です。

オンコール当番では、訪問看護ステーション営業終了時間から翌日の営業開始時間までにかかってきた電話の対応をします。

電話の相手は利用者さんやそのご家族で、体調の変化や困り事等の相談に応じます。

電話対応で終わる場合と、臨時訪問になる場合とがあります。

臨時訪問になると家を数時間あけることになるので、子供だけで留守番が難しい場合は家族等の協力が必須です。

電話連絡はいつくるかわからず、例えば朝の保育園の送迎時間と重なると自分ひとりでは対応しきれません。

家族等の協力が必要不可欠となります。

電話がいつきても大丈夫なように家族等の協力体制を整えておくことが両立には欠かせません。

 

子供の体調不良時の対応ができる

子供の体調不良時の対応ができることも重要です。

子供が小さいうちは、急な発熱や体調不良が本当によくあります。

その時にどう対応するかを考えておくことは、訪問看護と子育てを両立するためには必須です。

主な対応方法としては以下があるでしょう。

 

  • 病児保育を利用する
  • 家族等に看てもらう
  • 仕事のお休みをいただく

 

病児保育も利用できず、家族等の協力も得られない場合は、仕事のお休みをいただかなければなりません。

急なお休みでも快く応じてくれる職場だと精神的負担が少ないです。

各訪問看護ステーションによって、お休みの取りやすさや、お休みに対する考え方は違います。

子供の体調不良時にどうするかをしっかり考えておくことは、両立するに当たりとても大事です。

 

家事の負担を減らす工夫ができる

家事の負担を減らす工夫ができることも、訪問看護と子育てを両立するための一助となります。

子育てをしていると、仕事に行くまでの朝の時間も、仕事から帰宅した後の夜の時間もやることが盛りだくさんです。

 

  • 食事の準備
  • 掃除
  • 洗濯
  • 保育園や小学校の送り出し準備
  • 子供の宿題を共にやる
  • お風呂
  • 寝かしつけ

 

座る暇もないほどです。

少しでも家事の負担を減らすことは身体と心の余裕につながります。

 

例えば…
  • 時短家電をうまく使う
  • 食材宅配サービスを利用する
  • 家族と家事を分担する

 

家事の負担を減らす工夫をぜひ考えておきましょう。

 

子供との時間も大切にする

子供との時間も大切にすることが、訪問看護と子育てを長く両立していく上で重要と感じます。

訪問看護で働いていると、帰宅後も利用者さんのことが気になったり、仕事のことが頭から離れない時があります。

でも、休みはしっかり休みましょう。

休日は仕事のことは考えず、子供との時間を思いっきり楽しみましょう。

仕事とプライベートのメリハリをつけていくことが長く働いていく上でとても大切です。

子供はあっという間に成長します。

かわいい我が子との時間も楽しみつつ、仕事は仕事で集中し打ち込むことができると、良いバランスでやって行けると思います。

 

訪問看護と子育ての両立エピソード2選

実際に訪問看護と子育てを両立している方はたくさんいらっしゃいます

訪問看護と子育てを両立している方のエピソードを2つ紹介します。

 

訪問看護師Aさん
  • 訪問看護歴2年目
  • 常勤(オンコールあり)
  • 子供2人(中学生と小学生)

我が家の子供はひとりで留守番できる年齢なので、常勤として働き、オンコール当番も行っています。忙しそうな私を見て少しずつ家事も手伝ってくれるようになり、思わぬ子供の成長に嬉しさも感じています。学校行事等でお休みしたいときはしっかりお休みをいただくことができる職場なので助かります。職場が自宅から車で5分と近いのも両立に一役買ってます!

 

訪問看護師Bさん
  • 訪問看護歴3年目
  • 非常勤(オンコールなし)
  • 子供2人(小学校低学年と保育園児)

子供がまだ小さいのでオンコール対応のない非常勤勤務で働いています。夜間の勤務がないので子供との生活リズムも整いやすいです。子供の急な体調不良時は快くお休みをいただける職場なので本当にありがたいです。週4日勤務で働いており、残業もないので、ゆとりを持って働くことができています。

 

自分に合った働き方で訪問看護と子育てを両立しよう!

訪問看護と子育てを両立するためには、今回紹介した条件をある程度クリアする必要があります。

逆に言うと、条件をクリアすることができれば訪問看護と子育ての両立は十分可能です。

両立しながら活躍されている訪問看護師さんはたくさんいらっしゃいます。

訪問看護そのものに不安を感じる方もいるかもしれませんが、ビジケアには訪問看護にまつわる悩みを解決できる記事もたくさんあります。

ぜひいろいろ参考にしていただき、前向きに訪問看護に挑戦してもらえると嬉しいです!

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ABOUT US
シュガー看護師/ライター
看護師|総合病院で9年勤務後訪問看護の道へ。訪問看護師歴は11年目。2児の母でもあり現在は訪問看護パート勤務で仕事も家庭も奮闘している。隙間時間を活用し訪問看護転職を応援する「ママさん訪問看護師のブログ」を運営中。最近ハマっている食べ物はそば。