訪問看護はブランクありでも可能!復職する前のアドバイスをお伝えします。

ブランク
ブランクがあると訪問看護で働くのは難しいでしょうか?

 

訪問看護に興味があるのですが、ブランクがあるとついていけるか不安です・・・。

 

ブランクがある看護師で、このような疑問や不安を持ったことがある方は多いのではないでしょうか。

 

率直にいうと、訪問看護はブランクがあっても可能です!

 

訪問看護と聞くと、ひとりで何でも判断して対応しないといけないイメージがあり、ベテラン看護師でないと務まらないのではないかという感覚がまだあると思います。私がそうでした。

 

私は結婚・転勤・出産・育児などのライフイベントのために5年間看護師から離れていましたので、5年のブランクがあります。いわゆる潜在看護師でした。

5年ものブランクがありましたので、いざ看護師でまた働きたいなと思った時に、「ブランクがあって看護師として本当にまた働けるのかな?」とか、「医療の進歩は早いからブランクがあると頭がついていけないのではないか・・・」とか、「ブランクがあって業務に慣れるまでに時間がかかるから、どんくさいって怒られるんじゃないか・・・」とか、様々な事に妄想を膨らませて不安を感じていました。

私の場合、ブランク明けの復帰は一度働いたことがあるクリニックに再就職しましたが、現在は訪問看護に携わっていて思うことは、訪問看護はブランクがある看護師でも安心して働ける環境は整っているということです。

 

今回は、訪問看護に少しでもご興味のあるブランクをお持ちの看護師に向けて、「訪問看護はブランクがあっても可能である」ということと気を付けておきたい「復職する前のアドバイス」についてお伝えしていきたいと思います!

 

 

訪問看護はブランクありでも可能!

〇

 

ブランクが長くなれば長いほど知識面や技術面の不安も大きくなり、復職へのハードルが高くなってしまい、なかなか看護師に復職できないと悩まれている看護師も多いのではないでしょうか。

私の周りでも看護師の資格は持っているけれど結婚・出産・育児などのライフイベントで看護師から一旦離れ、そのままブランクが長くなったことで復職するのが怖くなり、復職に踏み切れないという看護師仲間は意外と多いです。

 

ブランクがある看護師は多い

日本には潜在看護師が推計約71万人いるといわれています。

 

潜在看護師

参照)厚生労働省 看護職員の現状と推移(H26.12.1)

 

2014年時点で就業している看護師等は約150万人いますが、団塊の世代が75歳以上になる2025年には看護師が196~206万人必要と推計されています。

訪問看護師は2019年時点で約6万人ですが、2025年までに15万人まで増やすことを目標としています。(アクションプラン2025

 

国はこの2025年までに看護師を確保するために、2015年10月に「改正看護師等の人材確保の促進に関する法律」を施行しました。

これに伴い、各都道府県や市町村などの自治体は看護師の復職支援に力を注いでおり、看護協会をはじめとして復職支援するための研修が充実してきています。

復職支援の研修については、また後ほどご紹介させていただきます。

 

訪問看護は働きやすい?

?

 

確かに、数年前と今では現場の違いはあります。

前は紙カルテが主流だったのに今は電子カルテが主流ですし、訪問看護ではスマートフォンやiPadを使用しているところがとても多くなってきています。

ICT に慣れていない世代は、スマートフォンやiPadで記録すると聞くと一瞬尻込みしてしまいますが、これも使っていけば慣れていくもので、使い慣れると記録や書類作成が格段と早くなり、時間の短縮に繋がりとても便利なのです。

 

訪問看護も時代とともに変化しており、訪問看護ステーションによっては子育て世代でも働きやすいように保育園と提携していたり、保育所を持っているところもあったり、働く時間を選べるところもあります。

訪問看護はひとりで利用者さんのご自宅へ訪問することが多いのですが、訪問中に判断に困ることがある時でもスタッフ同士で電話や事業所内の連絡ツールなどを使い、すぐに連絡や相談ができる体制を整えている訪問看護ステーションも多くなっていますね!

 

 

最初は、いきなりひとりで訪問することはまずなく、同行訪問で訪問看護業務に慣れてもらい、訪問看護ステーション内で勉強会や研修を実施するなど教育体制を整えているステーションも増えてきているため、現場に携わりながらその都度知識や技術を習得できるようになっています。

大規模化しているステーションでは、新人教育を充実させ、新卒を受け入れているステーションさえあります。

 

こう聞くと、訪問看護は新卒看護師でも働くことができる時代となって来ていますので、ブランクがある看護師でも訪問看護で働くことは十分可能だといえますね!

訪問看護は、ブランクのある看護師にとって復職しやすい環境なのではないかなと思います。

 

 

では次に、訪問看護に復職する前のアドバイスについてお伝えしたいと思います。

 

 

復職する前のアドバイス

応援

 

事前に訪問看護はどんな仕事なのか知っておく

ブランク前に病院で働かれていた看護師は、訪問看護のイメージがなかなかつかないと思いますし、訪問看護に対して間違った認識をしていることもあります。

まずは、正しく訪問看護を認知してもらうために、訪問看護とは何なのかを知ることが重要です。

訪問看護を知る方法には、次のようなものがあります。

  • 本や雑誌
  • 実際の訪問看護ステーションHP
  • SNSで情報収集
  • インターネット

インターネットの中でご紹介させていただくと、看護協会の「看護職のキャリアと働き方支援サイト」に訪問看護の仕事内容や訪問看護で働かれている看護師のエピソードも載っていますので、参考にしてみてください。

ビジケアでも、訪問看護のことについて分かりやすく記事にしていますので、参照していただけると嬉しいです!

 

 

 

復職研修を検討してみる

研修

 

国は看護師不足の解消に向けて、潜在看護師に対して2015年より積極的に働きかけており、各都道府県や市町村などの自治体や病院などで復職支援プログラムを実施しているところも多くなってきました。

 

その中の一部をご紹介します。

 

 

自分に合った訪問看護ステーションを探す

自分に合った職場を選ぶことは、無理せず仕事を継続していくためにもとても重要ですので、復職先は慎重に選びましょう。

 

ブランクがある看護師が復職する際に大事にしておきたいポイントがありますので、そのポイントを4つをご紹介します。

ポイント①:自分の生活に合った働き方ができる

家庭がある人の場合は、家庭と仕事を両立できる勤務体制(勤務時間や残業時間、オンコール当番の有無など)で働けるのかをきちんと確認しておくことで、自分が無理なく働くことができます。

訪問看護は夜間のオンコール当番がありますが、ステーションによってはオンコールを持たなくてもよい働き方を作っているところもあります。事前にオンコール当番の状況を調べておくとよいでしょう。

子供がいる看護師であれば、子供が熱を出すことはしばしばあります。急なお休みでも柔軟に対応してもらえるところなのかどうなのかを調べておくのも必要でしょう。

 

レセプト業務は、事務が行っているところと看護師が行うところがあり、訪問看護ステーションによって違います。

レセプト業務は、病院では医療事務が担っているため看護師は慣れていませんので苦手意識がある人も多いと思います。ブランクがある看護師は、初めのうちは訪問看護業務に慣れることに手一杯だと思いますので、できればレセプト業務を事務が担っているところを選ぶ方が良いかもしれません。

訪問に行くための交通手段として、訪問看護ステーションによって車を使用していたり、自転車を使用していたり、電車を使用していたりと様々です。訪問に使用する交通手段についても確認しておき、ご自分に合った仕事スタイルを選ぶことも重要です。

 

ポイント②:ブランクのある看護師を受け入れている

求人に「ブランクのある方歓迎」「ブランクがあっても可能」などきちんと出している訪問看護ステーションは、比較的ブランクがある方でも働きやすい教育体制を整えている場合が多いため復職しやすいでしょう。また、こういうところはブランクのある看護師を雇っている可能性もあるため、比較的入りやすいのではないかなと思います。

求人に出ていない場合でも、働きやすい体制を整えている訪問看護ステーションもありますので、直接訪問看護ステーションに問い合わせてみると良いと思います。

 

ポイント③:同じようなライフステージのスタッフが働いている

職場内のスタッフに、同年代や子育て中など同じようなライフステージのスタッフがいるかを確認しておくことも大事だと思います。

同じように職場内に子育て中の方がいれば、生活環境が分かり合えますし、子供の行事や子供の体調不良での急なお休みもお互い様ですので、対応してもらえる環境が整えられている場合が多いでしょう。

 

ポイント④:通勤しやすい場所である

訪問看護は緊急時の訪問もありますし、夜間のオンコール対応や出動もあります。家から職場まで遠過ぎると自分に負担をかけることになりますので、通勤しやすい職場を選ぶ方が良いでしょう。

また、まだ小さい子供がいる場合は、急な体調不良や怪我で保育園や幼稚園、学校から呼び出される可能性も高いため、呼び出された時にすぐにお迎えに行けるような距離にしておく方が賢明でしょう。

私にも子供が2人おり、今はあまり手がかからなくなっていますが、幼稚園や小学校低学年のうちは多い時には月に2、3回呼び出されたことがあります。職場と家の距離が離れていると気持ちが焦りますし、お迎えに時間がかかることで幼稚園や学校の先生にもご迷惑をおかけしますので、なるべくなら近い職場の方が安心かと思います。

 

会社説明会や見学に行ってみる

ご興味のある訪問看護ステーションが見つかれば、実際に会社の説明会や訪問看護ステーションの見学に行ってみると良いと思います。

百聞は一見に如かずであり、実際に職場を見てみると訪問看護の仕事やそこの職場内の雰囲気も感じられ、「これなら私にもできるかも」と自信に繋がる場合もありますし、反対に「思ってたのと違った」という相違も避けられますので、働いてみたいなと思った職場があれば実際に会社説明会や職場見学に行ってみる事を是非おすすめします!

 

 

まとめ

親子

 

今回は、「訪問看護はブランクありでも可能である」「復職する前のアドバイス」についてお伝えしました。

 

訪問看護は、ブランクがある看護師でも復職できます!

ブランクがあると誰でも不安になります。私も不安でした。不安は実際に現場で働くことで少しづつひとつづつ解消していき、看護師で働いた時の感覚を徐々に呼び戻し、自信を取り戻していくことが復職の第一歩となります。

ブランクがある看護師の中には、積極的なサポートがあれば復職に踏み出せると考えている方も多いようです。

ビジケアでは、実際現場で働いている医療職が訪問看護に関する知識を豊富に準備しており、ビジケアの記事を読まれるだけでも訪問看護の事が分かると思いますので、是非、ビジケアもご活用くださいますと幸いです。

そして、訪問看護業界で一緒に働いてくださると、とても嬉しく思います!

 

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