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お名前
よろしくお願いします!
働いている地域はどちらですか?
へき地医療に興味を持って、Iターン移住しました。
働いている職場(事業所)を教えてください
なんだかワクワクします♪
訪問看護に限らず人や町(暮らし)を支える活動として立ち上がった事業なので面白いです。
現在の仕事以前の職歴や経歴を教えてください
自衛隊時代に准看護師と救急救命士の資格を取って、看護学校に入り、その後ICUで看護師として3年間勤めました。
現職(訪問看護師)歴は?
訪問看護に興味を持ったきっかけは?
今、島が4つある地域にいるんですが、そもそもこの島群には訪問看護がなかったんですよ。
社会的に在宅医療のニーズは高まっているけど、まだまだ訪問看護って少ないですよね。
特に地方は医師不足なところも多いですし・・・
これからの時代、へき地にこそ訪問看護が必要だと思います。
訪問看護を始める前に感じていた、訪問看護のイメージは?
ベテランナースが働いている場所だな~くらいでした。
実際に始めてみて変わった・感じる訪問看護の世界
今は自分たちの存在や活動を知ってもらうことから始めています。
地域に根ざした活動のなかに訪問看護”も”含まれている・・・。
これからの時代に必要な地域包括ケアのひとつのあり方だなぁと感じました。
地域包括ケア(地域包括ケアシステム)の考え方
地域包括ケアシステムとは、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」が切れ目なく一体的に提供される体制のことです。
この体制の実現のためには、自助(介護予防への取り組みや健康寿命を伸ばすなどの自分自身のケア)、互助(家族や親戚、地域での暮らしを支え合い)、共助(介護保険・医療保険サービスなどの利用)、公助(生活困難者への対策として生活保護支給などを行う行政サービス)という考えに基づき、地域住民・介護事業者・医療機関・町内会・自治体・ボランティアなどが一体となって地域全体で取り組むことが求められています。(ツクイ介護サービスサイトHPより引用)
訪問看護でやりがいや喜びを感じること・嬉しかったエピソードはありますか?
本当にその人のことを考えられるというか・・・業務ではなく「看護」ができている喜びや実感があります。
働く中で、大変だった・苦労した場面やエピソードを教えてください
訪問看護では「治すことがすべてじゃない」と頭ではわかってるんですが、「もっと治療すべきではないか?」と考えてしまいます。
苦しくても最期まで治療をすること、積極的に治療はせず病気と付き合いながら最期を迎えること・・・どちらが正解・不正解ということはなくて。
本人がどうありたいか、それに寄り添っていくことが大切なんじゃないかなぁと思います。
今は利用者さんや他のスタッフと関わる中で、少しずつ考え方や気持ちを切り替えていってます。
これから先、どんな訪問看護師になっていきたいですか?
地域って”永住”って考えるとハードルが高いですが、定住しなくても人が循環していくようになればいいと思うんですよね。地方はどこも医師・看護師不足はありますが、看護師には潜在看護師も多い。
その潜在看護師が活躍できる場として、訪問看護は可能性がある働き方だと思っているので、地域×訪問看護で情報発信していけたらいいなと思っています。
吉田さんのように看護の力で地域を元気にしていくような看護師が増えたら、働く本人も楽しいし、地域・社会の活性化につながると思いました。
吉田さん、ありがとうございました!
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今回は自衛隊からICU看護師を経て、島暮らしをしながら訪問看護師として働く吉田さんをご紹介します!