
目次
心電図モニターの大原則
大原則として心電図は循環評価の一手段です。
不整脈を疑う場合は、徐脈でも頻脈でも、緊急時は波形にこだわらず評価をしましょう。
まずは、ABCD評価をして、必要に応じて救急要請、CPRの対応をしましょう。
在宅では心電図をとることは難しいですが、病院で循環に異常があり不整脈が原因であると考えられる場合は心電図で観察をします。
心電図モニターは味方
心電図モニターでわかること
心電図モニターからは上記の情報を得ることができます。
①の心臓の動きである心拍数は、触知した脈拍数と異なることがあるので注意が必要です。
実際のバイタルサインと連動してアセスメントすることが重要です。
装着方法
正確な心電図をモニターするためには、電極を正しい位置に装着しなければなりません。
よく使われるモニター心電図の3点法について解説します。
3点法では、3つの方向から心臓の動きをみることができます。
よく使われているのはⅡ誘導です。
Ⅰ誘導は、心臓の上の部分(右心房、右心室)をうつしています。
Ⅱ誘導は、上の右図のように心臓全体を被っています。
心臓の電気の流れは右心房から結節へ行き、右と左の心臓の筋肉に流れます。
この電気の流れを反映するのがⅡ誘導になるため、よく使われています。
Ⅲ誘導は、心臓の下の部分をうつしています。
波形の意味
次は波形の見方について解説します。
心房の動き、心室の動きがどこを表しているかおさえましょう。
P波は、右心房にある洞結節を表しています。
PQは、房室結節を表しています。
QRSは心室を表しています。
興奮した心室が元に戻るのを表しているのがT波になります。
心拍数
心臓には、3つのペースメーカーがあります。
一番有名なのは、電気刺激の始めになる洞結節です。
- ①洞調律 60〜100回/分
- ②房室接合調律 40〜50回/分
- ③心室固有調律 30〜40回/分
心臓にはバックアップ機能があるため、40〜50回の脈拍数であれば洞結節に障害の可能性が考えられます。
それより遅ければ房室結節のバックアップも障害されているかもしれません。
心拍出量は、脈拍×血圧で計算されます。
頻脈で血圧が低下した場合は、脱水や出血の可能性があり心拍出量も低下します。
徐脈は、心拍数が下がるため血圧が上昇します。
高度な徐脈な場合は、ショック状態に陥ります。
まとめ
・一拍の形に注目
- ・心拍の回数に注目
動画で勉強する
























今回は心電図の見方について解説します。
心電図の見方を理解できるようにしましょう。