【看護師向け】訪問看護ステーションの選ぶポイント9選

看護師向け9選

 

訪問看護ステーションに転職したいけど、失敗しないためには訪問看護ステーションのどこを見たらいいのでしょうか?

 

訪問看護ステーションってたくさんあるけど、訪問看護ステーションを選ぶポイントはありますか?

 

訪問看護に興味があり、訪問看護ステーションに転職してみたいと考えている看護師は最近増えています。

しかし、どんな訪問看護ステーションを選ぶと良いのか分からないという看護師も多いのではないでしょうか?

特にこれまで病院勤務の経験のみで訪問看護は初めてという看護師にとっては、訪問看護ステーションがどんなところなのか想像できず、どんな訪問看護ステーションが良いのか分かりにくいと思います。

 

訪問看護に興味のある看護師やこれから訪問看護ステーションへ転職を考えている看護師が、訪問看護ステーションへの転職を成功させるために、実際に訪問看護ステーションに転職した私が訪問看護ステーションを選ぶ際のポイントを9選お伝えしていきたいと思います!

訪問看護ステーションを選ぶ際に、是非参考にしてみてください!

 

 

訪問看護ステーションの選ぶポイント9選

9

 

近年、以下の表を見ても分かるように訪問看護ステーションの数は急増しています。

 

ステーション数推移

引用)厚生労働省 在宅医療の現状について

 

つまり、訪問看護ステーションが急増しているということは、多くの訪問看護ステーションが看護師を必要としているということです。

看護師求人媒体や看護師紹介会社でも、最近は様々な訪問看護ステーションから看護師の求人募集が出ているのをよく目にします。

訪問看護ステーションへの転職を成功させるために、これからお伝えする訪問看護ステーションを選ぶ9のポイントについて参考にしてみてください。

 

1.経営者は?

王冠

 

訪問看護ステーションの経営者を知ることは大事です!

なぜかと言うと、経営者が医療職の場合は看護師の役割や仕事内容を理解していますので、相談にも乗ってくれやすく業務を円滑に進めていきやすいでしょう。

一方、医療職ではない他業種の経営者の場合は、看護に対する知識や看護師のマネジメント力が乏しいことも多くあり、看護への価値観が合わず衝突することもあるでしょう。

 

経営者の訪問看護に対する考え方を知り、利用者さんのための看護寄りの考え方なのか、利益重視の考え方なのかは確認しておく方がいいでしょう。

 

2.理念への共感

訪問看護ステーションの理念を見ると、事業経営をどんな目的でどのように展開するのかが分かります。

また、理念は経営を進めていく上での判断基準になりますので、理念に共感できるかは重要なポイントになります。

理念が合わないと離職のきっかけにもなり得ますので、注意しておきましょう。

 

3.1日の訪問件数

家

 

訪問看護ステーションの1日の訪問件数は、業務の忙しさに反映していると思います。

訪問件数は大体1日4~6件のところが多いと思いますが、中には1日10~11件という訪問看護ステーションもあります。

訪問件数が1日10~11件となると、訪問スケジュールはかなりハードになるのは想像できるでしょう。

ハードな訪問スケジュールでも問題ないという看護師にとっては良いのですが、無理はしたくないという場合は、1日の訪問件数が4~6件のところを選ぶと良いかもしれません。

 

4.スタッフの人数

訪問看護ステーションは看護職員(保健師・看護師・准看護師)の人員基準というものが設けられており、常勤換算で2.5人以上と決められています。

スタッフの人数が3人など少人数の場合は、人員基準ぎりぎりで運営していますのでスタッフが急に休職や退職となった場合、残ったスタッフへの負担は必然的に大きくなります。

一方、スタッフの人数が多い場合は、急にスタッフが休職となった場合でも代わりのスタッフを確保しやすいと言えます。

オンコール当番もスタッフの人数によって回数が増減しますので、初めて訪問看護に転職を考えている看護師は、スタッフの人数が多い訪問看護ステーションを選ぶ方が負担は軽く済むと思います。

 

 

5.利用者さんの疾患や重症度

医療

 

訪問看護対象の利用者さんは、小児から高齢者まで様々です。

訪問看護ステーションによって、受け入れている利用者さんも違います。

小児特化の訪問看護ステーションもあれば、精神科特化の訪問看護ステーションもあり、医療依存度の高い利用者さんを積極的に受け入れている訪問看護ステーションもあります。

訪問看護ステーションによって、「小児は受け入れていない」「精神は受け入れていない」「呼吸器の看護はしていない」など対応できる利用者さんも違いますので、ご自分が対応可能なレベルの訪問看護ステーションを選ぶこともポイントですね。

 

6.教育や研修の取り組み

教育や研修の取り組みは、訪問看護ステーションの規模によるところが大きいでしょう。

小規模の訪問看護ステーションでは、訪問看護業務を回すのに手いっぱいでなかなか教育や研修まで手が回らないところが多いのが現状と聞きます。

大規模な訪問看護ステーションの場合は、教育体制を整えているところが多く、事業所内研修がしっかり行われていたり、外部研修には会社負担で行かせてもらえるところもあるようです。

教育体制を重視するのであれば、大規模な訪問看護ステーションを選ぶ方が良いでしょう。

 

7.通勤距離/通勤時間

車

 

通勤距離や通勤時間は短い方が、体力的にも精神的にも楽です。

訪問看護師にとっても体力や精神力は必要なので、仕事が終われば早めに自宅に帰り、ゆっくり心身を休ませる時間を取りたいところです。

通勤する距離や時間は短ければ短いほど、プライベートな時間は確保しやすくなりますね。

緊急で夜間に利用者さんの自宅に訪問することもありますので、通勤距離や通勤時間が短い方が負担は軽くなると思います。

 

8.給与

豚

 

給与は、生活していく上でとても大切なものです。

訪問看護ステーションの規模や経営者によって給与の額は違いがありますので、ご自分の希望する給与額が支給されるのか確認しておきましょう。

残業代や手当、賞与なども訪問看護ステーションによって違いますので、忘れずこちらもきちんと確認しておくと良いと思います。

 

9.職場の雰囲気

輪

 

私的には、これが一番大事だと思っています。

いくら収入が良くても、訪問看護が好きだとしても、職場の雰囲気や人間関係が悪いと後々きっと仕事は辛いものになっていくでしょう。

職場の雰囲気は、面接の時や訪問看護ステーションのHPやSNSなどを見ても感じ取れますので、訪問看護ステーション内の雰囲気を是非確認しておくことをお勧めします!

 

まとめ

看護師

 

今回は、看護師向けに訪問看護ステーションを選ぶポイント9選」お伝えしました。

ご自分のライフスタイルやキャリアに合わせて、生き生きと働けるよう無理のない働き方ができる訪問看護ステーションを選ぶことは大事ですね。

訪問看護ステーションにこれから転職したいと考えている方は、今回お伝えした訪問看護ステーションを選ぶ9のポイントを参考にしていただき、是非ご自分に合った訪問看護ステーションを見つけてみてください!

 

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