今回は、明日の訪問看護に役立つおすすめ漫画を5冊紹介いたします。
こんな風に悩んだり不安になったりした時に読んでみてください。
漫画なので手軽にスキマ時間に読むことができるのとスキルアップにもつながったり、モチベーションを高めることができるのでぜひおすすめします。
目次
訪問看護師におすすめの漫画を5冊紹介します!
- おうちで死にたい~自然で穏やかな最後の日々~
- ナースのチカラ~私たちにできること 訪問看護物語~
- おとずれナース~精神科訪問看護とこころの記録~
- こころのナース夜野さん
- アンメット-ある脳外科医の日記-
これら5冊の漫画は、現場に必要な知識や制度を学ぶことができる内容だったり、たくさんの訪問看護のヒントが詰まっています。
おすすめしたい理由をふまえ、1冊ずつ紹介していきます。
最初にぜひ紹介したい漫画はこちら
お家で看取ると決めた家族に寄り添う訪問看護師としての日々が描かれています。
訪問看護経験者は「わかるわ」「あるある」と共感できます。
感情を揺さぶられて泣きたいときにも特におすすめします。やっぱり訪問看護が好きという感覚を呼び覚ましてもらえます。
この漫画は、私の住む兵庫県看護協会の図書室におすすめの本としても置いてあります。
同じく「おうちで死にたい」の著者広田奈都美さんの漫画で続編です。
こちらは、リアルに訪問看護師としての目線で描かれています。
登場する訪問看護師の苦悩と奮闘にはかなり元気づけられたりします。
ベテラン訪問看護師も新人訪問看護師も登場人物に自分を重ね合わせることもできるのも魅力のひとつです。
コロナ中の緊迫した現場も題材にしたり、著者の訪問看護に対する意気込みが感じられる作品です。
管理者の私もこの漫画をもっと前に読んでいたら、スタッフを退職させずに済んだかもと思ってしまいました。
自分自身の訪問看護に対するモヤモヤしたものが、言語化してもらえていてとても勉強になります。
訪問看護をするなら絶対に読んでほしい漫画です。
訪問看護を始めたいけど踏み込めないという方にも訪問看護の魅力が伝わります。
個人的には花ちゃんの成長を見守ってあげたいです。
精神科訪問看護に興味がある方や精神科訪問看護師さんにおすすめはこちら
精神科経験の少ない私は、精神科訪問看護はどうかかわればよいのか日々不安でした。
しかし具体的なエピソードで業務内容や関わり方を学びました。
医療系の学生の方々に精神科訪問看護の仕事を知るきっかけになればと描かれたそうですが、現役の訪問看護師でも精神科訪問看護はなかなかうまくいかないことがあります。
なのでこの漫画は、同行訪問させてもらったくらいに得ることがあります。
著者 のまりさんが、学生の頃に不登校だったこと、当事者としての経験を生かして訪問看護に従事されていることをコラムに書かれていました。
個人的にはいろいろな方を勇気づけられる作品だと思っています。
こちらはもっと精神科看護を深めたいと思ったら読んでみることをおすすめします。
病棟での話と退院された方への訪問看護の現場で、患者側の感情も医療者側の感情もリアルに描かれています。
また、この漫画は精神疾患をもつ人を、病院でない所で支援するときにまず読む本 の著者の小瀬古伸幸さん(訪問看護ステーションみのり)や依存症治療の医師松本俊彦先生が取材協力されているそうです。
訪問看護のケアに対して考えたい時におすすめはこちら
訪問看護の対象は病気の治療は終えたが後遺症と付き合っていかなければいけない利用者さんが対象です。
主人公の医師が後遺症に対してできる治療には限界がありますが社会復帰まで診るのが脳外科ですとおっしゃられています。
訪問看護師として後遺症にどう支援すればいいのかヒントになることが描かれています。
さすが、元脳外科医が書かれているだけのことがある価値ある本だと思います。
まとめ
今回紹介した漫画はリアルな医療の現場や訪問看護に関することが描かれています。
友人にこれ読んでみてとすすめられたのですが、読んでみるとその魅力にすっかりはまってしまいました。
漫画でスキルアップできたり、モチベーションがアップし、やっぱり訪問看護が好きと思えるのでみなさんにもぜひおすすめします。
日頃の疲れを感じている方、訪問看護をやめたいと思ったときにもう一度元気や勇気づけられると思います。
事業所の図書として購入しスタッフで回し読みするのもいいと思います。
個人的にはコミック本がいいですが、今はスマホでさくっと読めるのもいいですね。
この記事が皆さんの業務のヒントになっていただければ幸いです。