目次
お名前
よろしくお願いします!
働いている地域はどちらですか?
現在の仕事以前の職歴や経歴を教えてください
病棟2箇所と、地域医療連携部を経験しました。
現職(訪問看護師)歴は?
1年4カ月ほどになりますね。
訪問看護に興味を持ったきっかけは?
そこから自宅にいる人に関わるなら訪問看護かなと思い、在宅分野に興味を持つようになっていきました。
そんな患者さんやご家族をみていて「これでいいのかな?」「もっと人生でやりたいことはなかったの?」と色々なことを考えさせられました。
訪問看護を始める前に感じていた、訪問看護のイメージは?
その中で、果たして自分はやっていけるのかと心配はありました。
実際に始めてみて変わった・感じる訪問看護の世界
経験も大事ですが、それ以上に利用者さん一人ひとりと向き合い関わっていくことが大切だと思います。
在宅医療・訪問看護は大きな括りではチーム医療・看護・介護ですが・・・訪問って、一対一のコミュニケーションになってきますよね。
そのなかで、関わる姿勢や向き合おう・寄り添おうとする心が問われていくのかなと思います。
だからこそ訪問看護には“看護の本質”が詰まっているといわれていますよね。
訪問看護でやりがいや喜びを感じること・嬉しかったエピソードはありますか?
病院勤務だと仕事中に外に出るなんてなかったから、仕事しつつ季節の移ろいを感じられる、大好きなお花をみて利用者さんと「きれいだねー」って言い合える・・・そんなことに幸せを感じました。
自然や季節の移ろいって自然なことすぎて、誰もが普段は“何気なく”感じてしまいがち。でも一日中病院の中にいる患者さんにとってそれは特別な光景だし、ずっと病院で働いていた千夏さん自身にとってもそれが癒しになったのかな?とお話を聞いて感じました。
その“当たり前が当たり前じゃない”ことに気づいて、幸せを感じたり喜びを共有できる千夏さんの感性、私はとても素敵だと思います。
利用者さんごとの“それぞれの生活”を見られることが純粋に面白いです。
「あぁ、こんなふうに今まで生活してたのかな」「えっ、こんな状態で家で生活してたの?!(笑)」とか・・・相手が今までどんな人生を生きてきたのか、その背景を知ることでより深く関わることやケアを考えていくことにつながっていきますね。
働く中で、大変だった・苦労した場面やエピソードを教えてください
暑い日の入浴介助は、自分が脱水症状になるんじゃないかと思います・・・。
雨風の中の訪問、暑い季節寒い季節の入浴介助・・・自分自身の体調管理も大変ですよね・・・!
家の構造、使える物品、資源・・・すべてが個々で異なるので、限られたスペースや状況に合わせてできることをしなきゃいけないので、常に考えて工夫していく大変さがあります。
これから先、どんな訪問看護師になっていきたいですか?
病気や障害がある=家に帰れない=病院や施設にいないといけない、と思っている人は多いですし、訪問看護そのものがまだ一般に知られていないですよね。
家に来てくれる看護師がいること、医療者が定期的に訪問することでの良さを、もっと広めていきたいです。
大切な人たちに、希望があれば家で過ごすことができること・それを支えるサービスとして訪問看護という選択肢があることをもっと知ってもらいたいので、これからそういう活動をしていけたらいいなと思っています!
”家で暮らす”という当たり前のことが当たり前じゃなくなってしまった今の社会の中で、自宅での生活を支える訪問看護の存在がもっと一般的になっていくといいですよね。
千夏さん、ありがとうございました!
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