次世代訪問看護師紹介特別編vol.44|江口仁紹さん〜特別編〜

関口
「次世代訪問看護師」は、訪問看護の現場で実際に働いている人たちの働き方や想いを紹介するコーナーです。

今回は、いつもの訪問看護師インタビューとは少し違った特別編。

医療介護業界向けの紹介動画や、社内Webアプリ開発を行っている江口仁紹さんをご紹介します!

 

お名前

江口さん

江口仁紹(よしつぐ)です。

よろしくお願いします!

 

働いている地域はどちらですか?

江口さん

福岡県の福岡市で働いています。

 

現在の仕事以前の職歴や経歴を教えてください

江口さん

営業職を3年経験した後、看護師になり、新卒1年目は大学病院の救命救急センターで働いていました。

2年目から訪問看護師になろうと思いましたが、正社員は経験年数的に難しいと言われました。そのため、病院で勤務しながら休みの日に非常勤で訪問看護ステーションで働き、その後に常勤になりました。

 

訪問看護に興味を持ったきっかけは?

江口さん

訪問看護に興味を持ったきっかけは2つあります。

1つ目は救命救急センター病棟(以下、救命)での経験です。救命で働いていた時に患者さんから「家に帰りたい」とよく言われました。

不慮の事故や病気で突然入院生活を余儀なくされた患者さんと接していく中で「誰もが病気や障害を抱えていても家で過ごしたい」という願いをもっているんだと感じました

ある日、90代の女性の患者さんが運ばれてきた時に、人工呼吸器を使用し、管だらけになった姿をみて家族が「こんなつもりじゃなかった・・・」「これでよかったのか?」と本人も、家族も誰一人望んでいないような状況を見ました。

こういった状況は、入院する前の在宅の段階で「何かできることがあるんじゃないか?」と思いましたね。

 

関口

本人や家族が望まない状況を回避するためにも、意思決定支援は、救命に運ばれるような意識のない状況の前にやれるといいですよね。

 

江口さん

そうなんですよね。

訪問看護を志した2つ目の理由にも繋がるんですが、私は「選択肢がある」ことが大切だと考えています。日本では5割超の方が自宅や自宅で最期を迎えたいと願うにもかかわらず、それが叶うのは1割程度という現状があります。

現実と希望のギャップに驚き、「家に帰りたい」と願う人の希望を実現できる選択肢を作っていきたいという思いもあり、訪問看護を志しました

 

訪問看護を始める前に感じていた、訪問看護のイメージは?

江口さん

訪問看護に行きたいと思った時に、経験年数がないと難しいと断れた経験があるので、病棟の経験がある程度ないと出来ないというイメージがありました。

あとは、とても汚い家に自分は入れるかな・・・とかは少し心配でしたね。(笑)

 

実際に始めてみて変わった・感じる訪問看護の世界

江口さん

運営元の方針と教育体制によっては、若手でも訪問看護は可能だと思いました。

私が働いていたステーションは、教育担当の人がいて、教育プログラムが作られていました。教育は、OJTだけでなく「訪問看護が何のためにあるのか?その人にとって看護の意味は何か?」をともに見出してくれるところがとても有難かったですね

あとは、風通しの良い職場づくりのために朝礼で感謝のシェアというものがありました。どんなに小さなことでもいいので、周囲への感謝を伝え合う時間が設けられていました。

 

関口

江口さんは、「家に帰ることができるという選択肢を作りたい」という思いで訪問看護に進んだと思うのですが、江口さんの考えていた訪問看護のイメージとギャップはありましたか?

 

江口さん

ギャップはそこまでなくて、訪問看護は「家で過ごしたい、家に帰りたい」を叶える最高のシステムだと思いました。

その方の生きてきて大切にしている価値観を聞いたり、人生で最高に輝いていたお話を聞くなかで「家で過ごしたい」もそれぞれ理由があることが分かりました。

「奥さんと一緒に過ごしてきた家だからずっとここにいたい」だったり、「俺が頑張って働いて建てた家だから、ここを守りたい」だったり、大事にしている価値観は当人それぞれ違い、ストーリーがあって面白いなと思いました。

 

現在は、どんな仕事をされていますか?

江口さん

現在はフリーランスとして、主に事業を3つ展開しています。

1つ目は、自治体向けに人生会議普及啓発、在宅医療普及啓発動画の作成をしています。

2つ目は、訪問看護、看護小規模等のサービス紹介動画をして採用のお手伝いをしています

3つ目は、医療、介護業界向けに社内Webアプリ開発をしています。具体的にはeラーニングシステムだったり、人事評価制度をWeb化したりしています

 

フリーランスの仕事を始めたきっかけ

江口さん

訪問看護をしていたときに、利用者さんから「こんなにいいシステムがあるなんて知らなかった。いろんな人に訪問看護や在宅医療のことを伝えていってね」と言われたことです。

私たちは当たり前のように在宅医療介護の制度を知っていますが、7割の方が病院で最期を迎える日本にとっては、在宅で過ごす選択肢があることすら知らない人が多いことに気がつきました。

 

関口

私も、働いていて「訪問看護をもっと早く知りたかった!」と言われることがよくあります。

私たちが思っている以上に、訪問看護や在宅サービスの認知度は低いので、発信していく必要がありますね。

 

現在の仕事でやりがいや喜びを感じること・嬉しかったエピソードはありますか?

江口さん

自分のアイデアが他人に感謝されたり、問題を解決できたときはもう言葉に表せない最高の喜びがあります。

直近のeラーニングを導入した訪問看護ステーションからは、導入効果がものすごいあったと感謝されて、経営者、管理者、受講者、社員のアンケートでは100%「導入にはとても意味があった」と答えてくれたときは嬉しかったです。

 

働く中で、大変だった・苦労した場面やエピソードを教えてください

江口さん

営業活動はものすごく大変でした。信用が0の状態で自分で考えた商品を売るというのは、看護師の能力とは全く別で、学ぶ事が多かったです。

ただ、相手の抱えている悩みが解決したり、成果物を提供して喜んでいる姿を見ると頑張ろうと思えましたね。

 

これから先、どんな訪問看護師になっていきたいですか?

江口さん

私は人生の中で、「挑戦を通して社会的課題の解決をして人々に喜ばれるサービスの提供」ができる人生にしたいと思っています。

看護師という枠にとらわれずに、いろいろな挑戦をしていきたいです。最近は、外になかなか出られない人でも来ることができるような介護スナックの経営を将来的にしたいなと考えています。

 

関口

スナック経営、とても楽しそうです!

今後も江口さんのご活躍がとても楽しみです。江口さん、ありがとうございました!

 

江口仁紹さんの活動紹介

・江口仁紹さんのtwitter

e-Learning

 

 

 

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