看護師のための経営数字力講座【必見☆お金のブロックパズル活用術】

 

Ns出口
ビジケアの経営企画・運営を担当しています出口です。

今回は看護師のための経営数字力講座「必見☆金のブロックパズル活用術」についてお話しさせていただきます。

 

前回、前々回の復習はこちら!

 

今回は「実践編の内容」になります!

 

ブロックパズル活用術

 

Ns出口
今回は下記の3つのテーマで話をしていきますね!

 

売上の仕組みを理解する

Ns出口
もしあなたが「売上を上げなさい!」と言われたり、「売上を上げたい!」と思った時、どうしますか?

 

これを考えるためには、売上の仕組みを理解する必要があります!

 

 

売上は、「単価×数」で計算できます。

 

訪問単価の構成

訪問単価=「①訪問単位+②加算」

 

訪問数の構成

訪問数=「利用者数+③1人あたり訪問数」

これは、

  • 1時間あたり
  • 1件あたり

の両方で計算する必要があります!

※30分未満の訪問と30分以上60分未満の訪問では1件の訪問の単価が異なるため

 

利用者数の構成

利用者数=「④新規利用者数+⑤既存利用者数」

 

売上の仕組み

①訪問単位
②加算
③1人あたりの訪問数
④新規利用者数
⑤既存利用者数

 

Ns出口
まずは、売上の構成の仕組みを理解することが大切です!

そして、売上を上げるには、①〜⑤のどこにアプローチするかを考えることが大切になります!

 

経営数字力で大切な3つの用語

 

Ns出口
まずは3つの大切な用語を理解しましょう!

 

3つの用語
  1. 損益分岐点
  2. 労働分配率
  3. 利益率

 

損益分岐点とは?

 

損益分岐点とは、利益がゼロ(0)になる時を言います。

つまり、「粗利」と「固定費」が丁度一緒になる時です!

 

訪問看護ステーションを立ち上げた時は、まずは赤字が出ないためには、「何件訪問したら良いか?」を考え、その後に「利益を出すためにはどうしたら良いか?」を考える必要があります。

 

そのためにも、「損益分岐点」という言葉を理解することが大切になります!

 

労働分配率とは?

 

労働分配率とは、「粗利の中にどれだけ人件費が占めているか?」という割合です。

 

労働分配率

労働分配率=人件費÷粗利×100

上記の表の場合は、

労働分配率=60÷100×100=60%

 

訪問看護ステーションの場合は、人件費が粗利の中のほとんどを占めてきます。

利益を出していきたいと考えると、労働分配率が60%以下が目安になります。

 

利益率とは?

 

利益率とは、「売上からどれだけ利益が生み出されているか」というものです。

 

利益率

利益率=利益÷売上×100

上記の表の場合は、

利益率=20÷100×100=20%

 

利益率は、20%以上を目安に目指したいです!

 

それは利益は最後ではなく、利益から引かれるものがあるからです。

そして、利益から残しておくものもあるからです。

 

引かれるもの
  • 利益から税金
  • 借入金の元本返済

 

残しておくもの
  • 設備投資(PC、自転車等の購入)
  • 未来への投資
  • 何かあった時の備え(コロナで営業できない、震災)

 

実際にブロックパズルでシミュレーションしよう!

 

Ns出口
では、いくつかのパターンでシミュレーションをしてみようと思います!

 

単価が10%UPしたらどう変わる?

 

もし単価が10%UPした場合(単価が110になった場合)は下記のようになります!

 

 

  • ①売上:1,000→1,100
  • ③粗利:1,000→1,100

 

「⑦利益=③粗利ー④固定費」で計算できるため、「⑦利益」は、200→300に上がることが分かります!

結果、単価が10%UPすると、利益は1.5倍となります。(比例はしないで大きく変わります。)

 

個数が10%UPしたらどう変わる?

 

もし個数が10%UPした場合は下記のようになります!

 

 

 

  • ①売上:1,000→1,010
  • ③粗利:1,000→1,010

 

「⑦利益=③粗利ー④固定費」で計算できるため、「⑦利益」は、200→210に上がることが分かります!

結果、個数が10%UPすると、利益は1.05倍となります。

 

Ns出口
「単価UPの場合」と、「個数UPの場合」とでは、「利益のUP率」が変わることがわかりましたか?

 

損益分岐点にするには何個売ればいい?

 

損益分岐点とは、「粗利=固定費」の状態です。

よって上記の表では、「売上=粗利」ですので、「売上=固定費」となる時が損益分岐点となります。

 

Ns出口
「固定費が1,200」ですので、「売上を1,000→1,200」にするためには、数量を「+2」すれば、損益分岐点となり、この会社は赤字を出さなくても済みます。

 

労働分配率が60%の時、売上はいくら?

労働分配率とは、粗利の中に占める人件費の割合です。

計算式ですと、労働分配率=人件費÷粗利×100です。

 

 

Ns出口
このブロックパズルでは労働分配率は何%か分かりますか?

 

660÷1000×100=66%となります!

 

では、66%を60%にするためには?

 

労働分配率=60%

60%=人件費÷粗利×100

60%=660÷粗利×100

 

よって、「粗利=1,100」⇨「売上=1,100」にすれば、労働分配率は60%になります。

 

労働分配率が60%になると、利益が2倍になっていることが分かります!

他の変化にも着目することが大切です!

 

【問題】利益率20%にするには売上はいくら?

 

Ns出口
実際に解いてみてくださいね!

 

まとめ

 

Ns出口
是非、自身の事業所のブロックパズルを書いてみてください!

 

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