令和2年3月16日に開催された第176回社会保障審議会介護給付費分科会において、令和3年度介護報酬改定に向けた話し合いが進められました。
今回は、介護報酬改定に向けた今後のスケジュールと訪問看護の現状を把握していきましょう!
目次
令和3年度介護報酬改定に向けて既に動き出している
来年度の令和3年度介護報酬改定に向けての今後のスケジュールが発表されました。
概ねの流れは以下のようになっております。
- 秋頃:具体的な方向性の議論
- 12月:基本的な考え方の整理
- 年明け:諮問、答申
これから少しずつ審議が進められていきます。
介護報酬改定の前の年は、普段より情報収集をして、改定後の事業所運営に備えることをオススメをします。
平成31年令和元年の訪問看護の概要
今回は、定期的に更新される厚生労働省からのデータを少し見て復習をしていきましょう!
訪問看護は 介護保険と医療保険で提供され、令和元年6月ではそれぞれの利用者数は以下のようになっています。
保険別利用者数
- 介護保険:約55.4万人
- 医療保険:約28.9万人
介護保険と医療保険の使い分けに分けに関しては下記の記事で復習をしておきましょう!
介護保険における訪問看護の報酬
介護保険における訪問看護の報酬は上記の通りになっています。
このビジケア経営マガジンでは下記の記事のように一つ一つわかり易く解説をしております。
是非、勉強に活用してください!
訪問看護の事業所数、受給者数、費用額の推移
上記に示したように年々訪問看護事業者も受給者数も費用額も増加傾向です。
訪問看護は地域医療には必要なサービスであり、国からも期待されているサービスと思われます。
まだまだ全国には訪問看護が足りない地域も多く、訪問看護を必要としている方は多くいらっしゃると思います。
国の動向や訪問看護の現状を把握することも効率良い適切な事業所運営をしていくためには大切になりますので、しっかりと把握していきましょう!
今年度も在宅看護の情報について配信していきますので皆様宜しくお願い致します!!
皆様の事業所が安心・安全に運営できること応援します♪
今回は厚労省のデータを元に訪問看護の現状をお伝えします!