目次
お名前
よろしくお願いします!
働いている地域はどちらですか?
働いている職場(事業所)を教えてください
代表理事と管理者を務めています。
現在の仕事以前の職歴や経歴を教えてください
外科病棟時代にがん性疼痛看護認定看護師も取得しました。
そこから地域に出ようと思って病院を辞めたあと、日本財団在宅看護センター起業家育成事業に参加し、訪問看護や経営について学んで、会社設立・訪問看護立ち上げに至りました。
現職(訪問看護師)歴は?
そこからなので、2年半ほどになりますね。
訪問看護に興味を持ったきっかけは?
その後看護師になり病院で働く中で、特に内科病棟で働いたときに高齢者医療の現実を見て・・・さまざまな課題を感じました。
働く中で地域包括ケアの必要性を考えるようになり、在宅ではどんな取り組みがあるのか?自分に何ができるのか?と在宅に意識が向くようになりましたね。
そこから、会いたい人に会いに行って話を聞いたり、外部の研修会に参加して学びを広げ、地域からできることをやっていく必要性を改めて感じました。
訪問看護を始める前に感じていた、訪問看護のイメージは?
実際に始めてみて変わった・感じる訪問看護の世界
若い人や訪問看護未経験の人たちに、どんどん飛び込んでほしい世界だなぁと思います。
ちなみにうちのステーションも20代が中心で、看護師もセラピストも全員訪問看護未経験から働いています。
でも実際に訪問看護で働いている若手の方に話を聞くと、「楽しい」「在宅に行ってよかった」って意見ばかりで。若手看護師の活躍のフィールドとして、最近は訪問看護を選ぶ人が増えていますよね。
私は自分が働いてみてその楽しさや魅力を知ったので、「訪問看護でキャリアを積むことがかっこいい」と思われるようなイメージを作っていけたらいいなと思っています。
訪問看護でやりがいや喜びを感じること・嬉しかったエピソードはありますか?
楽しさと同時に、難しさや奥深さも感じます。
病院だと一対多の関わりですが、在宅は目の前の利用者さんと家族に集中して関わることができます。
在宅は生きる力を引き出し、その人らしくいられる場所だと実感します。
家にいることの力を実感しながら、日々看護を実践しています。
個別性を考えて、生きる力を引き出す看護・・・看護の本質・真髄ですね。
働く中で、大変だった・苦労した場面やエピソードを教えてください
とはいえ、私は元々日常生活圏域で働ける形を目指していたので、自宅も保育園もステーションも近いという状況ができていました。
事業を形にしながら11月末に出産して、翌2月には子供連れ出勤で職場復帰しました!
大変だったと思いますが、地域の受け皿をつくることが、そのままご自身の受け皿にもなったんですね・・・!
自分自身も含めた地域包括ケア・・・素敵な働き方だと思います。
これから先、どんな訪問看護師になっていきたいですか?
あと、看護師は9割が女性の業界なので、独身の子はバリバリ働いていっぱい稼いで(笑)、結婚・妊娠・出産・育児・介護などのライフイベントがあっても続けられる職場、「お互い様」の精神で助け合える職場づくりをしていきたいですね。
うちの理念の一つに「しあわせにいきること」があります。利用者さん・ご家族の幸せを願うように、働く看護師も幸せであることを大切にしていきたいと思っています。
柳澤さんのような経営者・看護師が増えたら、看護師の働き方も社会の在り方ももっと豊かになっていきそうですね!
柳澤さん、素敵なお話をありがとうございました!
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