
前回、前々回の復習はこちら!
今回は「実践編の内容」になります!
目次
ブロックパズル活用術

売上の仕組みを理解する

これを考えるためには、売上の仕組みを理解する必要があります!
売上は、「単価×数」で計算できます。
訪問単価=「①訪問単位+②加算」
訪問数=「利用者数+③1人あたり訪問数」
これは、
- 1時間あたり
- 1件あたり
の両方で計算する必要があります!
※30分未満の訪問と30分以上60分未満の訪問では1件の訪問の単価が異なるため
利用者数=「④新規利用者数+⑤既存利用者数」
①訪問単位
②加算
③1人あたりの訪問数
④新規利用者数
⑤既存利用者数

そして、売上を上げるには、①〜⑤のどこにアプローチするかを考えることが大切になります!
経営数字力で大切な3つの用語

- 損益分岐点
- 労働分配率
- 利益率
損益分岐点とは?
損益分岐点とは、利益がゼロ(0)になる時を言います。
つまり、「粗利」と「固定費」が丁度一緒になる時です!
訪問看護ステーションを立ち上げた時は、まずは赤字が出ないためには、「何件訪問したら良いか?」を考え、その後に「利益を出すためにはどうしたら良いか?」を考える必要があります。
そのためにも、「損益分岐点」という言葉を理解することが大切になります!
労働分配率とは?
労働分配率とは、「粗利の中にどれだけ人件費が占めているか?」という割合です。
労働分配率=人件費÷粗利×100
上記の表の場合は、
労働分配率=60÷100×100=60%
訪問看護ステーションの場合は、人件費が粗利の中のほとんどを占めてきます。
利益を出していきたいと考えると、労働分配率が60%以下が目安になります。
利益率とは?
利益率とは、「売上からどれだけ利益が生み出されているか」というものです。
利益率=利益÷売上×100
上記の表の場合は、
利益率=20÷100×100=20%
利益率は、20%以上を目安に目指したいです!
それは利益は最後ではなく、利益から引かれるものがあるからです。
そして、利益から残しておくものもあるからです。
- 利益から税金
- 借入金の元本返済
- 設備投資(PC、自転車等の購入)
- 未来への投資
- 何かあった時の備え(コロナで営業できない、震災)
実際にブロックパズルでシミュレーションしよう!

単価が10%UPしたらどう変わる?
もし単価が10%UPした場合(単価が110になった場合)は下記のようになります!
- ①売上:1,000→1,100
- ③粗利:1,000→1,100
「⑦利益=③粗利ー④固定費」で計算できるため、「⑦利益」は、200→300に上がることが分かります!
結果、単価が10%UPすると、利益は1.5倍となります。(比例はしないで大きく変わります。)
個数が10%UPしたらどう変わる?
もし個数が10%UPした場合は下記のようになります!
- ①売上:1,000→1,010
- ③粗利:1,000→1,010
「⑦利益=③粗利ー④固定費」で計算できるため、「⑦利益」は、200→210に上がることが分かります!
結果、個数が10%UPすると、利益は1.05倍となります。

損益分岐点にするには何個売ればいい?
損益分岐点とは、「粗利=固定費」の状態です。
よって上記の表では、「売上=粗利」ですので、「売上=固定費」となる時が損益分岐点となります。

労働分配率が60%の時、売上はいくら?
労働分配率とは、粗利の中に占める人件費の割合です。
計算式ですと、労働分配率=人件費÷粗利×100です。

660÷1000×100=66%となります!
では、66%を60%にするためには?
労働分配率=60%
60%=人件費÷粗利×100
60%=660÷粗利×100
よって、「粗利=1,100」⇨「売上=1,100」にすれば、労働分配率は60%になります。
労働分配率が60%になると、利益が2倍になっていることが分かります!
他の変化にも着目することが大切です!
【問題】利益率20%にするには売上はいくら?

まとめ















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今回は看護師のための経営数字力講座「必見☆お金のブロックパズル活用術」についてお話しさせていただきます。