サービス担当者会議における訪問看護師の役割を3つ紹介します!

サービス担当者会議に参加する予定だが、訪問看護師としてどのような役割があるの?

 

訪問看護サービスを提供していくにあたり、介護保険を利用される方はサービス担当者会議があります。

略して「サ担」「担会」と言われるものですね。

サービス担当者会議は、ケアマネジャーが中心となって利用者さんとその家族、そして多職種が集まり開催されます。

介護保険の利用開始時や、介護保険の更新後に開催されることが多いですね。

今回は、ケアマネジャーの立場も踏まえてサービス担当者会議における訪問看護師の役割を3つ紹介します。

 

サービス担当者会議とは

 

まずサービス担当者会議の目的をおさえておきましょう。

サービス担当者会議の目的は以下になります。

サービス担当者会議の目的
ケアマネジャーが作成した居宅サービス計画原案について、各分野の専門職から専門的な意見や助言を受け、より精度の高い居宅サービス計画に仕上げていくこと。

引用:介護支援専門員実務研修テキスト第七版

 

ケアマネジャーが事前に作成した居宅サービス計画の内容を、利用者さんやその家族、サービスを提供する専門職と確認し、意見を出し合います。

利用者さんの生活を援助していくにあたり、他職種で目標を共有する場でもあります。

ここで訪問看護師に求められることは、居宅サービス計画に対しての専門的な意見や助言です。

訪問看護師が求められることを理解しておくことで、どのような役割があるのかが見えてくるのではないでしょうか。

 

サービス担当者会議における訪問看護師の役割3選

ここからは、サービス担当者会議における訪問看護師の役割をみていきます。

 

利用者さんの身体状況や症状に関する助言

 

訪問看護師として、利用者さんの身体状況や症状に関する助言が求められます。

しかし新規介入時には、身体状況や症状は把握しきれないところがありますよね。

サービス担当者会議前に、ケアマネジャーや医療機関からどのような疾患があるのかなど、利用者さんの情報を把握しておくと、準備ができます。

情報を見た上で、どのように介入していくことが望ましいか、医療的知識を踏まえて助言や意見ができると良いですね。

サービス担当者会議では、事前にケアマネジャーが居宅サービス計画を作成しています。

ケアマネジャーが医療的視点を持っているとは限りません。

訪問看護師として、身体状況や症状に合ったサービスについて話し合えると良いですね。

 

利用者さんの予後に関する助言

 

介護保険サービスを利用するということは、何らかの疾患や症状があります。

これらに対する、予後予測が必要になってきます。

現段階のことだけでなく、長期的な変化は、専門職である訪問看護師だからこその意見があると思います。

問題点に対して改善が期待できるものであれば、はじめは頻回訪問、徐々に訪問回数を減らして利用者さんの自立につなげていくことができますね。

内服の管理は、定期的に訪問が必要となり、自立が見込まれるようであれば訪問回数は減っていくかもしれません。

パーキンソン病などの進行性の病気は、状態に応じて訪問回数が異なりますよね。

このように、病気や症状に対して、どのように介入するべきか、またその見通しも踏まえて考えておくことはとても重要です。

居宅サービス計画には、長期目標も記載されているので、どのような目標であるかを確認して助言や意見ができると良いですね

 

訪問看護でできることを伝える

 

居宅サービス計画を作成しているケアマネジャーは、訪問看護ができることを全て把握しているわけではありません

サービス担当者会議で、これは訪問看護でした方が良いのではないかと思う場面を経験した方は多いのではないでしょうか。

特に、訪問看護と訪問介護では、サービス内容が似ているため、あれ?と思うところがあるかもしれませんね。

そのような場合は、利用者さんやその家族の意思を考慮して、サービス提供は誰が行なった方が良いのかを検討する必要があります。

その際、訪問看護でできることを伝え、どのサービスが利用者さんにとってより良いのかを伝えることが重要です。

例えば、入浴についてです。

訪問看護、訪問介護どちらのサービスでも入浴の介助は可能です。

ただし、利用者さんによっては、訪問看護で入浴介助をした方が良い場合があります。

医療機器を使用している場合は、医療機器の管理が必要なため、訪問看護の方が良いですね。

病気や症状によって、入浴による急変が見込まれる方についても、急変後の対応が可能な訪問看護が望ましいです。

状態が落ち着いている利用者さんは、訪問介護で入浴介助を行うことが主となります。

このように、訪問看護でできることを伝えながら、訪問看護を受けるべきか否かを客観的に判断し、伝えていくことが重要です。

以下の記事は、訪問看護と訪問介護の違いについて書かれているので、参考にしてください!

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まとめ

サービス担当者会議における訪問看護師の役割を3つ紹介しました。

サービス担当者会議は、利用者さんがより良い生活が送れるように支援するサービス事業者が集まります。

訪問看護師として、医療的な知見を交えて助言や意見を出し、また訪問看護でできることを発信していきたいですね

有意義なサービス担当者会議によって、利用者さんにとってより良いサービス体制ができることを願っています!

 

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ABOUT US
石川 成美理学療法士
理学療法士/愛知県在住/総合病院、地域活動を経て現在は訪問看護ステーション勤務/訪問看護でリハビリをしながら広報を担当/子育て中/職場の働きやすさ改革中/趣味は旅行