訪問看護（リハビリ）あるあるを5つ紹介します！

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訪問看護や訪問リハビリの現場は、病院や施設とは全く違う「生活の場」でのケアが中心となるため、独特のエピソードや“あるある”がたくさん存在します。

初めて訪問の仕事をする人や、訪問看護に興味のある学生からは「どんな場面が大変？」「実際はどんな感じで訪問しているの？」と質問されることも多いでしょう。

本記事では、訪問看護・訪問リハビリで働く人なら共感する“あるある”を5つピックアップし、現場のリアルとポイントをわかりやすく紹介します。

訪問の魅力や大変さを知りたい方、これから訪問看護（リハビリ）に挑戦したい方にも役立つ内容です。

訪問看護（リハビリ）は病院とも施設とも違う“生活支援の現場”

訪問看護や訪問リハビリは、利用者さんの自宅という生活環境で行われるため、個人の生活リズムや家庭の文化に合わせた関わりが必要です。

• 自宅の広さや環境が人それぞれ

• 生活導線を見ながらリハビリを考える

• 家具や家電の配置も動作に影響

• 家族のサポートの有無で関わり方が大きく変わる

こうした要素が絡むため、病院以上に柔軟性とコミュニケーション能力が求められます。では、具体的な“訪問看護（リハビリ）あるある”を見ていきましょう。

訪問看護（リハビリ）あるある① 予定通りに進まないことが多い

訪問のスケジュールは利用者さんの体調や生活リズムに大きく左右されます。

あるあるポイント

• 到着したら利用者さんがまだ寝ている

• 朝食がまだ終わっていない

• 病院を受診していて不在

• 体調不良で中止になる

• 連絡なく外出してしまっている

訪問リハビリの場合は、スケジュールの組み直しが頻繁に必要になるため、柔軟に対応する力が求められます。
ケアマネジャーや家族との連携も欠かせないポイントです。

訪問看護（リハビリ）あるある② 利用者さんのペット問題が多い

動物好きには癒される時間でもありますが、訪問あるあるの1つが「ペット対応」です。

よくある場面

• 大型犬が勢いよく出迎えてくる

• 猫がリハビリ中の膝に乗ってくる

• 小鳥が部屋の中を飛び回っている

• ペットの毛が広範囲に付く

• 動物アレルギーでくしゃみが止まらないスタッフも

ペットがいる家庭では、訪問バッグを床に置かず椅子の上に置くなど、衛生面の工夫や安全対策が必要です。

訪問看護（リハビリ）あるある③ 家庭ごとに“生活ルール”が違う

訪問の現場は100軒あれば100通りの文化があります。

代表的なあるある

• 玄関で靴を脱ぐタイミングを迷う

• 土足OKの家なのに脱いでしまう

• 手洗い場がどこかわからず困る
  -「このタオル使って」と言われるが清潔か悩む

• 冷房が弱すぎて汗だくになる

• 逆に暖房が強すぎて暑い

訪問リハビリでは、動作指導や環境調整を行うため、家庭のルールやこだわりを尊重しながら介入する姿勢が求められます。

訪問看護（リハビリ）あるある④ 玄関や通路が狭く、介入が難しい

病院のように広く整えられた空間ではなく、住み慣れた自宅は家具が多く、動作スペースが限られることが多いです。

現場でよくある困りごと

• 車椅子がギリギリ通る狭い廊下

• リハビリ中に家具にぶつからないよう注意する

• ベッド周りが狭くて介助動作が難しい

• キッチン・トイレの入り口が狭い

• 動作練習に使うスペースが確保できない

訪問看護・リハビリスタッフは、その限られた空間の中で最大限の介入を行う工夫が必要です。
時には家具の配置を家族と相談しながら改善することもあります。

訪問看護（リハビリ）あるある⑤ 利用者さんとの距離が良くも悪くも近い

訪問はマンツーマンで関わる時間が長いため、人間関係が非常に深くなります。

よくあるエピソード

• 家族の相談を長く受ける

• 利用者さんが昔の話をずっと語る

• スタッフの体調を気遣ってくれる

• 手作りのお菓子や野菜をくれることも

• ときどき“言い方がきつい”利用者さんもいる

病院と違い、訪問では利用者さんの生活の一部に入り込むため、信頼関係が非常に重要です。
リハビリ職の場合は週2～3回訪問するケースも多く、家族のような関係になることもあります。

まとめ：訪問だからこそ生まれる“生活のリアル”が魅力

訪問看護や訪問リハビリには、病院や施設では経験できないリアルな“あるある”がたくさんあります。

今回紹介したあるあるは以下の5つです。

1．予定通りに進まないことが多い
2．ペット問題が多い
3．家庭ごとに生活ルールが違う
4．玄関や通路が狭くて介入が難しい
5．利用者さんとの距離が近い

こうした経験は大変である一方、利用者さんの生活に深く関われる喜びがあり、訪問ならではのやりがいにつながります。

訪問看護（リハビリ）に興味がある方や、これから訪問の世界に飛び込む方は、ぜひ楽しみながらこの“あるある”を体験してください。