次世代訪問看護師紹介vol.19|髙原さん

ビジケア広報・町田
「次世代訪問看護師」は、訪問看護の現場で実際に働いている人たちの働き方や想いを紹介するコーナーです。

今回は、訪看立ち上げから管理者として働く髙原さんをご紹介します!

 

お名前

髙原さん
髙原です。

よろしくお願いします。

 

働いている地域はどちらですか?

髙原さん
東京都練馬区です。

 

働いている職場(事業所)を教えてください

髙原さん

 

現在の仕事以前の職歴や経歴を教えてください

髙原さん
資格取得後、大学病院にて呼吸器内科・外科・循環器内科の混合病棟に4年、外来で内科全般を1年、透析室に5ヶ月勤めました。

それから1ヶ月の期間限定で保育園看護師をしたあと、現在の職場(訪問看護)で立ち上げから管理者として働いています!

 

現職(訪問看護師)歴は?

髙原さん
9カ月になります。

 

訪問看護に興味を持ったきっかけは?

髙原さん
大学病院で働いていて、一人の方に寄り添った看護を提供するには限界があると感じていました。そこで、地域に密着しているクリニックで一人の患者様と距離が近く、長く関わっていきたいと思い求人を探していました。

実は現在の職場はクリニックの看護師求人で面接を受けたんですが、その面接で「訪問看護を立ち上げたいと思っているからやってみないか?」とお誘いを頂いたんです。

 

町田
えー!じゃあそこで誘われたことがきっかけで?

それまで訪問看護への転職は考えていなかったんですか?

 

髙原さん
訪問看護は全く経験がなかったし、これまでの経験値では知識や技術が足りないだろうと思っていて、選択肢にはなかったんです。

求人を探す時も訪問看護は除外していたくらいでした(笑)

ただ、面接の際に理念や取り組みを知っていくうちに、自分の看護感と近く寄り添った看護ができそうだなと感じました。

また訪問看護はいつか経験したいと思っていて、これも何かのご縁だと感じ決心しました。

 

町田
“一人の方に寄り添った看護”“地域密着で長く関わる”・・・その想いや方向性は、訪問看護にぴったり当てはまる感じがします。

きっとそこに目を向けていたからこそ、そのご縁を引き寄せたんでしょうね・・・♪

 

訪問看護を始める前に感じていた、訪問看護のイメージは?

髙原さん
知識や技術が問われる責任重大な仕事で、「一人で何でも対応できなければいけない」と感じていました。

 

実際に始めてみて変わった・感じる訪問看護の世界

髙原さん
訪問は基本的に一人で行きますが、何か困ったことがあれば他のスタッフに相談できるので、何でも最初から知っていなければいけないことはなかったです。

知識や技術も必要ですが、基本的なことができていれば問題はないと思います。

 

町田
他の訪問看護師の方からも、働いてみて「一人で全部やらなきゃいけない」から「一人だけど独りじゃない、みんなでやればいいんだ」と、認識が変わったというお話をよく聞きます。

在宅の場では、スタッフ同士や多職種での支え合いが大切になっていきますよね。

 

髙原さん
そうですね。

どんな疾患にも対応しなければいけない大変さはありますが、様々な視点から生活すべてを見る訪問看護では、知識や技術はおのずとついてくると思います。

病院と在宅ではケアのやり方やサポートの仕方が変わってくることが多く、病院と同じことができるわけではないので、その方にあった方法を見つけることができれば十分ではないかと働いていく中で思うようになりました。

 

訪問看護でやりがいや喜びを感じること・嬉しかったエピソードはありますか?

髙原さん
当法人では家族のように関わることを大切にしているので、お客様との距離がとても近いと思います。

そのため一人ひとりに寄り添えているなと感じています。

「来てくれてよかった。ありがとう」や「あなたに来てほしい」と言われることが一番嬉しいです。また、誕生日を覚えてくれていて、わざわざ素敵なプレゼントをくださったことが本当に家族のように関われているなと感じられる瞬間でした。

 

町田
素敵ですね・・・。

良い関わりができて、信頼関係が築けている証拠だと思います。

 

髙原さん
多くの中の看護師の一人ではなく、髙原という看護師として頼ってくれることにやりがいを感じています。

 

町田
病院だと忙しくて、関わりが業務的になってしまうこともありますもんね・・・。

そうやって一人ひとりと深く長く関わることで、ケアをする側にもされる側にも温かい関係が生まれて、双方のQOLを高めることにつながる気がします。

 

働く中で、大変だった・苦労した場面やエピソードを教えてください

髙原さん
緊急コールで雪の中、自転車を走らせたことですね・・・。

どんな天候や状況でも訪問に行かなければ行けないので大変です。

 

町田
うぅ・・・自転車での訪問の辛さですよね・・・。

 

これから先、どんな訪問看護師になっていきたいですか?

髙原さん
自分に関わるすべての方に頼られる訪問看護師、管理者でありたいです。

 

町田
かっこいい・・・!髙原さんのような方が管理者なら、周りの方も安心して仕事ができそうですね。

髙原さん、ありがとうございました!

 

髙原さんの活動紹介

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町田
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ABOUT US
町田 舞広報
ビジケア広報・ウェブ担当。 看護師/フリーランス。看護メディア(マイナビ看護師、ナース専科、月刊ナーシング等)で執筆・編集経験多数。在宅医療研究会レポート担当。システムエンジニアだった経験を活かしウェブ・SNS・ITの力でヒト・モノ・コトの橋渡しを軸に活動。ITとリアルの融合で人がつながり支え合う地域包括社会を目指す。訪問看護師・ウェブライター・看護師オンラインサロン運営・看護師のメンタル・キャリアカウンセリングなど、複業を並行しながら働くパラレルキャリア。