次世代訪問看護師紹介vol.14|吉田有宏さん

ビジケア広報・町田
「次世代訪問看護師」は、訪問看護の現場で実際に働いている人たちの働き方や想いを紹介するコーナーです。

今回は自衛隊からICU看護師を経て、島暮らしをしながら訪問看護師として働く吉田さんをご紹介します!

 

お名前

吉田さん
吉田有宏(ともひろ)です。

よろしくお願いします!

 

働いている地域はどちらですか?

吉田さん
広島県呉市の安芸灘地域(下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島)で働いています!

へき地医療に興味を持って、Iターン移住しました。

 

働いている職場(事業所)を教えてください

 

町田
「うらにわ」って響きがいいですね~

なんだかワクワクします♪

 

吉田さん
ほんとにステーションが裏庭にあるんですよ♪

訪問看護に限らず人や町(暮らし)を支える活動として立ち上がった事業なので面白いです。

 

現在の仕事以前の職歴や経歴を教えてください

吉田さん
元々は自衛隊で働いていました。

自衛隊時代に准看護師と救急救命士の資格を取って、看護学校に入り、その後ICUで看護師として3年間勤めました。

 

現職(訪問看護師)歴は?

吉田さん
4月から働き始めて、3カ月ほど経ちました。

 

訪問看護に興味を持ったきっかけは?

吉田さん
訪問看護というより、へき地医療に興味を持ったのがきっかけでした。

今、島が4つある地域にいるんですが、そもそもこの島群には訪問看護がなかったんですよ。

 

町田
ってことは吉田さんの職場が、地域で最初の訪問看護ステーションってことですよね・・・!

社会的に在宅医療のニーズは高まっているけど、まだまだ訪問看護って少ないですよね。

 

吉田さん
そうですね。

特に地方は医師不足なところも多いですし・・・

これからの時代、へき地にこそ訪問看護が必要だと思います。

 

訪問看護を始める前に感じていた、訪問看護のイメージは?

吉田さん
学生時代の実習のイメージしかなくて・・・

ベテランナースが働いている場所だな~くらいでした。

 

実際に始めてみて変わった・感じる訪問看護の世界

吉田さん
そもそも訪看がない地域で、ステーションも立ち上がったばかりなので・・・

今は自分たちの存在や活動を知ってもらうことから始めています。

 

町田
吉田さんの職場は、訪問看護だけに限局した事業ではないですよね。

地域に根ざした活動のなかに訪問看護”も”含まれている・・・。

これからの時代に必要な地域包括ケアのひとつのあり方だなぁと感じました。

 

地域包括ケア(地域包括ケアシステム)の考え方

地域包括ケアシステムとは、団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」が切れ目なく一体的に提供される体制のことです。
この体制の実現のためには、自助(介護予防への取り組みや健康寿命を伸ばすなどの自分自身のケア)、互助(家族や親戚、地域での暮らしを支え合い)、共助(介護保険・医療保険サービスなどの利用)、公助(生活困難者への対策として生活保護支給などを行う行政サービス)という考えに基づき、地域住民・介護事業者・医療機関・町内会・自治体・ボランティアなどが一体となって地域全体で取り組むことが求められています。

ツクイ介護サービスサイトHPより引用)

 

訪問看護でやりがいや喜びを感じること・嬉しかったエピソードはありますか?

吉田さん
一対一で関われるっていいなと思いました。

本当にその人のことを考えられるというか・・・業務ではなく「看護」ができている喜びや実感があります。

 

働く中で、大変だった・苦労した場面やエピソードを教えてください

吉田さん
ICUに3年いたので、その人を「治したい」という気持ちが強く出てしまって・・・

訪問看護では「治すことがすべてじゃない」と頭ではわかってるんですが、「もっと治療すべきではないか?」と考えてしまいます。

 

町田
治療最優先の現場から訪問看護だと、治療に対する考え方が真逆ですよね。

苦しくても最期まで治療をすること、積極的に治療はせず病気と付き合いながら最期を迎えること・・・どちらが正解・不正解ということはなくて。

本人がどうありたいか、それに寄り添っていくことが大切なんじゃないかなぁと思います。

 

吉田さん
そうですね。最初はものすごくギャップを感じました。

今は利用者さんや他のスタッフと関わる中で、少しずつ考え方や気持ちを切り替えていってます。

 

これから先、どんな訪問看護師になっていきたいですか?

吉田さん
医療を軸として地域の活性化に貢献していきたいです。

地域って”永住”って考えるとハードルが高いですが、定住しなくても人が循環していくようになればいいと思うんですよね。地方はどこも医師・看護師不足はありますが、看護師には潜在看護師も多い。

その潜在看護師が活躍できる場として、訪問看護は可能性がある働き方だと思っているので、地域×訪問看護で情報発信していけたらいいなと思っています。

 

町田
これからは、地域で人を支えていく時代。

吉田さんのように看護の力で地域を元気にしていくような看護師が増えたら、働く本人も楽しいし、地域・社会の活性化につながると思いました。

吉田さん、ありがとうございました!

 

吉田さんの活動紹介

・吉田さんのtwitter

 

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町田
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ABOUT US

町田 舞
広報
ビジケア広報・ウェブ担当。 看護師/フリーランス。看護メディア(マイナビ看護師、ナース専科、月刊ナーシング等)で執筆・編集経験多数。在宅医療研究会レポート担当。2020年8月~都内の訪問看護ステーションにて管理者に就任。システムエンジニアだった経験を活かしウェブ・SNS・ITの力でヒト・モノ・コトの橋渡しを軸に活動。ITとリアルの融合で人がつながり支え合う地域包括社会を目指す。