次世代訪問看護師紹介 vol.1|下山悠太さん

ビジケア広報・町田
「次世代訪問看護師」は、訪問看護の現場で実際に働いている人たちの働き方や想いを紹介するコーナーです。

記念すべき第1回となる今回は、看護師3年目に訪問看護デビュー・訪問看護師歴1年の下山悠太さんをご紹介します!

 

お名前

下山さん
下山悠太(シモヤマユウタ)と申します。

なぜか愛称で“やーまん”と呼ばれることが多いです。

 

働いている地域はどちらですか?

下山さん
東京都で働いています。

最寄駅は三軒茶屋駅です。

 

町田
三軒茶屋・・・っていうと、芸能人が住んでたり出没するっていうエリアですよね。

 

下山さん
そうですね。

三軒茶屋は下町エリアで、高齢の方も多く住んでいます。昔ながらの商店街に加え、渋谷駅に近い立地なので若者たちも多く集まっていますね。

 

働いている職場(事業所)を教えてください

下山さん
現在は株式会社メディステップが運営する「ホウカンTOKYO三軒茶屋」にて働いています。

 

現在の仕事以前の職歴や経歴を教えてください

下山さん
大学を5年かけて卒業後、二次救急の病院へ就職しました。あっ・・・1年留年してます(笑)

就職した病院では「心と体をみる看護」を理念として掲げていたこともあり、一般科病棟でも精神科の患者様を受け入れていました。

そういった環境の中、2年間総合内科(主に糖尿病・呼吸器内科)で勤務しました。辞める前の最後の1ヶ月間は病院の事情で脳外科、泌尿器科へ転科して勤めました。

 

現職(訪問看護師)歴は?

下山さん
訪問看護師歴は1年弱となります。

実は最初の3ヶ月間は、週3日のアルバイトとして勤務していました・・・。

結局、ゆっくり利用者さんと関われる訪問看護が楽しくて、週4日の正社員へと移行し、今では週5日間働いています。

 

町田
週3から入って、楽しくて日数を増やして・・・って、

それだけ仕事が合っていたり充実している証拠ですよね!

 

訪問看護に興味を持ったきっかけは?

下山さん
急性期病院で勤めた経験から、患者様のペースに合わせてゆっくり関わることが得意だと感じていました。また、病院では“治療”が最優先となるため、療養環境として患者様の生き方が尊重しきれない場面が多くみられ心苦しいなと感じていました。

そういった経験から、患者様(利用者様)の生き方に寄り添い、自分の良さを生かしつつゆっくり関われる、そんな看護ができたら良いなと思って訪問看護で働き始めました。

 

訪問看護を始める前に感じていた、訪問看護のイメージは?

下山さん
学生時代の在宅看護学実習のイメージもあり、利用者様の多くが医療依存度の高い方だと思っていました

また、一人で訪問しケアするイメージがつかず「自分にもできるんだろうか?」といった不安をもっていました。

 

町田
どちらも、訪問看護で働く前の方からよく聞くご意見ですね・・・!

 

実際に始めてみて変わった・感じる訪問看護の世界はどうでしたか?

下山さん
ご高齢でも、疾患を抱えていても、他者からの協力を得ることで“住み慣れた自宅で生活を送れるんだ”ということが実感として分かるようになりました。

また、訪問看護が“経過の長い看護”という点もかなり印象的な所でした。

ゆっくりと信頼関係を築き、利用者様が健康的な選択を行えるよう支援することに今はやりがいを感じます。

 

訪問看護でやりがいや喜びを感じること・嬉しかったエピソードはありますか?

下山さん
私の中でとても印象的なエピソードがあります。

日常生活の支援のために介入した利用者様なんですが、その方は介入開始時、糖質の多い清涼飲料水を毎日1L以上飲んでいました。

 

町田
毎日・・・?!

ものすごい糖質過多になりますよね・・・。

 

下山さん
はい・・・。

また、日々の整容や入浴にも関心がない状態でした。最初は気になっていることはありつつも無理に介入はせず信頼関係を築くことを重視して・・・徐々に生活習慣の見直しも提案していきました。

すると、最初は否定的な姿勢もあったのですが、信頼関係が構築されていくと共に私の提案を受け入れてくれるようになりました。

毎日とはいきませんが、飲み物を緑茶などに変えて過ごす日も増えていきました。

 

町田
元々の生活を考えると、すごい行動変容ですよね。

高齢の方が生活習慣を変えるのはきっと大変なこと・・・。

下山さんとの深い信頼関係があってのことだと思います。

 

下山さん
そうしていくうちに、着替えや洗濯を自らするようになり、入浴もできるようになりました。

以前と比べると健康に対しての関心が高くなり、健康的な生活を選択してくれるようになったと思います。

そういった、本人が持っている本来の意思を尊重し、本人のペースでゆっくりと関われたことが私はとても嬉しいなと思いました。

 

働く中で、大変だった・苦労した場面やエピソードを教えてください

下山さん
正直、大変だと思ったことはあまりありません。

ただ、良い意味で驚いたことがあります。私は以前に病棟で働いていたとき【素早く仕事をこなすこと】【新しい仕事を覚えること】【報連相】この3つがとても苦手でした・・・。

それに対して訪問看護では、病棟と比べ時間的余裕は多くあります。また、社用のスマホを使用して仕事ができるので直ぐにメモを取ることができますし、メモを無くすことがありません。

そして、たまたま上司と気が合ったことから報連相も楽に行えました。自分が抱えていた課題を環境がほぼ解決してくれたことにはとても驚きました・・・!

 

町田
同じ”看護師”でも、働き方によっての向き不向き、人との相性などで、働きやすさややりがいって変わってきますよね。

 

下山さん
そうですね。

実は私も急性期病院にいた頃は正直「自分は看護師に向いてない・辞めたい」って思っていました(笑)

今は訪問看護が本当に楽しくて。選び方ひとつで、こんなに仕事って変わるんだなって実感してます。

 

 

これから先、どんな訪問看護師になっていきたいですか?

下山さん
私は自分自身の長所を物腰が柔らかく、利用者さんのペースに合わせて看護介入できるところだと思っています。

そういった長所を今後より的確に生かせるように、糖尿病療養指導士、呼吸両方認定士などの勉強を始め、日々看護師として自己研鑽し、利用者さんが受け入れやすい形で選択肢を提供できる看護師になりたいです。

 

 

町田
「訪問看護師」という働き方がぴったりハマり、自分の長所を伸ばしてイキイキと働く下山さん。

看護師3年目という若手からの訪看デビューですが、周りの人に支えられ・支え合いながら訪問看護を楽しんでいる様子が伝わってきました。

下山さん、ありがとうございました!

 

 

下山さんの活動紹介

・下山さんtwitter

 

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町田
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ABOUT US
町田 舞広報
ビジケア広報・ウェブ担当。 看護師/フリーランス。看護メディア(マイナビ看護師、ナース専科、月刊ナーシング等)で執筆・編集経験多数。在宅医療研究会レポート担当。システムエンジニアだった経験を活かしウェブ・SNS・ITの力でヒト・モノ・コトの橋渡しを軸に活動。ITとリアルの融合で人がつながり支え合う地域包括社会を目指す。訪問看護師・ウェブライター・看護師オンラインサロン運営・看護師のメンタル・キャリアカウンセリングなど、複業を並行しながら働くパラレルキャリア。