看護師 上妻
今回のテーマは「改めて考える、訪問看護のBCP」。豪雨災害をはじめとする大規模災害に備えて、訪問看護ステーションのBCP(事業継続計画)をどう作り、どう動かすのか。各事業所の取り組みに加えて、実際の被災経験も交えながら意見交換を行いました。
まず話題となったのは、スタッフの安否確認と利用者の優先順位づけです。災害が起きてから考えるのではなく、平時のうちに準備しておける具体策が共有されました。
- Slackのスタンプを活用した、スタッフの安否確認
- 人工呼吸器など医療機器を使用する利用者のトリアージ
- 停電時の電源確保
災害時には、電子カルテや通信環境が使えなくなる可能性があります。そこで、紙媒体での情報管理と、デジタルデータのオフライン保存についても議論が行われました。
必要なときにすぐ利用者情報を確認できることと、その情報を適切に守ること。この2つのバランスは、多くの事業所に共通する課題として浮かび上がりました。
さらに、BCPを実際に動かすためのシミュレーションについても意見が交わされました。
- 河川の決壊を想定した机上訓練
- 災害時にスタッフが出勤できるかどうかの確認
- 子育て中の職員への配慮
特に印象的だったのは、能登半島の被災地で活動されている荏原さんからの、実体験に基づくお話です。
- 断水時には、トイレやおむつが非常に重要だった
- 職員用の備蓄は、まず事業継続に必要な範囲を考えて整備する
- 事務所が被災した場合は、安否確認や被害状況の把握を分担する必要がある
また、訓練を繰り返す中で、安否確認の順番によって医療依存度の高い利用者への連絡が後回しになってしまった――という振り返りも紹介されました。
BCPは作成して終わりではなく、訓練と振り返りを重ねながら、実際に使えるものへ育てていくことが重要です。災害時に利用者とスタッフの命を守り、訪問看護を継続するために、経営者・管理者は何を準備し、どう判断するのか――。改めてその問いに向き合う回となりました。
看護師 上妻
訪問看護ステーションの管理者の皆さん、「自分がやった方が早い」と、ついつい仕事を抱え込んでいませんか?
訪問調整、スタッフの相談対応、利用者・家族とのトラブル、ケアマネや医師との連携、書類確認、教育、採用、経営数字の管理……。管理者の仕事は本当に多岐にわたります。
一方で、スタッフに仕事を任せたいと思っても、「どこまで任せていいのか?」「任せた結果、問題が起きたらどうするのか?」「そもそも任せられるスタッフが育っていない」といった悩みもあるのではないでしょうか。
第23回ビジケアカンファレンスでは、「管理者がやるべき仕事」と「スタッフに任せる仕事」の線引きについて、各ステーションの実践や工夫を持ち寄り、みんなで考えます。
「任せる」と「丸投げ」は何が違うのでしょうか? 仕事を任せることは、単に管理者の負担を減らすためだけではありません。スタッフの主体性を育て、組織全体の力を高める機会にもなります。しかし、任せる範囲や責任の所在が曖昧なままでは、かえって混乱や不満を生むこともあります。
今回は、うまくいっている仕組みだけでなく、「任せて失敗した経験」「任せられずに困っていること」も含めて、経営者・管理者同士で本音を語り合いたいと思います。管理者がすべてを抱え込まなくても、スタッフが自ら考え、行動できるステーションへ。
あなたのステーションでは、どこまで任せていますか? 今回も、ここでしか話せない現場と経営のリアルを、一緒に共有しましょう!皆さまのご参加をお待ちしております。
ビジケアのツナビジ会員に登録すると、座談会やセミナーが無料で受講できます。
全セミナーを無料で受講できる会員の説明は、下記のボタンからどうぞ!





-485x254.png)
-485x300.png)

-485x254.jpg)

」(2024.5.20)-485x273.png)












