【有料会員イベントレポート】「12/18 ビジケア会員座談会(人生会議の普及ってどうやってやるの?)」(2023.12.18)

Ns上妻

みなさんこんにちは!

株式会社ビジケアの代表の上妻(コウヅマ)です。

今回は有料会員様向けのイベントをご紹介させていただきます!

ビジケアの有料会員約300名(R5年7月現在)登録してくださっており、定期的にイベントを開催しています。

今回もたくさんの方にお集まりいただき、色々なお話をすることができました。

色々な方と対話をすることで、気持ちを共有でき、思考も整理できる素敵な場となっています。

 

 

12/18 ビジケア会員座談会(人生会議の普及ってどうやってやるの?)

 

今回は令和5年12月18日に開催いたしました交流イベントのご紹介です。

12月18日の会がどのようなものかご紹介します。

 

11月20日の座談会はこちら

 

Ns上妻
12月18日のビジケア座談会です。

今回はどんな加算を取っているのか皆さんで楽しく対話しています!

 

 

まなびほぐし(アンラーン)とは

アンラーン16回

 

アンラーンとは「学びほぐし」のことです。

 

ビジケアの座談会では皆様が気になるテーマを題材に、会員の皆様との自由な対話を行うことで、新たな学びや気付き、自身の課題の解決の糸口をみつけることを目指しています。

 

人は様々な場所でたくさんのことを学びます。そして学び続けるために

Learn(ラーン) ⇒ Unlearn (アンラーン)⇒ Relearn(リラーン) を繰り返しています。

①Learn(ラーン)→学び、気づき

②Unlearn (アンラーン)→学びほぐし

③Relearn(リラーン)→学び直し

一旦学んだことを学びほぐしして(アウトプットと言い換えても良いですね)、思い込んでしまっている知識を学びなおします。

 

今回のイベントにも現役の訪問看護の経営者・管理者の方、特定看護師やこれからの開業を予定されている方、ビジケア運営メンバーなど、多種多様な人が集まって対話をしました!

晩酌やお料理をしながらの気軽な参加や、耳だけ参加ももちろんOK!

心理的安全性を保ちながら話し合いしますので、顔を出して参加でも顔を出さずに参加でも顔を出さずに耳だけ参加でも参加のスタイルは自由です!

 

学びの場が安全な場所であるように、今回も対話のルールはこちら。

 

対話のルール

①ゴールを1つに絞らない

②相手の意見を否定しない

③相手の発言を鵜呑みにしない

④発言と傾聴を楽しむ

⑤モヤモヤすることを恐れない

 

今回のテーマ「皆さん、どんな加算とっていますか?

 

今回の会は、以下のようなねらいがあります。

 

  • 「人生会議の普及活動」について、川本さんの活動をお聞きして、会員の皆様と対話を通して共有し、学びほぐし(アンラーン)できたらいいな
  • ビジケアの活用促進、会員相互が交流の促進につながる

 

今回の座談会は人生会議をどうやってやるかについて学びほぐしています!

 

実際の話し合った内容(一部抜粋)

今回は、初めにビジケア会員様の和楽訪問看護ステーション所長の川本様から人生会議についてのプレゼンテーションをしていただき、その後は12名の参加者同士わいわいと対話しました。

川本様は、「人生会議と在宅看取りを知ってもらいたい」という強い思いがあり、訪問看護ステーションを開設されておられます。

川本様自身、これまで人生会議が必要だと思った場面に何度も遭遇され、そのたびに人生最後の迎え方について考えられ、「人生会議」を地域の人たちに広めていきたいと思うようになったそうです。

 

人生会議(ACP)とは

あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。

誰でも、いつでも、命に係わる大きな病気やけがをする可能性があります。

命の危険が迫った状態になると、約70%の方が、医療やケアを自分で決めたり、望みを人に伝えたりすることができなくなると言われています。

自らが希望する医療やケアを受けるために、大切にしていることや望んでいること、どこでどのような医療やケアを望むかを自分自身で前もって考え、周囲の信頼する人たちと話し合い、共有することが重要です。

 

川本様は今まで以下のことを取り組んでこられました。

 

川本様の取組
  • ステーション開設時に「終活セミナー」主催
  • ステーション前のブラックボードで「人生会議」について発信
  • 地区の講習会で「人生会議」について講演

 

ステーション前に設置していたブラックボードが、自主防災の方たちの目に留まったことがきっかけとなり、地域住民30人への講習会につながったという経験は本当に素晴らしいなと思いました。

一般の人で人生会議を知らない人は多く、看護師の中でも知らない人はまだ多いように感じます。

人生会議の普及には厚生労働省に人生会議のポスターがあり、一時話題にもなったポスターですが、人生会議を世間に広めるきっかけにはなりました。

ビジケアの運営メンバーの梅垣さんがされたお話では、訪問看護が人生会議を行う意義について腑に落ちました。

 

梅垣さんのお話

人生会議は国の政策としてあり、地域共生社会を国として目指しているので戦略として地域包括ケアシステムがあり、その中に人生会議があります。

訪問看護は地域包括ケアシステムの一部なので、地域包括ケアシステムの一つの戦術として人生会議を地域に広めてくださいと国の政策としてあります。

 

地域で人生会議を広めるには、地域包括ケアシステムの中に人生会議(ACP)は重要課題として取り上げられているので、地域包括ケアセンターに依頼しに行ってみるのが得策ですね!

埼玉県には「私の意思表示ノート」というものがあり、ホームページからダウンロードできるそうで、ご紹介してくださった会員様に実際のノートを見せていただきました。

人生会議の力の入れ具合も県によって違うことをと知り、驚きました。

また、訪問看護ステーションの中でも人生会議に関わるノートを作成されているところもあるそうです。

 

人生会議の話をするときに、切って切れないお金の話も話題に上がりました。

別の会員様から、「最期を選ぶにも経済次第というところがある。訪問看護師が埋葬費が自治体から出るなど知っておくことで利用者さんの気持ちがほっとすることもある。」とお話がありました。

実際、最期にいくらかかるのかを訪問看護師が知っておくことは、当事者意識が高まりとても大事なことですね。

 

途中、ビジケア座談会のエース会員様である池田様も参加され、違う切り口でさらに面白く話が広がっております。

これが座談会の醍醐味です!

人の価値観はそれぞれであり、どれが正しい正しくないということはありません。

その人の最適な幸せな人生の最期を迎えるために、その方の価値観や死生観を日々の業務の中で触れていくことが大事なんだなと改めて感じました。

今回の座談会もざっくばらんに対話でき、とても楽しい会となりましたね!

 

実際に座談会に参加していただくと、他ではなかなか得られない有益な情報を盛りだくさん持って帰っていただくことができます。

座談会にご興味がある方はぜひ参加してみてくださいね!

 

時間が足りないと思わせる内容もビジケアの座談会の特徴です。

より詳細な内容を知りたい方は是非ビジケアの有料会員になっていただき、過去の座談会のアーカイブ動画を見ていただき、座談会の楽しい雰囲気を感じていただけたらと思います!

 

みなさんの意見を共有

活発な意見交換があり、耳だけ参加の方、意見を出し合った方も学びが深かったと思われます。

今回の座談会も運営メンバーや会員様や体験された方々と和やかな雰囲気で意見交換が行われ、大変盛り上がりました。

今回は参加者の皆様と「人生会議の普及活動」について活発に対話ができ、お互いにとても学びとなったと思います。

 

今回もあっという間に90分が過ぎました!

その後は座談会恒例の二次会に突入します!

座談会や二次会が気になる方は是非、次回の座談会へご参加してみてはいかがでしょうか!

 

ビジケアの座談会では「こんなことを今さら聞いてもいいのかな?」「いいこと言わないといけないのかな?」なんて全く思わず、お気軽にワイワイと楽しく対話しながら実施できることを目指しております。

ビジケアの有料会員に登録すると、今回のようなイベントにも無料で参加することができます。

参加できなくても、基本的に動画は共有させていただきます。

 

下記のような方々におすすめです!

・「管理者、経営者の仲間が欲しい!」

・「現場で色々今悩んでいる!」

・「全国の皆んなと話し合いたい!」

・「経営者、管理者として色んな考え方や意見を知りたい!」

・顔を出さなくても、耳だけ参加でも、もちろんOK!

 

次回のイベントのお知らせ

Ns上妻

次回の訪問看護経営者・管理者向けセミナーは下記の通りです。

 

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