ネガティブ感情のつき合い方 ~お手軽スキル「今、何点?」~

皆さん、日々お楽しみ様です!

リアクション看護師の岡本雅佳(まどか)です。

今回のテーマは、イライラやガックリというようなネガティブ感情の有効活用です。

医療関係者、特に看護職にとっては覚えのある、あるものを応用することによって、即実践可能です。

そのお手軽スキル「今、何点?」をご紹介します。

はじめに

イライラする、ガックリするなど、皆さんが最近感じたネガティブ感情はどんなものですか?

仕事をしていると、上記のようなネガティブ感情はたくさん出てくると思います。

そんな時どうしてますか?

自分の中に溜めていませんか?

人や物に八つ当たりしてしまったりしていませんか?

今回はタイトルにもある、ネガティブ感情を有効活用するお手軽スキル「今、何点?」のご紹介です。

「今、何点?」たった一言これだけです。

ネガティブ感情を感じる度に点数をつけてください。

それでは、詳しい内容に入っていきましょう。

 

ネガティブ感情に点数をつけると良い理由3つ

自分のメタ認知能力が上がる

1つ目は、自分のメタ認知能力が上がるです。

言い換えると、点数をつけることで目に見えなかったネガティブ感情を見える化でき、客観的に観察できるようになります。

例えば、日々の業務で体温や血圧、SpO2といった数値はとても大切ですよね。

これらを数値化(点数化)できないと、ものすごく困ると思います。

点数化することで、前後との比較ができるようになります。

 

 

メタ認知という言葉を知っている方もいると思います。

教育現場をはじめ、人材育成の分野ではメタ認知能力を育てることが大きな課題となっています。

メタ認知能力は以下のように定義されています。

 

メタ認知能力

自己の認知的活動:知覚、情動、記憶、思考などを客観的に捉え、評価した上で制御すること

引用)脳科学辞典

 

つまり、知っていることを知っている状態です。

ネガティブ感情においては、以下のような状態を指します。

 

  • イライラしていると気づいている
  • 落ち込んでいることを自覚している

 

ここに点数をつける最大のメリットがあります。

例えば、怒りの感情で考えてみましょう。

怒りの感情は、「腹が立っている」 or 「腹が立っていない」、いわゆる「0」 or 「100」だけではありません。

怒りという感情ひとつをとってみても段階があるわけです。

そのような段階のある、感情の程度まで客観視することは中々難しいのではないでしょうか。

 

 

そこで、点数をつけることによって、捉えにくいグラデーションのような感情を捉えやすくなります。

 

ネガティブ感情のメタ認知能力を上げていきましょう!

 

ネガティブ感情を扱いやすくなり、対処しやすくなる

2つ目は、ネガティブ感情を扱いやすくなり、対処しやすくなるです。

1つ目の時に、バイタルサインを数値化することで前後での比較ができるという例を挙げました。

そこで比較をした結果、受診をしようとか様子をみようとか、次の対処ができるようになるわけです。

 

 

ネガティブ感情に点数をつけることで、同じ恩恵を受けることができるようになります。

点数に合わせた適切な対処がしやすくなります。

 

医療関係者、特に看護師は有利

3つ目は、医療関係者、特に看護職は有利です。

みなさん、痛みの評価をしていますよね。

主観的な痛みを、客観的に評価できるように点数化していますよね。

 

 

誰かに対して使ったことがある、もしくは習ったことがあるから、自分に応用させやすいのです。

 

ネガティブ感情に点数をつける具体的な方法

痛みの評価で使用しているスケールを、そのままネガティブ感情に置き換えるだけです。

 

 

例えば、NRSであれば「怒りなし」を0、「人生最大級の怒り」を10として考えてみてください。

点数をつけるときは、自分の主観や感じているままに点数をつけてみてください。

「なんとなくこのくらい」ぐらいで大丈夫です。

「今、何点?」を繰り返し経験していくと、最初は極端に高く or 低くつけがちだった点数が安定していきます。

そのためには、とにかく繰り返して「今、何点?」を経験することが大切です。

 

「今、何点?」が当たり前になってくる頃には、どう対処するかといったことも自然と出てくるようになります。

 

まとめ

  1. ネガティブ感情に点数をつけると良い理由3つを挙げました
  2. ネガティブ感情に点数をつける具体的な方法を紹介しました

 

以上、「ネガティブ感情のつき合い方」についてのお話でした。

ネガティブ感情を感じる度に、「今、何点?」という自分への小さな質問で客観的な視点を手に入れて、ネガティブ感情を有効活用する日々を歩んでいきましょう!

ありがとうございました。

ぜひ、動画の方もご覧ください。

 

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