今回は「ICT」についてお話していただきます!
2019年12月10日の社会保障審議会医療部会及び医療保険部会において、診療報酬改定の基本方針が決定されたと報告がありました。
訪問看護に関わることを抜粋すると、以下のようなことが挙げられます。
- 業務の効率化に資するICTの利活用の推進
- 質の高い在宅医療・訪問看護の確保
- 地域包括ケアシステムの推進のための取組
- 患者にとって必要な情報提供や相談支援、重症化予防の取組、治療と仕事の両立に資する取組等の推進
その中で、今回は「ICT」について説明をしていきます。
ICTは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略です。
通信技術を活用したコミュニケーションを指します。
ICT導入時業所は約40%、また、導入事業所で「業務効率化で時間外が減った」と返答した事業所は30%を超えています。
参考:全国訪問看護事業協会会員事業所アンケート
最近では、オンライン診療なども始まっています。
地域住民にICTの説明や、医師と繋ぎながらケアを提供するときが来るとも予想ができます。
これを
『D(医師)toP(患者) withN(看護師)型』といいます!
また、引き続き、地域包括的ケアシステムの推進のための多職種連携・協働の取組等を大切と言われています。
安心して継続的に医療が受けることができ、それぞれ住み慣れた地域で継続して生活できるよう、情報提供や相談・重症化予防の取組など、質の高い効率・効果的な訪問看護が求められていますね!
ICTを導入する・しないの話ではなく、「どのように活用していくか」がすでに議論されています!
各自治体においても助成金等の可能性もありますので、この機会に調べてみてはいかがでしょうか?