訪問看護をしていると、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)にお住まいの方から訪問看護の依頼があることはないでしょうか?
- サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に訪問看護が可能か分かる
- サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは?が分かる
では、早速学んでいきましょう!
目次
サービス付き高齢者向け住宅に訪問看護は行けるのか?
結論からお話ししましょう!
多くのサービス付き高齢者向け住宅にお住まいの方に訪問看護を提供することは可能です。
多くの場合は、医療保険でも介護保険でも大丈夫です。
訪問看護が利用できない場合もあります。
訪問看護が利用できない場合とは、特定施設の指定を受けている(介護付)ところです。
引用)平成29年度 厚生労働省老人保健健康増進等事業 高齢者施設等と訪問看護事業所との連携の実態及び看護の提供に関する調査研究事業
サービス高齢者向け住宅について復習しましょう!
サービス付き高齢者向け住宅とは?
「サービス付き高齢者向け住宅」は、 高齢者が安心して暮らせる賃貸住宅等の住まいです。
国土交通省・厚生労働省が所管する「高齢者の居住安定確保に関する法律(高齢者住まい法)」の改正によって創設された制度で、2011年10月から登録がスタートしました。
サービス付き高齢者向け住宅には、下記の2つがあり、多くは一般型です。
- 一般型
- 介護型(特定施設の指定を受けたところ)
“サービス付き”ということは、色々なサービスがついているの?と思うかもしれませんね!
サービス付き高齢者向け住宅の“サービス”とは、下記のものを指します。
- 状況把握サービス
- 生活相談サービス
サービス付き高齢者向け住宅の場合は、下記のように「生活支援サービス(オプション)」「介護・医療保険サービス」があります。
介護・医療保険サービスの中に、訪問看護や訪問介護、訪問リハビリテーション、通所介護、通所リハビリテーションなどが含まれます。
多くのサービス付き高齢者向け住宅にお住まいの入居者は、訪問看護を利用することができる。