次世代訪問看護師紹介vol.17|清水千夏さん

ビジケア広報・町田
「次世代訪問看護師」は、訪問看護の現場で実際に働いている人たちの働き方や想いを紹介するコーナーです。

今回は、東京都内で訪問看護師として働く清水千夏さんをご紹介します!

 

お名前

千夏さん
清水千夏です。

よろしくお願いします!

 

働いている地域はどちらですか?

千夏さん
東京都で働いています。

 

現在の仕事以前の職歴や経歴を教えてください

千夏さん
大学病院に9年間勤めていました。

病棟2箇所と、地域医療連携部を経験しました。

 

現職(訪問看護師)歴は?

千夏さん
昨年の4月から働いているので・・・

1年4カ月ほどになりますね。

 

訪問看護に興味を持ったきっかけは?

千夏さん
病院で亡くなる患者さんをみていく中で、自分だったら最期は自宅にいたいなと感じたことがきっかけですね。

そこから自宅にいる人に関わるなら訪問看護かなと思い、在宅分野に興味を持つようになっていきました。

 

町田
私も病院で働いていて、「ここまで治療をして何になるのかな?」「苦しい思いをしてまで生きて、最期にこれで良かったと思えるのかな?」とずっとジレンマを感じていました。

 

千夏さん
死ぬ直前まで輸血やドレーン・・・病院では心身ともに苦しい治療が続きますよね。

そんな患者さんやご家族をみていて「これでいいのかな?」「もっと人生でやりたいことはなかったの?」と色々なことを考えさせられました。

 

訪問看護を始める前に感じていた、訪問看護のイメージは?

千夏さん
ベテランの人が働く世界!っていうイメージでした。

その中で、果たして自分はやっていけるのかと心配はありました。

 

実際に始めてみて変わった・感じる訪問看護の世界

千夏さん
経験がある・知識や技術が豊富なことは、もちろん大きなプラス要素になりますが・・・訪問看護はそれ以上に”お宅に伺って、どれだけ誠実に対応できるか?”がものすごく問われる場所だなと思いました。

経験も大事ですが、それ以上に利用者さん一人ひとりと向き合い関わっていくことが大切だと思います。

 

町田
その意見、訪問看護師をしている方からものすごく良く聞きます!

在宅医療・訪問看護は大きな括りではチーム医療・看護・介護ですが・・・訪問って、一対一のコミュニケーションになってきますよね。

そのなかで、関わる姿勢や向き合おう・寄り添おうとする心が問われていくのかなと思います。

だからこそ訪問看護には“看護の本質”が詰まっているといわれていますよね。

 

訪問看護でやりがいや喜びを感じること・嬉しかったエピソードはありますか?

千夏さん
病院から訪問の世界に入ったばかりの頃、利用者さんと一緒に散歩をすること、外を歩いていて花や天気の良さを感じられること・・・そんな何気ないことを「なんて素敵なことだろう?」と思いました。

病院勤務だと仕事中に外に出るなんてなかったから、仕事しつつ季節の移ろいを感じられる、大好きなお花をみて利用者さんと「きれいだねー」って言い合える・・・そんなことに幸せを感じました。

 

町田
その感覚・視点・・・すごく大事だと思います。

自然や季節の移ろいって自然なことすぎて、誰もが普段は“何気なく”感じてしまいがち。でも一日中病院の中にいる患者さんにとってそれは特別な光景だし、ずっと病院で働いていた千夏さん自身にとってもそれが癒しになったのかな?とお話を聞いて感じました。

その“当たり前が当たり前じゃない”ことに気づいて、幸せを感じたり喜びを共有できる千夏さんの感性、私はとても素敵だと思います。

 

千夏さん
あとは訪問看護って、思いもよらないことが起こる面白さがありますね。

利用者さんごとの“それぞれの生活”を見られることが純粋に面白いです。

「あぁ、こんなふうに今まで生活してたのかな」「えっ、こんな状態で家で生活してたの?!(笑)」とか・・・相手が今までどんな人生を生きてきたのか、その背景を知ることでより深く関わることやケアを考えていくことにつながっていきますね。

 

働く中で、大変だった・苦労した場面やエピソードを教えてください

千夏さん
シンプルに、雨の日の訪問は大変!とか天気に左右される苦労は常にありますね。

暑い日の入浴介助は、自分が脱水症状になるんじゃないかと思います・・・。

 

町田
都内だと自転車での訪問がメインですもんね・・・。

雨風の中の訪問、暑い季節寒い季節の入浴介助・・・自分自身の体調管理も大変ですよね・・・!

 

千夏さん
あとは病院と違って、使える資源が限られていることでの苦労がありますね。

家の構造、使える物品、資源・・・すべてが個々で異なるので、限られたスペースや状況に合わせてできることをしなきゃいけないので、常に考えて工夫していく大変さがあります。

 

これから先、どんな訪問看護師になっていきたいですか?

千夏さん
もっと”訪問看護師”という存在を一般の人に知ってほしいなと思っています。

病気や障害がある=家に帰れない=病院や施設にいないといけない、と思っている人は多いですし、訪問看護そのものがまだ一般に知られていないですよね。

家に来てくれる看護師がいること、医療者が定期的に訪問することでの良さを、もっと広めていきたいです。

大切な人たちに、希望があれば家で過ごすことができること・それを支えるサービスとして訪問看護という選択肢があることをもっと知ってもらいたいので、これからそういう活動をしていけたらいいなと思っています!

 

町田
すごく素敵です・・・!

”家で暮らす”という当たり前のことが当たり前じゃなくなってしまった今の社会の中で、自宅での生活を支える訪問看護の存在がもっと一般的になっていくといいですよね。

千夏さん、ありがとうございました!

 

千夏さんの活動紹介

・千夏さんのinstagramnote

 

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町田
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ABOUT US

町田 舞
町田 舞広報
ビジケア広報・ウェブ担当。 看護師/フリーランス。看護メディア(マイナビ看護師、ナース専科、月刊ナーシング等)で執筆・編集経験多数。在宅医療研究会レポート担当。2020年8月~都内の訪問看護ステーションにて管理者に就任。システムエンジニアだった経験を活かしウェブ・SNS・ITの力でヒト・モノ・コトの橋渡しを軸に活動。ITとリアルの融合で人がつながり支え合う地域包括社会を目指す。