ペーパードライバーでも訪問看護師になれる?その疑問に答えます

 

看護師

ペーパードライバーでも訪問看護師になれるでしょうか

訪問看護に興味があるのですが、ペーパードライバーだと難しいのかな…とためらっています。

 

このような疑問・不安にお答えする記事です。

訪問看護では、看護師自らが利用者さんのご自宅を訪問して看護を行います。

利用者さんのご自宅までは車で移動することも多いです。

車の運転に自信がない場合、それはとても不安ですよね。

当記事では、ペーパードライバーでも訪問看護師になれるのかを徹底解説します!

結論から言うと、ペーパードライバーでも訪問看護師になれます。

その理由や対策をしっかり解説しますので、気になるあなたはぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ではさっそく解説します。

 

ペーパードライバーでも訪問看護師になれる理由3選

 

ペーパードライバーでも訪問看護師になることは可能です。

その理由は以下の通りです。

 

  • 車の運転は慣れるから
  • ペーパードライバーを受け入れてくれる訪問看護ステーションがあるから
  • 自転車移動の訪問看護ステーションもあるから

 

順番に解説します。

 

車の運転は慣れるから

ペーパードライバーでも訪問看護師になれる1つ目の理由は、車の運転は慣れるためです。

車の運転は働いているうちに必ず慣れていきます。

筆者も訪問看護で働き始めたときはペーパードライバーでした。

 

  • 狭い道の運転
  • 3車線以上の大きい道
  • 駐車

 

さまざまなことに不慣れで緊張していました。

また、知らない土地で訪問看護を始めたため、道がまったくわからず、最初はそれも大変でした。

しかし、今はまったく問題なく業務をこなせています。

運転は場数をこなせば必ず慣れてきます。

それはお伝えしておきたいことの1つです。

 

ペーパードライバーを受け入れてくれる訪問看護ステーションがあるから

2つ目の理由は、ペーパードライバーを受け入れてくれる訪問看護ステーションがあるからです。

徐々に運転は慣れると言われても、やはり不安ですよね。

訪問看護ステーションの中には、「ペーパードライバーでも大丈夫です」と最初からオープンにしているところがあります。

 

「ペーパードライバーでも大丈夫」なステーションの特徴
  • 実際の訪問業務の前に運転練習をさせてくれる
  • 運転に慣れるまで同行訪問をしてくれる
  • 温かく見守ってくれる

 

このようなステーションもあります。

時間もコストも自分に費やしていただくことに「申し訳ない」という気持ちになるかもしれませんが、「訪問看護をやってみたい!」というあなたの気持ちを重要視されているステーションも存在します。

時間やコストを自分に費やしてくれることへの感謝ができる人材を求めていることも多いです。

 

自転車移動の訪問看護ステーションもあるから

3つ目の理由は、自転車移動の訪問看護ステーションもあるからです。

訪問看護ステーションの中には、移動手段が自転車であるステーションもあります。

主に都心部に多いです。

 

  • 東京都内
  • 大阪付近
  • その他住宅が密集しているような地域

 

住宅が密集しており訪問エリアが狭い場合は、自転車移動であることが多いです。

その場合、車の運転をする必要はありません。

そもそも運転が必要ないので、ペーパードライバーでも問題なく働くことができます。

 

 

ペーパードライバーの看護師が職場選びの際に気をつけたいポイント3選

 

繰り返しますが、ペーパードライバーでも訪問看護師になれます。

しかし、働く訪問看護ステーションは少し慎重に選ぶことをおすすめします。

前述しましたが、車の運転が必須の訪問看護ステーションの場合、以下のことは重要です。

 

ペーパードライバーの看護師が職場選びの際に気をつけたいこと
  • ペーパードライバーでも大丈夫か確認すること
  • 運転技術よりも訪問看護をやりたいという気持ちを大事にしてくれていること
  • 温かく見守っていただけること

 

訪問看護に従事する際に「訪問看護をやってみたい!」「頑張りたい!」という気持ちがあることは大切です。

その気持ちを大切に感じてくださり、運転技術含め温かく見守りサポートしてくれるステーションで働けるのが一番よいでしょう。

逆に、以下のような訪問看護ステーションは避けたほうがよいかもしれません。

 

  • 訪問件数が極端に多い
  • 心配事にまったく配慮してもらえない

 

訪問件数が極端に多いと、訪問と訪問の間の移動時間もタイトになります。

運転に自信がない中、時間にも余裕がないのは危険です。

また、長く働き続けるためには、心理的安全性が保たれることが非常に重要です。

心配事にまったく配慮してもらえない環境では長く働き続けるのは難しいでしょう。

自身で少しでも運転に慣れる努力は大前提として必要ですが、働きやすい訪問看護ステーションを選ぶことも大切です。

 

ペーパードライバーの看護師がやるべきこと

 

ペーパードライバーでも訪問看護師になれるとは言え、車移動の訪問看護ステーションでは運転を避けることはできません。

運転に関してできることはやれると安心です。

ペーパードライバーの看護師がやるべきことは以下の2つです。

 

  • 運転練習
  • 道を覚える

 

言うまでもなく運転の練習はしたほうが安心です。

 

  • できるだけ運転の場数をこなし車に慣れる
  • 狭い道も練習して慣れる
  • 駐車の練習をする

 

加えて、入職してある程度訪問エリアが把握できたら、休日などを利用し訪問エリアの道を走ってみて、道に慣れたり覚えたりしておくこともおすすめです。

そうすることで、仕事中も焦ることが減ります。

運転は場数をこなすうちに徐々に慣れますし、最初は運転が苦手でも今では上手で安全な運転ができている訪問看護師はたくさんいますよ。

 

ペーパードライバーでも訪問看護師になれます!

 

ペーパードライバーの方は、運転に対する不安が想像以上に大きいと思います。

しかし、運転は必ず慣れますし、運転中町並みを横目に四季折々の自然を感じながら働ける訪問看護はとても心地よいですよ。

ぜひ一緒に頑張っていける訪問看護師さんが増えると嬉しいです!

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ABOUT US
シュガー看護師/ライター
看護師|総合病院で9年勤務後訪問看護の道へ。訪問看護師歴は11年目。2児の母でもあり現在は訪問看護パート勤務で仕事も家庭も奮闘している。隙間時間を活用し訪問看護転職を応援する「ママさん訪問看護師のブログ」を運営中。最近ハマっている食べ物はそば。