このような悩みを解決できる記事です。
訪問件数を増やしたり、スタッフの移動の負担を軽減したりするためには、効率的に訪問ルートをまわる必要があります。
しかし、うまくルート作成ができず、実際にはスタッフが不満を抱いてしまうこともあります。
そこで本記事では、効率的に訪問するためのルート作成のコツを3つお伝えします。
- 訪問看護のルート作成のコツ
効率的な事業所運営をしたい方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
訪問看護のルート作成のコツ3つ
訪問看護のルート作成のコツは、以下の3つです。
- 移動距離を均等にする
- 行ったり来たりを減らす
- 訪問ルートの下見をしておく
一つずつ詳しく解説していきます。
移動距離を均等にする
各訪問先までの移動距離が均等になるように、ルートを作成しましょう。
極端に離れた訪問先があると、それだけで苦痛に感じるスタッフもいるからです。
たとえば3件訪問する場合は、事業所から見て以下のようにルートを作成してみましょう。
- 1件目は事業所から近いお宅(Aさん)へ訪問
- 2件目は事業所から遠いお宅(Bさん)へ訪問(Aさんの延長線にあるお宅)
- 3件目はBさん宅から事業所へ戻る道にあるお宅(Cさん)へ訪問
- Cさん宅から事業所
このように思う方もいるでしょう。
しかしこの方法では、最後のお宅を訪問してから事業所へ戻るまでの移動距離が長くなってしまいます。
長い距離の移動が苦痛になる方は、訪問先同士の距離が均等になるようなルートを作成しましょう。
行ったり来たりを減らす
同じ道を行ったり来たりすることを減らしましょう。
これは単純に、同じ道を何度も通ると飽きて苦痛に感じるからです。
移動距離が同じでも、数十分前に通ったところをまた通るのと、別の道を通るのとでは、新鮮さが異なります。
行ったり来たりを減らすのであれば、円や四角のルートを意識してみてください。
円や四角のルートと、行ったり来たりするルートは以下のとおりです。
訪問ルートの下見をしておく
訪問ルートの下見をしておきましょう。
通りやすい道や、訪問にかかる概ねの時間が把握でき、ルート作成しやすくなるからです。
たとえば、以下のような道があると、通りにくかったり時間をロスしたりします。
また、移動手段が車なのか自転車なのかによっても、通りやすい道が変わってくるでしょう。
特に自転車であれば、通りにくそうな道があっても細い抜け道や信号の少ない道を探しやすくなります。
そのため、事前に下見したうえでルート作成するようにしましょう。
まとめ
今回は、効率的に訪問するためのルート作成のコツを3つお伝えしました。
ルート作成の3つのコツは以下のとおりです。
- 移動距離を均等にする
- 行ったり来たりを減らす
- 訪問ルートの下見をしておく
上記を念頭に訪問ルートを作成できると、移動の無駄を省け、苦痛に感じることも少なくなるはずです。
結果的に、訪問件数やスタッフのモチベーションアップにもつながります。
訪問する曜日や時間帯は利用者さんのご都合も考慮する必要があるので、事業所の都合のみでルートを組むことはできません。
しかし、利用者さんにとってもデメリットがなければぜひ実践していただき、スタッフの働きやすさにつながるとよいと思います。
訪問看護のルート作成のコツを知りたいな。