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11/20 ビジケア会員座談会(皆さん、どんな加算とっていますか?)
今回は令和5年11月20日に開催いたしました交流イベントのご紹介です。
11月20日の会がどのようなものかご紹介します。
10月16日の座談会はこちら
今回はどんな加算を取っているのか皆さんで楽しく対話しています!
まなびほぐし(アンラーン)とは
アンラーンとは「学びほぐし」のことです。
人は様々な場所でたくさんのことを学びます。そして学び続けるために
Learn(ラーン) ⇒ Unlearn (アンラーン)⇒ Relearn(リラーン) を繰り返しています。
①Learn(ラーン)→学び、気づき
②Unlearn (アンラーン)→学びほぐし
③Relearn(リラーン)→学び直し
一旦学んだことを学びほぐしして(アウトプットと言い換えても良いですね)、思い込んでしまっている知識を学びなおします。
今回のイベントにも現役の訪問看護の経営者・管理者の方、特定看護師やこれからの開業を予定されている方、ビジケア運営メンバーなど、多種多様な人が集まって対話をしました!
晩酌やお料理をしながらの気軽な参加や、耳だけ参加ももちろんOK!
心理的安全性を保ちながら話し合いしますので、顔を出して参加でも顔を出さずに参加でも顔を出さずに耳だけ参加でも参加のスタイルは自由です!
学びの場が安全な場所であるように、今回も対話のルールはこちら。
①ゴールを1つに絞らない
②相手の意見を否定しない
③相手の発言を鵜呑みにしない
④発言と傾聴を楽しむ
⑤モヤモヤすることを恐れない
今回のテーマ「皆さん、どんな加算とっていますか?」
今回の会は、以下のようなねらいがあります。
- 「どんな加算をとっていますか?」について、対話を通して共有し、学びほぐし(アンラーン)できたらいいな
- ビジケアの活用促進、会員相互が交流の促進につながる
今回の座談会はどんな加算を取っているかについて学びほぐしています!
実際の話し合った内容(一部抜粋)
まず初めに、体験の方もおられましたのでビジケア運営メンバーの辻本さんと山下さんと梅垣さんから自己紹介をさせていただきました。
今回は、総勢6名でそれぞれの事業所でとっている加算についてわいわいと楽しく対話しました!
まず、加算もれについて皆さんが話されていたのは、レセプトが終わった後に「あ!あの加算取り忘れた!」という失敗がどなたもご経験があるということでした。
そんな加算もれをしないように、それぞれの事業所で行っている仕組みや工夫、スタッフへの意識づけについてたくさんのアドバイスが繰り広げられました。
その中の一部をご紹介します。
- 属人的にすると大体もれてしまうので業務に逆算して加算を入れている
- 年単位で計画的に予定しながら加算を取っている
- 6年かけて加算をチェックできる体制を構築して網羅できている
- コミュニケーションツールを使って、それぞれの加算を取る部屋を作りチェックしている
- 後でやろうとなると夕方大変になるので、その都度タイムリーに入れていく
など
今回体験してくださった施設内訪問看護をされている方の話では、看護師が夜勤もしているけど緊急時加算がとれていないと知った参加者一同からは、「もったいな~い!」と心の声が漏れていました。
運営メンバーの辻本さんは4月に訪問看護ステーションを開設されていますが、実際に訪問看護に携わり、病院では看護師が当たり前にやっていたケアが在宅ではお金という価値に変わることにとても驚かれていました。
病院では普通にやっていたことが、在宅ではこんなに社会的に看護の価値が評価されているんですよね!
参加された皆さんで「この加算どうやってとるの?」とか、「どういう加算が取れるの?」など対話は盛り上がり、話題は尽きません。
その中でも特に、ある会員様の次の言葉がとても印象的でした。
加算を取りにいくことは悪いことではなく、看護師の存在意義や私たちが貢献したものに対してそれが存在価値になり、お金は後から対価としてついてくるものです。
この話を聞いて、今の訪問看護に加算があるというのは、訪問看護師の先人たちがこれまで頑張って成果を上げてこられたからこそあるものなんだなと、胸がじーんと温かくなりました。
また、運営メンバーの辻本さんが先輩から受けた言葉にもハッとさせられました。
介護保険は特に時間の制限があるので、看護ケアが時間超える場合はケアマネジャーさんにちゃんと言わないといけない。
訪問時間が超えているのに、お金を取らないということはあんたらが看護の価値を下げているんだ。
この話を聞き、訪問看護は自分のところの事業所だけの問題ではなくて、訪問看護全体の価値につながるんだと気の引き締まる気持ちになりました。
訪問看護は診療報酬であり、利用者さんの負担は1~3割で、7~9割は国のお金なので公的サービスの色合いもあります。
こう考えると、訪問看護は地域にケアを提供しているという見方や意識になりますね。
ケアマネジャーさんには加算を取るために利用者さんの情報を共有するわけではなく、「利用者さんにこういう悩みがあって精神的ケアが必要な状況でしたよ。」と加算が必要な状態の見せ方や伝え方の工夫も大切だというお話もありました。
ビジケア運営メンバーであるスーパー事務の森内さんも途中から参加してくださり、森内さんが作成されたレセプトの画期的なチェック表についても話が盛り上がっています。
今回の座談会は話がまだまだ続き、最後はエンゼルケアについての話題になりました。
呼吸停止してから医師が来るまでに時間がかかることは現場ではよくあることです。
こういう場合に、エンゼルケアは皆さんはどうしているのかという内容だったのですが、座談会もあっという間に時間が来てしまい、この続きは座談会二次会へと持ち越しになりました。
今回の座談会は運営判断のもと、動画共有は控えさせていただいていますが、実際に座談会に参加していただくと他ではなかなか得られない有益な情報を盛りだくさん持って帰っていただくことができます。
座談会にご興味がある方はぜひ参加してみてくださいね!
時間が足りないと思わせる内容もビジケアの座談会の特徴です。
より詳細な内容を知りたい方は是非ビジケアの有料会員になっていただき、今回のアーカイブ動画はありませんが、過去の座談会のアーカイブ動画を見ていただき、座談会の楽しい雰囲気を感じていただけたらと思います!
みなさんの意見を共有
活発な意見交換があり、耳だけ参加の方、意見を出し合った方も学びが深かったと思われます。
今回の座談会も運営メンバーや会員様や体験された方々と和やかな雰囲気で意見交換が行われ、大変盛り上がりました。
今回は参加者の皆様と「加算」について活発に対話ができ、お互いにとても学びとなったと思います。
今回もあっという間に90分が過ぎ、まだまだ時間が足りず座談会恒例の二次会でより深い話をしています!
座談会や二次会が気になる方は是非、お気軽な気持ちで大丈夫ですので次回の座談会へご参加してみてはいかがでしょうか!
ビジケアの座談会では「こんなことを今さら聞いてもいいのかな?」「いいこと言わないといけないのかな?」なんて全く思わず、お気軽にワイワイと楽しく対話しながら実施できることを目指しております。
ビジケアの有料会員に登録すると、今回のようなイベントにも無料で参加することができます。
参加できなくても、基本的に動画は共有させていただきます。
・「管理者、経営者の仲間が欲しい!」
・「現場で色々今悩んでいる!」
・「全国の皆んなと話し合いたい!」
・「経営者、管理者として色んな考え方や意見を知りたい!」
・顔を出さなくても、耳だけ参加でも、もちろんOK!
みなさんこんにちは!
株式会社ビジケアの代表の上妻(コウヅマ)です。
今回は有料会員様向けのイベントをご紹介させていただきます!
ビジケアの有料会員約300名(R5年7月現在)登録してくださっており、定期的にイベントを開催しています。
今回もたくさんの方にお集まりいただき、色々なお話をすることができました。
色々な方と対話をすることで、気持ちを共有でき、思考も整理できる素敵な場となっています。