2020年8月3日に第181回社会保障審議会介護給付費分科会が開催されました。
そこでは各団体からの令和3年度介護報酬改定に関するヒアリングが行われました。
この記事では、全国訪問看護事業協会が提出した要望書について説明をしていきます。
目次
令和3年度介護報酬改定に関する意見
一般社団法人 全国訪問看護事業協会は以下の点を要望しました。
「地域包括ケアシステム」の担い手として、訪問看護が役割を発揮するため、次の事項について検討いただきたい。
要望項目
- 中重度者の在宅療養を支える訪問看護の提供体制の拡充
- 質の高い訪問看護の評価(診療報酬との齟齬の解消)
中重度者の在宅療養を支える訪問看護の提供体制の拡充
看護体制強化加算について、看護職の人員基準を設け、看護職が全体の60%以上とする要件の追加を要望しています。
質の高い訪問看護の評価(診療報酬との齟齬の解消)
入院・入所時の医療機関等への情報提供の評価(訪問看護情報提供料の新設)を要望しています!
緊急時訪問看護加算を診療報酬の24時間対応体制加算と同額にするように要望をしています!
これから令和3年度介護報酬改定に向けて少しずつ議論が交わされていきます。
次年度の改定後に困らないで事業所運営ができるように少しずつ準備・対策をしていきましょう!