第18回ビジケアカンファレンス
離職を防ぐ”初期人材育成”とは?
〜 スタッフ教育と管理者育成をどう仕組み化するか 〜
📅 2026年6月16日(火)20:00〜
💻 Zoomオンライン開催
看護師 上妻
今回は「離職を防ぐ”初期人材育成”とは?」をテーマに、スタッフ教育だけでなく、管理者育成を含めた“育つ組織づくり”について活発な意見交換を行いました。人材育成の仕組みについて、各事業所の実践例や悩みをリアルにシェアし合える場になりました!
📸 第18回ビジケアカンファレンス — 参加者の皆さんと
👩💼
管理者の負担と離職問題 — 経営者が支える体制づくり
🏥 重症度の高い利用者を受け入れる現場の現実
冒頭では、医療的ケア児や人工呼吸器利用者など重症度の高い利用者を多く受け入れる事業所において、管理者の負担が大きく、管理者の離職が課題となっている現状が共有されました。
新たな管理者と共に組織の土台づくりを進める中で、経営者や統括が支え、管理者を一人にしない体制の重要性が語られました。
「管理者を孤独にしない」── 経営者・統括がそばにいる安心感が、管理者の定着を生む
参加者
管理者になったばかりのころは本当に不安で…。経営者が「一緒に考えるよ」と言ってくれた一言で踏み留まれた気がします。管理者を一人にしない仕組みって、すごく大事だと改めて感じました。
📋
プリセプターと指導担当を分ける — 全員で新人を育てる文化
🌱 役割を明確に分けた教育体制の実践例
教育体制については、プリセプターと指導担当を明確に分けている事業所の実践が紹介されました。
- プリセプター:メンタルフォローを担当。新人の精神的なサポートに集中する
- 指導担当(チームリーダー):技術・業務指導を担当。専門的なスキルを教える
この役割分担により「指導の圧」を軽減しながら、全員で新人を育てる文化をつくっているという話が印象的でした。
「一人の先輩がすべてを抱えるのではなく、チーム全体で新人を育てる」── この仕組みが、指導する側の負担軽減にもつながり、組織全体の離職防止に貢献します。
参加者
うちはプリセプターが指導もメンタルも全部やっていたので、プリセプター自身が疲弊してしまっていました。役割を分けるだけでこんなに変わるんですね。早速取り入れてみたいと思います!
🎓
教育を標準化する — 動画研修・教育リスト・定期評価の活用
📱 各事業所が実践している教育の工夫
- 入職時に理念や就業規則を管理者が自ら伝える(想いを直接届ける)
- 動画研修や教育リストを活用して教育内容を標準化する
- 社会人基礎力・責任感・時間管理などを定期的に評価する仕組みを整える
参加者
動画研修を導入してから「誰に聞くべきかわからない」という新人の不安がぐっと減りました。いつでも見返せるのが強いですし、指導する側の負担も減って一石二鳥でした!
🤔
人材育成の難しさ — 率直に語られた悩みと葛藤
💬 参加者から挙がった現場のリアルな課題
- 不満をもらすメンバーのいる組織をどうまとめるか
- 利用者さんやそのご家族と信頼関係が築けない職員への支援をどうするか
- 自己評価と実力のギャップを本人に気づかせるにはどうすればよいか
参加者
自己評価が高すぎるスタッフへのフィードバックって、本当に難しいですよね。傷つけずに、でも現実を伝えないといけない。同じ悩みを持つ方がこんなにいると知れて、少し気が楽になりました。
💡
「離職を防ぐ」本質とは — 全員を引き留めることではない
🔑 カンファレンスで生まれた大切な気づき
「離職を防ぐ」と言いながら、すべての人を引き留めることが目的ではなく——
「離職してほしくない人の離職を防ぐことこそが本質ではないか」
この問いかけには、多くの参加者が深くうなずいていました。全員を無理に引き留めようとすることで、組織全体のエネルギーが消耗してしまうこともあります。
「誰と一緒に組織を育てたいか」という視点を持つことで、採用・育成・定着のあり方が根本から変わってくるのかもしれません。
参加者
この言葉、刺さりました。全員に同じエネルギーをかけようとして、大切なスタッフへのフォローが手薄になっていたかもしれません。優先順位の考え方が変わりそうです。
看護師 上妻
今回のカンファレンスを通して、人材育成とは単なる教育技術ではなく、「組織の価値観を伝え、共に成長できる仲間を育てること」であると改めて確認できました。短期的な優しさだけではなく、長期的な成長を見据えた関わりが必要です。今まさに人材育成に悩んでいる方にとっても、非常に有意義な議論ができた回でした。初めて参加された方もいらっしゃり、嬉しかったです!次回もぜひご参加ください✨
📢 次回開催のお知らせ
第19回ビジケアカンファレンス
「業務改善のための神アプリ」
📅 2026年7月21日(火)20:00〜
訪問看護の業務改善をテーマに、実際に現場で使われている「神アプリ」やデジタルツールを持ち寄り、情報交換を行います。記録、スケジュール管理、AI活用、教育、タスク管理、情報共有、売上管理など、日々の業務を劇的に楽にしたツールや仕組みを、実際の活用事例とともに紹介し合います。
- AIを活用した文書作成・業務効率化
- スケジュール・タスク管理アプリ
- チームの情報共有を円滑にする工夫
- 「これ無しでは仕事できない!」わたしの神アプリ紹介
業務改善は、単なる効率化ではなく、スタッフが本来の看護に集中できる環境をつくることです。ぜひご参加お待ちしています!
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