自称リハ?自費リハビリテーション?
訪問看護ステーションにおいて、介護保険や医療保険ではない公的保険外サービス(いわゆる、自費リハビリ)を行っている事業所も増えてきています!
今回、「令和元年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業 (公的保険外・医療周辺サービス実態調査) 調査報告書」というものが日本医師会総合政策研究機構から出ました。
「自称リハ」事業者の多くは 「自費リハビリ」と称し、プログラム名に疾患名(脳梗塞、 心疾患など)を冠しているところがある。
介護予防事業等については理学療法士、作業療法士と名乗ることもできるが、「セラピスト」と称しているところもある。
利用者にとって、医療なのか、福祉系のサービスなのか、一般的なサービスなのかわかりにくい。
リハビリテーションの定義を確認し、名称の見直しを行う必要がある。
現在、「自費リハビリ」と称し、実施しているところもあるが、これからは「名称がしっかりと決まるかもしれない!」と言うことです。
介護保険の通所リハビリテーションを提供している医療機関が、利用者を自費の利用者に拡大しているケースもある。
医師以外が提供するケースでは、訪問看護ステーションが自費リハビリテーションを提供しているケースがある。
訪問看護ステーションにおけるリハビリ職員の増加が背景にあるものと推察される。
公的保険外サービスを実施している訪問看護ステーションの方は自身の行うサービスがどんな位置付けなのかを把握する必要がありますね!
今回「令和元年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業 (公的保険外・医療周辺サービス実態調査) 調査報告書」では、このようなイメージ図(定義づけをするものではありません。)を出しています。
訪問看護ステーションにおいて公的保険外サービスを実施している事業所は、まずは、「令和元年度商取引・サービス環境の適正化に係る事業 (公的保険外・医療周辺サービス実態調査) 調査報告書」を読み、今後出るかもしれない定義などの情報にも注目していく必要がありそうですね!