訪問看護の面接の心構え|志望動機を明確にする大切さについて解説します

悩む看護師

訪問看護の面接って何を聞かれるの?面接に受かるにはどのように答えたらいいのかな?

 

このような疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。

当記事では「訪問看護の面接の心構え」 と 「志望動機を明確にする大切さについてご紹介します。

訪問看護に興味のある看護師さん、訪問看護に転職を考えている看護師さんは、ぜひ参考にしてみてください!

 

訪問看護の面接の心構え6つ

訪問看護は、病院やクリニックとは少し違う環境です。

訪問看護の面接では、以下の点に注意して準備するとよいでしょう。

 

  1. 訪問看護の理解とやる気
  2. コミュニケーション能力
  3. 柔軟性と自己管理能力
  4. 患者の尊厳を尊重する姿勢
  5. 自己成長への意欲
  6. 自己紹介や経験の要約

 

それぞれについて説明していきます。

 

訪問看護の理解とやる気

面接官は、訪問看護の重要性や難しさを理解し、それに対する覚悟と、どのくらいのやる気を持っているか?をみています。

訪問看護がサービスとして提供する以下のようなことを具体的に伝えられると良いでしょう。

 

  • 利用者さんや家族との信頼関係の構築
  • 生活環境に応じたケアの提供の意義

 

訪問看護の特性を理解し、利用者さん個人の人間性に興味を持っているということを伝えましょう。

 

コミュニケーション能力

訪問看護では、利用者さんや家族、他の医療スタッフとも円滑に連携できる能力が求められます。

特に家庭環境でのケアでは、信頼関係を築くための柔軟な対応が求められますので、過去の職務経験やエピソードを伝え、自分のコミュニケーション力を示すことが大切です。

 

柔軟性と自己管理能力

訪問看護はさまざまな環境での勤務となります。

時には不測の事態が発生することもあります。

柔軟性と自己理解能力が求められるため、その点についても伝えられると良いでしょう。

スケジュール管理や自身の体調管理、メンタルケアなど、これまでどのように柔軟に対応してきたかの具体的な体験談を話せるとより伝わると思います。

 

利用者さんの尊厳を尊重できる能力

訪問看護では、利用者さんが自身の生活空間で安心してケアを受けられることが重要です。

そのため、利用さんの価値観や希望を尊重しつつ、適切なケアを提供する姿勢が評価されます。

特に今は、尊厳に対してはさまざまな話題が表面化してきています。

尊厳を重んじた看護を心掛けた体験談、または考え方を示すと、信頼できる人と好感を持たれやすいでしょう。

 

自己成長への意欲

訪問看護は多様なスキルが必要とされる分野です。

継続的に学び、成長する意欲を持っているかも重要視されます。

特に、終末期ケアや生活支援に関する知識を深めたい気持ちや、研修や資格取得への意欲などがあれば、それを具体的にアピールすると良いでしょう。

 

 自己紹介や経験の要約

面接では、自分の経歴や経験を簡潔に説明する力も求められます。

訪問看護に関連する経験やスキルを中心に、簡潔でわかりやすい自己紹介を準備しておくと印象が良くなります。

 

訪問看護の面接で志望動機を明確にする大切さ

 

訪問看護の面接での心構えを6つ解説しましたが、面接に挑む前に「なぜ自分は訪問看護をやりたいと思ったのか?」という志望動機を明確にしておくことも非常に大切です。

その理由は以下の7つです。

 

  1. 意欲と価値観を伝えられる
  2.  面接官に印象を残すことができる
  3.  訪問看護への理解度を示すことができる
  4.  自己の強みをアピールできる
  5. 将来の目標やビジョンを共有できる
  6. チームや組織に与える影響を伝えることができる
  7. 自身のやりがいを見出すことができる

 

順番に解説します。

 

意欲と価値観を伝えられる

志望動機を通じて、自分の価値観やモチベーションが訪問看護の現場と合っていることを面接官に具体的に伝えられると、「事業所に必要な人材!」と印象つけることができます。

 

面接官に印象を残すことができる

志望動機が具体的であれば面接官の印象に残りやすく、他の候補者との差別化が図れます。

 

訪問看護への理解度を示すことができる

志望動機を具体的に説明することで、訪問看護の役割や目的について理解していることが伝わります。

訪問看護の制度は複雑です。

不安も多いことは面接官も理解していますから、反対にわからないことは遠慮なく素直に質問してみましょう。

 

自己の強みをアピールできる

志望動機を通じて、今までの経験や自分の持っているスキルがどのように役立つかをアピールする機会になります。

パソコン技術や民間資格などの看護技術以外のスキルも役立てたい!などの意欲は、ぜひ伝えましょう。

 

将来の目標やビジョンを共有できる

将来の目標や成長意欲を示すことで、長期的に活躍できる人材であることを印象付けます

経験年数が少なくとも、やる気を重視してもらえます。

 

チームや組織に与える影響を伝えることができる

志望動機を通じて、自分がどのようにチームや利用者さんに貢献したいと考えているかを伝え、組織に良い影響を与える意欲を示せます。

個人個人のパフォーマンスだけでは成り立たないのが訪問看護ですから、チームワークの大切さを理解していることはとても大切です。

 

自身のやりがいを見出すことができる

自分がどのような点にやりがいを感じ、どのように利用者さんに接していきたいかを明確にすることで、自身の仕事に対する意識も深まります。

長く勤めるには、自身のやりがいは最も大切です。

 

まとめ

訪問看護の面接で志望動機を明確に伝えることは、応募者の意欲や価値観、強み、将来の目標を効果的にアピールするために重要です。

具体的で情熱的な志望動機を伝えることで、面接官に強い印象を残し、自分が組織にとって適切な人材であることを示すことができますね。

 

 

先輩訪問看護師
 十分に自分をアピールし、希望の事業所に入れるよう頑張りましょう!

 

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