次世代訪問看護師紹介vol.22|本田裕さん

ビジケア広報・町田
「次世代訪問看護師」は、訪問看護の現場で実際に働いている人たちの働き方や想いを紹介するコーナーです。

今回は、訪問看護管理者として働く本田裕さんをご紹介します!

 

お名前

本田さん
本田裕です。

よろしくお願いします!

 

働いている地域はどちらですか?

本田さん
神奈川県鎌倉市で働いています。

 

働いている職場(事業所)を教えてください

本田さん
アカラ・ケア訪問看護ステーションです。

開設から管理者として働いています。

 

現在の仕事以前の職歴や経歴を教えてください

本田さん
大学病院で4年(婦人科・血液内科)、重症心身障害者施設で1年、行政保健師で3年、内科クリニックで2年働きました。

 

現職(訪問看護師)歴は?

本田さん
3年目になります。

内科クリニック2年間で「みなし訪問看護」として、訪看、採用業務、管理者業務、経営補助をやっていました。

その後クリニックの院長が株式会社を設立し、訪問看護ステーションを設立し、そこで改めて管理者になりました。

 

みなし訪問看護(みなし指定)とは

健康保険法の保険医療機関・保険薬局(以下「保険医療機関等」といいます。)に指定された医療機関・薬局は、介護保険法による医療系サービスの事業者として、指定をされたものとみなされます(これを「みなし指定」といいます。)。
保険医療機関等がみなし指定を用いて行うことができる(介護予防)居宅サービスは、以下のとおりです。

 
みなし指定となるサービス
保険医療機関 (介護予防)訪問看護
(介護予防)居宅療養管理指導 ※注意1
(介護予防)短期入所療養介護 ※注意2
(介護予防)訪問リハビリテーション
(介護予防)通所リハビリテーション
保険薬局 (介護予防)居宅療養管理指導

東京都福祉保健局より引用)

 

訪問看護に興味を持ったきっかけは?

本田さん
急性期病院では治療の補助に従事し、回復する患者に関われることがやりがいでした。その一方で、治療がうまくいかず自宅に帰れない方を多くみてきて疑問を感じることもありました。

そこで健康寿命を伸ばすことを目的とした行政の保健事業で働くようになり、地域で暮らす人々を支援することに魅力を感じました。

でも・・・限られた予算のサービスを限定的な人数にしか提供できていないことに葛藤も生まれたんですよね。

 

町田
確かに、病院や決まった事業の中で、人に提供できることって限りがありますよね・・・。

もちろん必要な援助ではあるんですが、限局されていることでの善し悪し・一長一短があるなぁと感じます。

 

本田さん
そこから、転職活動中に”訪問看護ステーション開設を考えているクリニック”を探して就職しました。

そこでは診療時間外に健康情報の講演会や、飲食をしながらの相談会を行なっており、 診療や看護+αの働きができて、そこに魅力を感じたんですよね。

 

町田
医療だけじゃない、看護師だけじゃない、訪問看護だけじゃない・・・

そういう地域包括的な場所・人・活動、最近増えてきていますよね。

 

訪問看護を始める前に感じていた、訪問看護のイメージは?

本田さん
病院経験がしっかりあって全身状態管理ができないと、訪問看護師の役割を果たせないだろうな・・・と想像していました。

 

実際に始めてみて変わった・感じる訪問看護の世界

本田さん
病院は「病気を治すこと」が第一の目標でした。

でも訪問看護は「本人・家族の望む生活を支援すること」が目的にあり、本人の希望が第一優先されます。

「治癒」が目標ではないことが病院と在宅の大きな違いですよね。

 

町田
病気は治っても、加齢による身体機能の低下でいつか人は死を迎える・・・。病院では「どこまで治療するのか?」が医療者に委ねられがちですよね。

以前は病気は治す、生命・生存が最優先される時代でしたが、今は社会的にも「治す医療」よりも「治せなくても支える医療」という考えが浸透しはじめていますよね。

 

本田さん
在宅の場では、行政、ケアマネ、精神保健福祉士など、他医療機関と連携することで、利用者の問題解決方法に答えが出ます。

訪問看護といっても、訪問看護事業所単体で仕事をするわけではないんですよね。

 

訪問看護でやりがいや喜びを感じること・嬉しかったエピソードはありますか?

本田さん
一人の利用者さんに決まった時間で、しっかり関われることが嬉しいですね。

病院では、ナースコールなどで「少しお待ちください」と患者の側を離れることが苦痛でした。

 

町田
あぁ・・・分かります・・・!

患者さんとゆっくり関わりたいのに、病院だとそんな余裕もないですもんね・・・。

一対一でしっかりケアができるのが訪問看護の魅力ですよね。

 

本田さん
そうですね・・・!

それと、PTOTSTとチームを組むことにより、利用者さんのアセスメントの幅が広がることも魅力ですね!

 

町田
一人や一つの職種だけでは思いつかないことも、複数人・多職種で意見交換することで、視点や気づきが広がりますよね!

多職種連携・チームでの支援がとても大事だなぁと、私も働いていてしみじみと感じます。

 

働く中で、大変だった・苦労した場面やエピソードを教えてください

本田さん
大変なのは・・・一人で訪問に行くため、その時々での自己判断が重要になることですね。

また、訪問時間内で処置を完了することや、次回の訪問日まであらゆる困難場面を想定したアドバイスが必要になるので大変ですね。

 

町田
24時間交代で患者さんをみる病院とは違って、訪問看護での関わりは週に1~2回、一回で1時間など限られた時間ですもんね・・・。

時間の捉え方や考える視点が変わってきますよね。

 

これから先、どんな訪問看護師になっていきたいですか?

本田さん
どこにいても生活の主体は”本人”だと私は思っています。

だからこそ、その中に専門職として科学的根拠を持ちつつ、知識と技術を織り交ぜながら利用者に伴走できる存在でありたいですね!

 

町田
本田さん、働く中で常に望ましい・より良い援助や関わり方を考え続けていますよね・・・!

仕事への真摯な姿勢が伝わってきます。本田さん、ありがとうございました!

 

本田さんの活動紹介

・本田さんのfacebook

 

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町田
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ABOUT US

町田 舞
広報
ビジケア広報・ウェブ担当。 看護師/フリーランス。看護メディア(マイナビ看護師、ナース専科、月刊ナーシング等)で執筆・編集経験多数。在宅医療研究会レポート担当。2020年8月~都内の訪問看護ステーションにて管理者に就任。システムエンジニアだった経験を活かしウェブ・SNS・ITの力でヒト・モノ・コトの橋渡しを軸に活動。ITとリアルの融合で人がつながり支え合う地域包括社会を目指す。